浮川和宣の名言 一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加

浮川和宣のプロフィール

浮川和宣、うきがわ かずのり。日本の経営者、プログラマー。ワープロソフト「一太郎」などを展開するジャストシステムの創業者。愛媛県出身。愛媛大学工学部電気工学科卒業後、西芝電機に入社。その後独立し、ジャストシステムを創業。同社を大きく成長させた。そのほか、コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)副理事、日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会理事などを務めた。

いい商品というのは、半分は「お客さんの声」でできています。そして残り半分が技術者の情熱です。情熱とお客の声。ちょうど半々だと商品が動き出します。


私は30年間一貫してユーザーの立場でいました。例えば、パソコンのキーボード。当たり前と思っているでしょ?でも、パソコン側の事情で生まれたもので、ヘンなものです。テレビのリモコンよりボタンがたくさんあって、初めて触る人には絶対扱えない。「怖い」と言う人もいるんですから。じゃあ、怖くない方法は何か、と考えるから新しいアイデアが出るんです。


些細なことを見逃さないため、お客さんの声も集めました。一太郎では購入者の80%がユーザー登録をして意見をくれました。通常は3割程度と言われるユーザー登録で、これだけ登録率が高いのは、ユーザーの代弁者として、皆の意見を反映するようにしてきたからです。


「何でそんな些細なことを」とほかの人が思うようなことでも、私は大騒ぎしています。「針小棒大」と言われることもありますが、技術者はそれぐらいでちょうどいいんです。


自分で創業したジャストシステムを離れ、新会社を立ち上げたのは、単純にやりたいことがたくさんあったからです。「引退してもおかしくない年齢」と言われましたが、意欲はまだまだ十分あります。ならば、ゼロから始めよう、と考えたのです。


実は、40歳の頃、誰かに会社をお願いして、新しいことを始めたいと思っていました。当時の一太郎は完璧ではありませんが、やりたいことの大半は具現化できました。既に制覇したテーマになっていたのです。その一方で、私の頭には次から次へとやりたいことが浮かんでいた。テレビを見れば、「こうすればいいのに」と家内相手にアイデアをしゃべっている。言うだけじゃなく、やりたくなっていたんです。もちろん経営責任があるので、放棄するつもりはありません。逆に完璧に事業継承したかった。鉄道で言えば、成長のレールを敷き、走らせる機関車を作る。後は改良すればよいという状況を作りたかったんです。でも、経済不況や何やらで20年もかかってしまいました。


人名ランダムピックアップ


経営・ビジネス・投資・仕事・お金・経済的な分野で成功を収めた人たちの名言を収録しています。

ページの先頭へ