永井孝尚の名言 一覧

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永井孝尚のプロフィール

永井孝尚、ながい・たかひさ。日本のコンサルタント。慶應義塾大学工学部計測工学科卒業後、日本IBMに入社。マーケティングマネージャー、ソフトウェア事業部SWGイネーブルメント部長などを務めたのち独立し、マーケティング、戦略思考、問題解決などのビジネススキルについて教えた。著書に『100円のコーラを1000円で売る方法』『残業3時間を朝30分で片づける仕事術』『「戦略力」が身につく方法』ほか。

効率よく仕事をさばき、高品質のアウトプットをするために「仕事する時間を見直す」「優先順位を見直す」「思考スタイルを見直す」「コミュニケーションを見直す」「仕事中心の日常を見直す」という5つの見直しを私は提唱している。


ビジネスパーソンの仕事は、時間勝負の仕事や力仕事ではなく、ほとんどが知的作業だ。知的作業というのはアイデア勝負であり、だからこそ一番アウトプットが出やすい時間にいい仕事を行うように予定を組み立てることで効率が改善される。


効率よく仕事ができれば定時退社でき、その分、自分のために使える時間が増える。私も朝時間を活用するようになってから家族と夕食をとることができるようになりました。朝から晩まで仕事中心だった生活に変化が起こりました。


ビジネスパーソンの仕事のほとんどは、知的作業です。時間を使えばよいものができるとは限らない。であるならば、知的作業のアウトプットを一番出しやすい時間にそういった仕事をやってしまうのがもっとも効率がよいのです。


私は6時15分の電車に乗っているが、20分遅い電車だともう座れない。朝から消耗した状態で働くか、充実した通勤時間を過ごして準備万端の状態で仕事に取り掛かるか。あなたであればどちらを選ぶだろうか。


朝時間を確保するためには当然、朝早く起きることが必要。しかし、睡眠時間は確保したい。そのためには早く寝る必要があるし、早く帰宅する必要がある。夜型のサラリーマンも多いので、切り替えには高いモチベーションを維持することが肝心。だからまずは目標を定めることをおすすめしたい。私の場合は、満員電車に乗りたくないということでした。大したことではないと思うかもしれないが、目標もなく、なんとなくで始めた朝時間確保は挫折するのがオチです。


グズ、後回し、大慌ての人はコミュニケーションも見直したい。相談もせず、メールの返事も遅く、しかも長い、ということはないだろうか? デキる人であれば、こまめに相談し、メールを出せばすぐに返信が届くし、しかも一行二行で要点がまとめてあり、わかりやすい。


疲れたからといって、滋養強壮剤やコーヒーを飲んで頑張るのは反動がくるからおすすめしない。疲れを取る方法は寝るしかない。


私は会社勤めをしながら本を書いていたのでここ数年間は2日以上続けて休んだことはほとんどない。そもそも平日にあまり疲れを溜め込まないように心がけることも重要だ。人によって体質は違うだろうが、私は平日は6時間以上寝るようにしている。それでもつらいときには、平日に早く寝て遅く起きることもある。私が勤務していた会社はコアタイムが10時からなので、普段7時に出社しているのを10時にずらすのだ。朝時間が習慣化していると、いつもよりゆっくり出社するだけでも疲れが取れてしまうのだ。朝時間の利点のひとつだ。


私は、読書の途中で「ちょっと違うな」と思ったらすぐに読むのをやめることにしている。しかし、せっかくお金を出して買った本なので最初から最後まで読みたいという気持ちからか、読み始めると途中でやめられない人が意外に多いようだ。つい先日、『100円のコーラを1000円で売る方法』の第三巻を上梓した。本書では巻末で多くの参考文献を紹介している。実際に私は1冊書くために30冊以上の本を読んでいる。会社勤めをしながら執筆を行っているので、これだけの本を限られた短期間で隅から隅まで読むことは不可能だ。そこで、「こういうストーリーをつくるために、この本からはこういう知識を得よう」というように明確な目的意識を持つようにしている。だから必要でない部分は読み飛ばしたり、得られるものがなければ途中で読むのはやめる。このように読書をすれば、分厚い本であっても1日かければ3冊は読めてしまうものだ。


私は情報収集のために新聞も読むし、ネットも見る。だが、何より重要なのは読書ではないかと思っている。読書によって得られる知識というのは、実はネット上に転がっていないことが多い。だから読書は大事だし、たくさん読むことも大事。


私は満員電車に乗るのが嫌で朝時間の活用を始めたわけだが、座って通勤することはとても重要だ。立っていれば本や新聞を読むことぐらいしかできないが、座っていればオフィスにいるかのどとく何でもできてしまう。私は電車の中にパソコンを持ち込んでいるのでメールチェックもするし、会議の資料もつくる。ネットで調べ物もできる。まさにオフィスと同じ状況だ。通勤中にすでに仕事が始まっているとも言えるだろう。


朝早く集まる人の勉強会というのは、約束を守れる、ポジティブな人々の集まりともいえるだろう。会全体の空気も自然と前向きでエネルギッシュなものになるから学べることも非常に多い。


朝は頭が活性化しているので勉強会にも向いている。知識の吸収や気付きを得るといったこともほかの時間と比べて朝のほうが優れている。講師から同じ話を聞いたとしても、一日働いてくたびれた頭では、あまり多くのことは吸収できないかもしれない。


職場の仲間と週に3、4回飲みにいっても、話すことは実はほぼ同じだ。多少付き合いが悪いと思われたとしても、1カ月に1回に減らしても、ほとんど問題ない。もしもそれで派閥から外されるのであれば、それはそれで結構と構えよう。派閥で出世する時代は終わったのだ。


ネットはなかなか大敵だ。ネットはテレビと違って「ながら見」ができない。気付けばとんでもない時間が経っていたという経験があるのではないだろうか。だから、時間を決めて、これ以降はやらない、というようにスパッと切ってしまうことだ。


朝時間を確保するためには、まず早く帰宅しよう。とはいえ、上司や同僚の目が気になるかもしれない。しかしそこで留まっていては朝時間の確保はできない。そこで仕事の見える化を行うのだ。「今日の仕事はこの通り、全部終わりました。明日の仕事はこれこれで、いつまでに終わらせる予定です」と示しておけば、誰も文句は言わない。漫然と残業する人間が評価される時代はすでに終わったのだ。私自身、普段から部下の誰よりも早く帰ることにしている。


夜の疲れた頭で1時間、2時間使ってアウトプットしようとしても、ろくなものにはならない。夜の間は、頭の中を整理するだけに留めておく。そして翌朝に15分でアウトプットしたものが、夜間の低品質なアウトプットを凌駕するのです。一日働いて疲労した頭にさらにムチ打って働くのと、朝起きた真っさらな頭で仕事をするのと、どちらがよいか、ということです。


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