渋谷昌三の名言 一覧

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渋谷昌三のプロフィール

渋谷昌三、しぶや・しょうぞう。日本の社会心理学者。神奈川県出身。学習院大学哲学科卒業、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程満期退学。都立大で文学博士号を取得。学習院大学助手、山梨医料大学助教授、山梨医料大学教授、目白大学社会学部社会情報学科教授、目白大学大学院心理学研究科教授などを務めた。一般向けの著書を多数執筆した。

初対面での第一印象にこだわるあまり、無理して普段の自分を隠してしまうと、むしろあとからつらくなります。無理に自分を変えようとするより、普段の自分を活かすためにスキルを使っていくのがいいのではないでしょうか。


心理学にはセルフ・シンクロニー(自己同調行動)という概念があります。要するに「気持ちは動作に出る」ということ。たとえば同じ「ありがとうございます」という言葉でも、本当に感謝しているときと口先だけのときではお辞儀の角度が変わります。好きな人はつい見てしまいますし、嫌いな人に会うと表情がこわばります。


気心の知れた人だけでなく、普段からいろいろな人と接して上手に関係を作る経験を重ねることも大切です。初対面では相手がどんなキャラクターなのかがわかりませんから、どんなタイプでもうまく対処できる能力が不可欠なのです。ときには苦手な人と積極的に接してみることも、第一印象をよくするための訓練となるのです。


注意が必要なのは知らず知らずのうちに「怒り筋」を鍛えてしまっている人。怒ってばかりいる人は、怒っていないときでもとつつきにくい印象を与えるようになってしまうのです。なんとなく自分が悪い印象を与えてしまっていると自覚している人は、普段自分がどんな表情をしているか、振り返ってみるといいかもしれません。


口をきっと結んで何かに集中している人には話しかけづらいものです。第一印象が悪い人というのは、基本的に「話しかけにくい」印象を与えていると思っていいでしょう。


話しかけやすい人の特徴は、主に表情と動作に変われます。動作では全身がリラックスしている。表情は口が軽く開いていて、頬の筋肉が緩んでいる状態です。これはつまり、すぐに話せる状態、こちらからの問いかけにすぐに反応してくれるであろう状態だということ。だからこそ命普段からこういう表情や動作をしている人は、話しやすい印象を与えるわけです。


「初対面では第一印象が大事」と言うと、「どう取られるかは相手次第」という受け身なイメージを持つ人が多いのではないかと思います。そのため、多くの人は「見かけがいい人ほどいい印象を持ってもらえる」と考え、「自分はそれほど見た目がよくないから……」と諦めてしまったりします。けれども、実際には相手が抱く第一印象は、こちらの働きかけ次第でいかようにも変えられます。


人と話す際、視線を最初から合わせるよりは、途中から合わせる回数を増やした方が好感度が高まるという実験結果があります。うなずき回数についても同様。ゲイン効果と呼ばれているものです。


次も喜んで会ってもらえるような印象を残していくことも重要です。そのためには、いいところで話を中断させるのが効果的。これを「ツァイガルニク効果」といいます。「サッカーがお好きならもっとお話ししたかったです。次の機会にぜひ」といったひと言を最後に残すことによって、印象は大きく変わります。


初対面の相手に興味を持ってもらうためには、「新奇性」が重要です。人が興味を持つのは、話しているといろいろな面が出てくる人。「できる人」は仕事ばかりではなく、趣味が多彩だったりするものです。意外な趣味を持つことで「こんな人だったのか」と思ってもらえる面をアピールすることも効果的です。


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