浜田宏の名言 一覧

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浜田宏のプロフィール

浜田宏、はまだ・ひろし。日本の経営者。東京出身。早稲田大学第一文学部卒業後、山下新日本汽船(のちの商船三井)、アリコ・ジャパンを経て、サンダーバード国際経営大学院でMBAを取得。米国クラーク・コンサルティング・グループ勤務後、デルコンピューター(のちのデル)に入社し、日本法人社長、米国本社副社長などを努める。その後、企業再生事業を手掛けるリヴァンプ代表パートナーを務めたのち、「HOYA」COO(最高執行責任者)、「アルヒ(旧SBIモーゲージ)」社長・会長を務めた。

私が会社を去っても成長が続く体制を整えることが使命。


お客様はそれぞれ異なる人生を歩んでいます。我々も多様な人材をそろえないと、お客様ひとりひとりのニーズに合ったサービスを提供することができない。


何も目標がなかったり、普段から真剣に考えずに適当な目標を掲げたりするだけでは、努力も続かないのではないでしょうか。


努力の質も、仕事の効率化とリンクしていると思います。仕事の整理整頓ができない人は、勉強も非効率で中途半端です。その意味でも、まず目の前の仕事を効率的にこなす習慣をつけるべきです。


目標ができたら、悩んだり考えたりしないで、馬車馬のようにとにかく努力することです。努力ができない人は、その目標が見つかっていない人なのでしょう。


素直な心で周りの声に耳を傾ければ向上心が高まり、知識・スキルが身につきやすいし、その姿勢を見て回りも、「コイツにいい環境を与えてやろう」「一皮むける経験をさせよう」と考えてくれるので、いろいろな体験を積むことができます。それで成長できたことに対して感謝の気持ちを抱けば、さらにエンジンが回って、成長のスパイラルが加速していきます。


大切なのはIQよりEQです。ビジネスパーソンが成長を続けるためには、「心技体」のエンジンを回すことが重要です。心を磨けば技も体も磨かれ、自ずと成果も出るはずです。


自分だけでなく周りの人も、100の努力をして40~60の成果しか出なければ、それは会社に問題があるのかもしれません。組織の中には、インプットがアウトプットに直結するのを邪魔する障害物がいろいろと潜んでいます。たとえば年功序列や学閥、男女差別といったものが壁になっているのかもしれないし、根性論がまかり通って成果を出すための科学が欠如しているのかもしれません。まともな会社なら、100の努力をしたら、平均90~100くらいのアウトプットが出るものです。経営者はそういう組織づくりを目指すべきです。


課題が複数あれば、「最も重要で、なおかつ不得手なもの」からあえて取り組んでいます。やりやすいものから始めて勢いをつける方法もありますが、苦手なものを克服するにはどうしても時間がかかり、目標達成に間に合わなくなる可能性もあります。それを避けるために、いま欠けているものをすべて洗い出し、プライオリティー(優先順位)の高いものからとりかかるべきでしょう。得意なものは、放っておいても要領よく率先してこなすのが人間ですから。


会社と勉強を両立するには時間を有効に活用するしかありません。通勤時間の往復2時間はもちろん勉強。歩いている時間はリスニングにあて、雑音がうるさい電車の中では文法の勉強です。また週3日は、同僚とランチに行くのを我慢して昼休みに勉強。さらに社内プロジェクトが終わる11時から、終電が発車する12時15分まで会社で勉強。1日4時間は勉強していました。


仕事に全力で取り組むうちに、「世界のどこに行っても通用するプロの仕事人になるには海外留学だ」と新たな目標が見つかり、必死に勉強するようになりました。何もやりきらないうちに留学うんぬんと言っていたら、結局は絵空事になって実現しなかったでしょう。


結果が出るまでやれば、いままで嫌いだったものが好きになるかもしれないし、逆に結果が出ても楽しくないと気づくかもしれない。人生は登山と同じです。目の前の山が何番目に高いかは、麓(ふもと)から見えはしません。頂上まで登って初めて視野が開け、自分に合った山が見つかるんです。


自分探しにはまってしまうのは要注意です。どこかに「本当の自分」がいて、それにいつか出会えるという考え方は危険です。本当の自分なんてどこにもいません。むしろ、自分は自分でつくっていくものです。それは目の前の仕事をひとつやりきって、自分を確認していくしかありません。


僕が思うに、努力はしたいからするのではなく、あくまでも結果だと思います。どうやって生きていくのか、それを深く考えるから、目標ができたときにそれが自分への強いコミットメントを生み、結果的に努力するようになります。


当時の学生にとっては、卒業したら企業に就職してサラリーマンになるというのは既定路線でした。でも僕は、フラフラと過ごしながら、自分の将来についていろいろと悩んでいました。逆にそれがよかったのでしょう。何をやりたいのかと深く考えた分だけ、いったん目標ができたら、そこに向かうエネルギーが湧いてきたんです。


コアがぶれなければ、集中力も高まるはずです。だからまずは、ブレない自分の価値観を見極めましょう。


もし僕が、「集中力が続かない若手社員を鍛えよ」といわれたら、まず自分の人生というのを徹底的に考えさせるでしょう。会社にとってのバリューを考えるより先に、自分の人生にとってのバリューを考えさせる。実際デルにいたときも、社長の時間の30~40%は、社内一人一人のキャリアパスを考えさせる時間、人を育てる時間にあてていました。


集中のモチベーションは目的意識です。だからまずは、自分の目的を考える。でも、その前提として自分の仕事観、さらに人生観がないと、目的意識など生まれようがありません。


自分自身も本当に世界トップクラスのプロの経営者になったかというと、正直、三合目程度だと思います。今後も引き続き鍛錬を重ね、四合目、五合目とチャレンジしていきたいと思います。


世界のトップレベルのエリートは、たいていの場合、何社かを渡り歩いて、何十万人と競争をしながら、激しい戦いに勝って勝って勝ち抜いてきたサラブレッドです。そうした人は自己管理も徹底しているし、身体も丈夫。心技体のバランスがとれています。集中力だって並大抵じゃないですよ。


世界のビジネスエリートは、常に生きるか死ぬかの真剣勝負です。とくにトップになるにつれ、意思決定を誤れば翌週から席がないという、サバイバルの世界です。だからこそ強烈な責任感があるし、常に背水の陣という危機感もある。真剣度合いが違います。


日本には本当の意味でプロを育てる土壌が、まだ完全に根付いていません。健全な競争を排除したり、転職をよしとしない土壌が、いまだに残っています。そうした環境では、40歳を過ぎても、社外ではまったく使い物にならない、社内政治しかできない人間になりかねません。


世界で通用するビジネスマンには、ここぞという場面での集中力は欠かせません。実際、日本のビジネスパーソンの集中力は、いわゆる欧米やアジアの一流ビジネスエリートには、まだ敵わないと思います。たとえば、国際線の飛行機内。欧米、あるいはアジアのプロフェッショナルは、寸暇を惜しんでパソコンのキーボードを叩いていますが、日本人の多くは、酒を飲んでいるか寝ているかのどちらかでしょう。その差です。


その時々で細かい変化はあります。ただ、「プロの仕事師になりたい」という目標意識の核は一度もブレたことがありません。


MBAをとったあと、僕はまず、グローバルビジネスのコンサルタントになって、37歳までには、いっぱしのビジネスパーソンになろうと考えました。そうして40歳までには、最低でも社員80人、できれば数百人の外資系企業の社長になろうと。そうやって、常に5年後、10年後、自分がどうなりたいかを意識していました。


留学に行ったときも、すべて自費でしたから、社費で派遣されている留学生とは気持ちが違いました。外国人と安アパートをルームシェアして、自分でエアコンを取り付けたボロボロのクルマに乗ってと、ギリギリの生活をしながらも、しゃかりきに勉強してMBAを取得しました。海外で通用するプロの仕事師になりたい。そんなシンプルなモチベーションがあったからこそ、ピュアな集中力が生まれたんだと思います。


目的意識さえあれば、どんなに忙しくても、時間はつくれるものです。僕の場合、毎朝、自宅から駅まで12分間、できるだけ交通量の少ない道を歩いて、英会話のラジオを聞いていました。もちろん、電車に乗ってもヘッドホン・ステレオを聞き続ける。そそて地下鉄に入るまでは、それこそ集中してリスニングの時間です。そうして地下鉄線内に入ったら、ゴーとうるさくなるので、次は文法の時間。会社の最寄り駅まで文法を勉強する。そして、駅から会社までの5分間はまたリスニングの時間。これで、往復2時間は集中して勉強できます。


プロの仕事師とは、世界のどこにいっても通用する、正真正銘、プロフェッショナルのビジネスパーソンです。そのためには留学して勉強したい。その貯金ができる収入を求めて、外資系保険会社に転職しました。転職先では毎晩11時まで働いて、月に100時間を超えるほど残業していました。それでも毎日4時間は、留学のために集中して勉強していました。


私が大学を卒業して入社した大手の海運会社は、いわゆる年功序列が支配する日本企業でした。そうしたなか、サラリーマンとして通勤電車に揺られながら、社内政治ばかりに関心を持ったり、組織の中の見方でしか物事を語れない人、また電車の中で漫画ばかり読んでいる人などを見て、将来こうはなりたくないなと。そのためにどうすべきか考え、「プロの仕事師を目指そう」と決意して、留学を決めました。


誰だって、目標が漠然としているのに集中なんてできないでしょう。30代の終わりに留学しようと決意したときも、しゃかりきになって、それこそ集中して勉強しましたが、それは、こういう人間になりたいという目的意識があったからこそできたことです。自分を駆り立ててきたのは、いつも問題意識です。


自分探しにハマってしまうのは要注意です。本当の自分なんてどこにもいやしない。むしろ、自分は自分で作っていくものです。それには目の前の仕事を一つ一つやりきって、自分を確認していくしいかありません。


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