渡辺真理の名言 一覧

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渡辺真理のプロフィール

渡辺真理、わたなべ・まり。日本のアナウンサー。神奈川県出身。国際基督教大学教養学部人文科学科卒業後、TBSにアナウンサーとして入社。『モーニングEye』『クイズダービー』『そこが知りたい』『スーパーサッカー』『筑紫哲也 NEWS23』などでキャスターやアシスタントとして活躍。その後退社し、フリーアナウンサーとなり、『ニュースステーション』サブキャスターなどを務めた。

仕事をするなかでやらなければならないことを、宿題のようにこなしてきたことが、結果的に自己投資になってきたのだと思います。


努力せずにうまくいったことよりも、向いていないこと、何らかの障害があることのほうが、結果として自分を成長させてくれる気がするんです。抽象的な言い方ですが、理不尽な思いを呑み込んだり、どうしたらいいのかとグルグル考えたりすることが、最終的には自分で自分を支える力になるのではないかという気がします。


前もってこれを勉強しておけば仕事がうまくいく、なんてことはほとんどないですよね。仕事における勉強はテスト勉強とは違い、勉強というかたちを取らない勉強です。道のない森で迷いながら、進む方向を手探りで決めていくような状態です。ほかに方法がないのですから、試行錯誤をすることでしか答えは出ない。でもそれが、手がかりになることもある。ですから、何をしていても自己投資でない瞬間はない、と思うんです。たとえ目の前の仕事をこなすのに精一杯でも、なんとか逃げずに乗り切ることができたら、こんなに大きな自己投資はないのではないでしょうか。


私の声は、とてもマイクに乗りにくい声なんです。ですから、本当はお話しするのは恥ずかしいことなのですが、毎日のトレーニングは欠かさないようにしています。さすがに、屋上で大きな声を出すなんてことはしませんが、クルマの運転中に発声や滑舌の練習を心がけています。そうやって声を出す練習をしても、ちゃんと視聴者の方々に届くという保証もないのですから、不安はまだありますね。


あるとき、久米(宏)さんに「君のやろうとしていることはわかる。ただ、それにはベースとなる技術がないとダメでしよ」といわれたんです。それまでの私は、アナウンサー的なパーフェクトな話し方よりも、思いが伝わる話し方のほうが大事だと思っていました。でも、それは基礎となる技術があっての話。声量や発声、発音が高いレベルに達して初めて、どう表現するかという課題に取り組むことができる。久米さんの指摘で、遅まきながらそれに気づかされて、技術の特訓を嫌っていたことをものすごく反省しました。


入社して6か月間、アナウンサーとしてデビューするために本社から離れたプレハブの一室で特訓の日々を送りました。でもその特訓が終わった段階でも、アナウンサーとして先輩から合格点はもらえていなかったと思います。ですが、プレハブにこもってやった特訓以上に、できないなりに現場で仕事を毎日実践していくことで、体得できたものが大きかったのだと思います。


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