沼澤拓也の名言 一覧

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沼澤拓也のプロフィール

沼澤拓也、ぬまざわ・たくや。日本の顧客管理専門コンサルタント。福岡県出身。商業高校卒業後、大手通信メーカーに入社。主に電気、電子部品の工程管理業務担当したのち、株式会社PALTEK入社。同社の新規開拓を担当し、大きな成果をあげた。 その後、データベースを活用した営業改革のコンサルティングを行った。著書に『一枚のハガキで仕事はこんなに変わる』『お客様の心に響く直筆三行はがき術』ほか

手書きのハガキを出すことはダイエットと同じです。ラクな方法はありません。続けることが近道です。


成績が急に上がらなくても、手書きのハガキを出し続けることが重要です。ハガキは書いたからといって急に効果が出るものではありません。ですが、続ければ確実に何かが変わります。その何かをつかむまで続けることが、何より大切なことなのです。


相手のことを考えることはとても大切です。たとえば手書きのハガキを出すとき、目的は営業であっても、「売ってやろう」という気持ちが前面に出てしまっては、お客様は離れて行ってしまいます。まずは相手のことを考えて、いい人間関係をつくることができれば、必要なときにお客様の方から声をかけてくださるはずです。


見知らぬ人にいきなり手紙を送っても相手にされないのでは、と思う人も多いと思いますが、書き方次第で豊富な人脈を築くことができます。その際のポイントは、相手の気持ちを考えて、手間暇を惜しまずに書くということです。また、たとえ返事がなくても落ち込まず、折を見てお便りすることも大切です。そのうち、あなたの思いと努力に応えてくれる人がきっと現れます。


私は、独立してからの仕事のほとんどをハガキで培った人間関係でつないできました。でも、そういった人間関係は、本当は誰にでもあるものなのです。誰かに紹介してもらった人が、仕事をもってきてくれた、という経験のある人は多いでしょう。ただ、ほとんどの人はそういう人間関係について記録を残しておきませんから、次第にそれがみえなくなってしまうんですね。しかし、出したハガキの履歴を残しておけば、誰とどういう形で人間関係をつないできたかがみえるようになるのです。私は、これまでに送ったハガキは、どんな絵柄のものを使い、どんな文面で、どういう切手を貼っていつどこで出したか、ということまでデータベースに残しています。初めての方は、まずは書いたハガキのコピーを残しておくことから始めるといいでしょう。それを見直すことで、次のハガキを書くタイミングや、書くべき内容もわかるようになります。そうやって、人間関係を育てていく、という意識をもつことが大切だと思いますね。


一度会っただけでは、相手のことはなかなか覚えられないもの。でも、6回くらいハガキがきたら、その人に強い印象をもちますよね。継続することには、それぐらい強い効果があります。誰かと人間関係を築きたいなら、特別なことを1回やるよりも、たとえ地味でも、ハガキを継続して届けたほうが、よほど効果があると思います。


よくありがちなのは、仕事につながりそうな人に絞ってハガキを書く、というパターン。でも、誰との人間関係が仕事に結びつくかは意外にわからないもの。たとえ、ある人との関係が直接は仕事に結びつかなかったとしても、その人が別の誰かを紹介してくれることもあります。せっかく出会った人にハガキを書かなければ、そうした可能性を断ってしまうことになるのです。ですから、まずは差別をせず、出会った入みんなにハガキを書くという姿勢が大切です。


売ろう売ろうという姿勢は、すぐに相手に見透かされます。もちろん、私がハガキを書いているのは、お客様と関係を継続して、経営を続けていくため。下心はアリアリです。でも、それでいいんです。ただ、仕事をいただく前に、まずは自分がその人のために何ができるかを考えることが大切。そうやって、次第に信頼関係ができていくものだと思うんですね。ハガキの効果をすぐに期待せず、お客様のためになるような情報を発信し続けたことが、結果的によかったのだと思っています。


会社の滑り出しは好調だったのですが、2年目から売上げが徐々に減りはじめ、3年目にはとうとう、銀行の残高が640円になってしまったんです。このままでは会社も生活も危うい。でも、私はもともと内気な性格で、自分から営業にいくのは苦手。そこで、そんな自分でもお客さんをつくるいい方法がないかと考えて、その結果たどり着いたのが、手書きのハガキだったんです。


手書きのハガキは、「自分に必要な人、自分を必要としてくれる人」を見つける道具なのです。


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