渡辺元智の名言 一覧

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渡辺元智のプロフィール

渡辺元智、わたなべ・もとのり。高校野球指導者、教師。横浜高等学校硬式野球部終身名誉監督。神奈川県出身。神奈川大学中退。母校・横浜高等学校硬式野球部のコーチを経て監督に就任。監督業の傍ら関東学院大学夜間部で教員免許を取得。横浜高等学校を強豪校に育てた。

生徒との接し方は変えてきましたが、指導の理念や信念は変えていません。指導者や教育者はその点でブレてはいけないのです。


生徒には人生の師となる人を見つけなさいと伝えています。私が教育者になれたのも、後援者の方をはじめとする恩師たちのおかげですから。


横浜高校にはプロ志望の生徒が集まってきます。そうした彼らには入学直後、「君たちの中でプロになれるのはせいぜい1人」と話します。4人がプロ入りした学年もありますが、ならすと1学年1人という実績なんです。だからといって諦めてはいけない。甲子園やプロを目指して努力を重ねる。その結果、最後までベンチに入れなくても、「あの横浜で3年間頑張った」という経験は必ず自信になる。その自信をもって人生の勝利者を目指しなさいと。


米国式の指導法を取り入れ、生徒たちの自主性に任せて伸び伸びと練習や試合をさせるようにもなりました。ですが、そうするとわがままな生徒が出てくる。やはりいある程度は厳しくしないといけない。考えた末にコーチとの分業制を始めました。コーチには練習で生徒を厳しく指導してもらう。監督の私は野球に取り組む姿勢などを伝えることに専念しました。この分業制が功を奏し、98年には甲子園春夏連覇を達成しました。


後援してくれている方の一人に、「高校野球の監督である君は単に野球の指導者だけでなく、教育者でなければならない。自分を磨きなさい」と諭された。それまでは試合に勝つことばかり考えていましたから、練習についてこられず落後していく生徒を思いやることなどなかった。教育者ではなかったわけです。それで生徒と我慢強く会話し、その時々の状態や気持ちを常に把握するようにしました。この接し方の転換が実を結び、80年に夏の甲子園を初めて制覇しました。


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