横山美弥子の名言 一覧

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横山美弥子のプロフィール

横山美弥子、よこやま・みやこ。日本の産業カウンセラー、キャリアカウンセラー。福島県出身。産業能率大学経営情報学部卒業後、大手旅行会社に入社。旅行業務全般と秘書業務に携わる。学校法人役員秘書、コミュニケーション研修講師などを経て、産業カウンセラーとしてメンタルヘルスの研修を行った。著書に『部下の「うつ」をすばやく見つける本』ほか。

「うまく言えないけど、おかしいと感じる」のは当たっている場合が多い。明らかにおかしいと感じるレベルになってからでは手遅れになってしまいます。


若い世代は、コミュニケーション方法も仕事への価値観も、4、50代とは大きく異なります。それに気づかない上司は、そもそも意思疎通や信頼関係のベースができていない可能性が高い。それで部下の変調を読み取れず、ある日突然、会社に来なくなったと慌てるのです。


うつ病による休職者が出ると、他の社員に負担が重くのしかかってきます。できるかぎり状況を説明し、「とりあえず3カ月は頑張って欲しい」などと期間を伝えることが大切です。その間、上司は人員補充や仕事の調整などを会社に掛け合う、残された社員へのケアをきめ細かくするなど、対策に奔走する必要があります。


うつ病で休職している部下の回復状況は電話やメールでは本当の状況はわかりません。会社に呼びだすことはできないので、休んでいる社員がプレッシャーを感じないような時期を選びながら家の近くなどアクセスのいい場所に会いに行くアプローチが必要です。


うつになれば、本人のみならず、上司も同僚も大きなダメージを被ります。職場の生産性も損なわれる。上司は、「うつが出たらどうする」ではなく「うつを出さないためにどうする」という日頃の取り組みが必要な時代なのです。


部下との個別面談は時間の長さではなく、頻度が大事です。週1回30分の面談よりも、毎日5分の面談のほうが効果が高い。ある管理職の方は、部下全員とくまなく平等に面談の機会を作るために星取り表のように記録をつけていました。あるいは、若手社員を新人のメンターにして、日々の仕事の進捗や相談に応じる体制を作っている企業もあります。


40歳以上のビジネスマンの若手時代は、人並みに働けば豊かになれる時代でした。だから仕事第一優先で走り続けることができた。ところがいまは一生懸命働いても、必ずしも収入や将来の安定に直結しない。若手社員にとって仕事は最優先ではなく、プライベートや趣味と同列。だから、急な休日出勤や残業への抵抗感も、上司が想像する以上に大きいのです。


「机を並べて仕事のやり取りをしながら」「電車や車での移動中にやり取りをしながら」部下と接しているので安心しきっている上司は多い。しかし、若い社員たちに話を聞くと、彼らはこれらをコミュニケーションと受け止めていません。彼らが求める上司とのコミュニケーションは「個別コミュニケーション」で、「忙しい上司がわざわざ自分だけのために時間を割いてくれること、個別にちょくちょく気にかけてくれること」に価値をおく傾向にあります。


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