淀川長治の名言 一覧

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淀川長治のプロフィール

淀川長治、よどがわ・ながはる。日本の映画解説者、評論家。米国映画配給会社ユナイテッド・アーティスツや、東宝の宣伝部などで多くの映画人と人脈を構築した。太平洋戦争後は「映画の友」の編集長などを経て映画評論家として活躍。長期にわたりテレビ朝日の日曜洋画劇場で解説を務め、独特の話し方と「怖いですねえ、恐ろしいですねえ」「サヨナラ、サヨナラ」などのセリフで多くのファンを得た

人間が生きるということはどういうことかといつも考える。すると死ぬことだということに帰着する。死ぬとわかれば今日この一日を十分に生きねば損だと思う。


キザな言い方だが、講演するときもこのあと私はきっと死ぬのだと自分に言い聞かせることにしている。するとその講演に命をかける。二時間がまるで20分ぐらいの勢いでしゃべってしまう。講演の後は汗でびっしょりだ。けれども不思議なことにこの方が疲れない。思いっきりやったという私だけの満足感が疲れを忘れさせる。


チャップリンは幼少時代ひどい苦労をなめた。貧しさのあまり頭が変になった母とチャップリンは二人暮らしになった。父を5歳で失った時に母は発狂した。腹違いの9歳の兄はこの家から逃れて船のボーイになった。5歳のチャップリンは食べるものがなくなってマーケット裏に捨てられた残飯を拾ったこともあったという。その苦労がのちのチャップリン喜劇の中でいかに生きて描かれているかがわかるのである。それにこの母が実は偉かったのである。木が鎮まって生気を戻すと、小さな我が子を枕辺に呼び「イエス様はお前が運命をまっとうすることをお望みなのだよ」と何度も諭した。つまり自殺をするなということである。それは小さな我が子に言うよりも苦しい自分に言って聞かせたのであろう。そのチャップリンの苦労がのちに幸せの花を咲かせたのである。思えば神様は人間を豊かに幸せにするためにいつも苦労させるのだ。


大切な一日をあくびなんかしてふやけている人。いやですねぇ。


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