橋本和良の名言 一覧

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橋本和良のプロフィール

橋本和良、はしもと・かずよし。日本の経営者。平安時代から続く特殊装飾金物、エクステリア、住宅建築メーカー「傳來(でんらい)工房」社長。京都出身。玉川大学工学部経営工学科卒業。大塚製薬を経て傳來工房に入社。同社社長に就任し、エクステリア・住宅建築の分野に進出。同社を大きく成長させた。著書に『これからのいい家づくり真剣勝負!建ててからでは遅い!建てる前に必ず読まなければならない本』。

夢があるから人生。夢のあるビジネス、夢を追い続ける人生は楽しくて美しい。


掃除や整理整頓といった環境整備は仕事の原点であり、会社を変えていくものです。


整理整頓ができない人に、品質のいいものはつくれません。また、見えないところまできれいにするという気持ちがあって初めて、本当に優れた製品をつくれるようになるのです。


環境整備に取り組もうと考えたとき、環境整備で実績をあげていた会社の社長を訪ねて相談しました。「社長がやらずして誰がやるというんだ。本気で環境整備をしようと思うのなら、まずきみ自身が毎朝トイレの掃除をしなさい」と彼は言いました。私はその言葉にハンマーで頭を殴られたような衝撃を受けました。


私は28歳で傳來工房に入社したその日に、ショックなことを経験しました。隣の席の若い社員を飲みに誘ったら、「経営者側の人間とは行けない」と、にべもなく断られてしまったのです。当時は多くの社員が労働組合の活動に熱心で、労使関係は決してよくありませんでした。私はそんなギスギスした人間関係ではなく、皆に「いい会社に勤めた」と思ってもらえるようにしたかった。考えてみれば、これが私の経営者としての原点だったように思います。


環境整備について、私たちは定義を設けました。すなわち「礼儀、規律、清潔、整頓、安全、衛生」という6つの面に着目し、すべてを維持向上させていくことを目標に定めているのです。


掃除や環境整備をやればすぐに会社が儲かるというわけではありません。それは薄い紙を一枚一枚重ねていくようなものです。


環境整備を社内に定着させるために私自らトイレ掃除を始めました。トイレがきれいになってくると、「もっときれいにしたい」という欲がわいてきます。長い柄を握ってこすろうとしても力が入らないので、タワシの部分を直接持つようになりました。そうすると柄が邪魔になる。そこで、柄のないタワシに変えました。また、手袋を用いると滑るので、素手でやるようにしたのです。これで少なくとも見たところ、便器の表面はピカピカになった。すると今度は、見えないところ、手が届かないところまできれいにしたいと思うようになり、自分で道具も工夫して、便器をとことん磨き上げていきました。きれいなものをさらにきれいにしているのですから、マスクも要らなくなりました。そして私は「自分はたんにトイレを磨いているのではなく、自分の心を磨いている」ということに気づきました。


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