河合薫の名言 一覧

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河合薫のプロフィール

河合薫、かわい・かおる。日本の社会健康学者。千葉出身。小学4年から中学1年までを米国アラバマ州で過ごす。千葉大学教育学部卒業後、全日空で国際線客室乗務員を4年経験したのち、第一回気象予報士試験に合格し、テレビのニュース番組ニュースステーションなどでお天気キャスターとして活躍。その後、東京大学大学院医学系研究科で保険学の博士号を取得。主な著書に『「なりたい自分」に変わる9:1の法則』『上司から「手放したくない」と言われる部下になれ』。東京大学、長岡技術大学などで非常勤講師として教鞭をとっている

もし、一人でも多くの人が「優しくする努力」を心掛けたならば、いじめは継続されるものではなく、一時的な人間関係のひとつとして処理できるのではないだろうか。部下に厳しくする上司が、厳しさと厳しさの隙間を、優しくする努力で埋めることができたら、部下に信頼される厳しい上司になれるだろう。いじめが無意識であっても、意識的であっても、優しくする努力を日々、重ねていくことが何よりも大切だと思う。


上司からのいじめ問題では、いじめている上司が部下をいじめていることに気がつかないケースが多い。無意識のいじめのほとんどは「自分も昔、上司から厳しくされたことが自分の成長につながったから」という上司の心理状態が背後にあり、「部下のため」にとった行動が、いじめの元凶になっている。


人間には脅威的な状況にもどうにかうまく適応しようとする、レジリアンスという能力がある。人間にも植物や動物と同じように、生きようとする本能がある。しかし、レジリアンスは「どうにかしよう」とか、「このままじゃ駄目だ」と、困難を乗り越えようとする意志が当人に芽生えない限り機能しない。植物のレジリアンスを引っ張り出すのが太陽の光であるように、人間も困難を乗り越えたいと将来に光を求めない限り、生への力は発揮されない。


厳しい上司の態度は、部下の自尊心を低下させ、「できない自分」はどんどん追いつめられる。できなければできないほど上司は部下を監視するようになり、さらに部下は逃げ場を失ってしまう。


子供のいじめ問題で、テレビ番組のコメンテーターや記者が「弱いものいじめは卑怯だと、子供たちにもっと教えるべきだ」とごもっともな意見を言うのを聞くたびに、なんとなく釈然としない気分になる。なぜなら、子供のいじめ問題は、大人社会の縮図。大人の方がもっと卑怯なことはやっていないか?と思ってしまう。


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