水野敬也の名言 一覧

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水野敬也のプロフィール

水野敬也、みずの・けいや。日本の作家。慶應義塾大学経済学部卒。多くのベストセラーを企画・執筆した。著書に『ウケる技術』『夢をかなえるゾウ』『人生はワンチャンス!』『人生はニャンとかなる!』『BAD LUCK』『LOVE理論』ほか。

僕は自分の才能も常に疑っています。だから、ひたすら考えるのです。


本の主人公は著者ではなく読者だと僕は思っています。「自分を見てくれ」ということが本をつくる目的ではありません。


お客さんは常に意外性を求めています。いい意味で期待を裏切ってくれるようなもの、新しいもの、すごいものを見せて驚かせてもらいたがっている。


僕は自分を殺してでも読者を喜ばせたいと思っています。ただし、著者が好きなことを生き生きと書いていると基本的には読者も喜びますよね。楽しく歌っている歌手のほうが見ていて爽快なのと同じです。だから手段として「好きなこと」を選んで書いています。


僕はアシスタントたちとのブレストでも書記は自分でやっています。弁当や菓子を買ってきて配ることもあります。先輩後輩の関係にありがちな「いじり」は一切やりません。むしろ僕が、アシスタントたちからなめられるぐらいがいい。萎縮させずに自由に楽しくアイデアを出してもらうことが大事だと思っています。「最近の若者は打たれ弱い。もっと鍛えるべきだ」なんていう言説は、アイデア出しのためにはマイナスでしかありませんよ。


僕のように自分だけでは言葉を出しきれない人は、他の人からアイデアや意見をもらえる空気づくりも大切だと思います。95%までは頭がヘロヘロになるまで自分で考えたとしても、残りの5%は他の人が自分の知らない言葉を持っているかもしれないからです。


言葉を考えることをビンゴに例えると、3つの穴を効率よくあけるのではなく、すべてをあけていって気づいたら「ビンゴしていた!」となるのが僕のやり方です。正解となる言葉はどこかにあると確信しています。疑う余地がなくなるまで言葉を出し尽くして、他人の意見も聞いたうえで、「これしかない」という言葉を採用するのです。


発想法の本などで、「意外性のあるAとBを組み合わせることで画期的なアイデアが生まれる」などと書かれていることがありますが、間違っていると僕は思います。僕たちの本は「犬の写真」と「名言」を単純に組み合わせたわけではありません。「大事な言葉を身近なところに置きたい」というコンセプトを全力で言い換えた結果に過ぎません。結果として組み合わせたように見えるだけです。


僕は自分が好きな言葉を書いて壁に貼っているのですが、人が来ると外してしまいます。でも、大事な夢や目標を恥ずかしく感じるなんて矛盾していますよね。何とかしたい、何とかすべきだ、と考えました。共著者の長沼直樹と試行錯誤をして至ったのが、誰が見てもかわいらしい犬や猫の写真あって、それに合った言葉を付けた本です。
【覚え書き|ベストセラー『人生はワンチャンス!』『人生はニャンとかなる!』を企画したきっかけについて語った言葉】


僕が本作りを好むのは、時間を捧げれば実力以上のものが出せるからです。即興での僕の実力は80だったとしても、みんなでアイデアを出しまくって推敲すれば20を積み増しして100にできる。しんどい作業ですが、読者に喜んでもらって褒められたい気持ちが勝ちますね。


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