横山光昭の名言 一覧

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横山光昭のプロフィール

横山光昭、よこやま・みつあき。日本のファイナンシャルプランナー。家計再生コンサルタントとして家計の抜本的な立て直しの手伝いをしている。総合情報サイトAll Aboutで「お金を借りる・返す」カテゴリのガイド(執筆者)としても活動している。主な著書に『年収200万円からの貯金生活宣言』『90日間貯金生活実践ノート』『明るい貯金生活家計簿』『35歳からの貯金術』『借金しすぎて返せない人へ その返済額、返しすぎ』など。

資産形成に必要なのは「節約」と「運用」の二つ。そして、この二つを実行する大前提となるのが、家計の現状を正しく把握すること。


お金が貯まらないと嘆く多くの人は、現状を把握できていない。まずは家計簿をつけ、収支を具体的な数字で見てみよう。


どんな時代になっても必要なもの、それは「貯蓄ができる能力」です。もし、今自分にその能力がないと思うなら、これだけは絶対に身につけておくべきです。


お金が貯められるかどうかは、年収には直結しません。少ない収入でもしっかり貯蓄できる人もいれば、年収1000万円超で貯金ゼロという人もいます。


お金を貯められる人、貯められない人を分けるポイントは、お金のコントロール力、つまり普段のお金と正しく付き合う力です。この力があれば、収入が少なくても貯金は可能です。


クレジットカードは便利ですが、お金を使っている実感が持ちにくく、浪費を招きやすいものです。カードを使わないとポイントなどの面では損に思えるかもしれませんが、出費が自然と減り、結果的にポイント以上の節約ができます。


子供がある程度成長したら、家計の状況を話して協力を促すことはぜひとも必要です。節約の効果があがるだけでなく、やりくりが身につけば、それは子供にとっても財産になります。


何にお金をかけ、何を節約すべきかわかっていないケースは、自分たちがお金をかけたいものを改めて確認することで、それ以外の無駄をあぶり出すことができます。


ボーナスの使い道は、家計の健全度を測るバロメーターといえます。ボーナスを貯金に回せる割合が多いほど健全で、ほとんどがローンの支払いなどに消えてしまうのなら問題ありです。ボーナスが入ったときに、ちょっと贅沢するのは大いに結構です。しかし、ボーナスとしてはいった金額の8割以上は貯蓄に回したいもの。ローン返済にボーナス払いを組み込む場合でも、5割以上は貯蓄に回したいものです。


家計を改善するには、一人で頑張るだけではなかなか成功しません。家族みんなが協力して取り組むことも欠かせないポイントです。


家計のダウンサイジングをする際にまず取りかかるのは、固定費の見直しです。不必要でかつ定期的な支出を徹底的に洗い出していくことが肝心です。こうしたお金をカットすれば、勝手に出ていくお金は翌月からグッと減ります。


収入が低い人の借金は少しのつまずきで大きく膨らみ、泥沼に陥る危険が大です。「絶対に借りない」という意志を持ちたいところです。


「習い事」でも、考え方によって浪費にも投資にもなります。その判断に迷ったら、「困ったときの助けになるものが投資」と考えればいいでしょう。この基準に照らせば自分磨きの名を借りた浪費を減らせるはずです。


お金のコントロール力には、次の3段階があると考えています。

  1. お金を管理する:家計を健全に回せるようになる段階
  2. お金を学ぶ:1で貯めたお金を活用する方法を学ぶ段階
  3. お金を運用などに活かす段階

多くの人は、1の段階でつまずいてしまいます。その結果、一発逆転を狙ってハイリスク・ハイリターンな投資に手を出したりする人がいますが、お金を管理するスキルもないままに投資に手を出せば、失敗するのは必然です。


高収入低貯蓄の家庭がリアルな危機感を持つためには、老後を考えてみることです。使った分を稼げるのはあくまで現在の話。定年後となれば、年金だけで現在のような生活は不可欠です。年収の高い人こそ、「稼げなくなったとき」を見越して、貯めておくことが大事です。


人間はプラスとマイナスを無意識のうちに計算しているので、節約で多少の我慢がったとしても、見返りがあれば続くものです。たとえば節約が続いたら、途中でご褒美として好きなものを買ってみる。貯めたお金で好きなものを買うのは、無駄遣いとは違って喜びがありますから、そういった楽しみを意識しながら節約を続けるといいでしょう。


無理な節約は続かないのでよくありません。意志の強さや根気を必要とするもの、極端に切り詰めた生活を強いるものは、ストレスになってしまいます。


体験することで選択の幅が広がります。1000円のケーキを食べてみて、でもやっぱり200円のケーキがいい、という選択もありだと思います。安価なものだけで人生が終わってしまうのはもったいないですし、いろいろ試してはじめて、自分は何にお金を使いたいのかを知ることができます。


投資が苦手でも、リスクが少ないものなら少しやってみてもいいのではないでしょうか。投資をする人は「お金に働いてもらう」という表現をしますが、そこまでしなくても、投資することでお金への理解が深まるので、挑戦してみるといいと思います。自分の生活の変化にもつながっていくはずです。


私が家計のアドバイスをしている人の中にも、借金をしてまで生命保険に入ったり、株やFXなどの投資をしている人がいます。単月での収支がマイナスなのに、資産形成に精を出すのは問題です。まずは年収の半分ほどのお金を貯めて、生活の基盤を安定させることを優先させるべきです。そのためには、10~15%を目安に貯蓄していくとよいでしょう。


飲み代を人脈づくりのための投資だとする考え方もあります。でも、2か月、3か月と続けていくうちに、投資比率が高い割に貯蓄は増えていないし、いつも家計が苦しいとなれば、「投資ではなく、やはり浪費だった」と気づきます。この気づきこそが大切なのです。モノを買うときにも、浪費なのか投資なのかが意識できるようになり、より効率的なお金の使い方ができるようになるでしょう。


ボーナスには手を付けないのが理想です。ボーナスの配分が高い会社とそうでない会社があるにせよ、「ボーナスがどれくらい残るか」で私たちは家計の健全度を見ます。


今後、国の社会保障制度がどうなるかはわからないが、確実にいえるのは自助努力がますます重要になるということです。老後の安心のためには、早い段階から貯蓄力を身につけるべきです。


お金が貯まる人は、とくに変わったことはしていません。月々の収入の中で支出を収めるように生活しているだけです。


固定費は一度見直してしまえば毎月確実に減るため、楽なうえに効果が大きい。


夫婦共働きの場合、互いのお金の使い道はノーチェックとなりがちだ。それが浪費のもととなり、ふたを開けたら夫婦ともに貯金がないというケースが多い。


貯蓄を増やしたいなら何かを捨てることも大切です。自己投資にも「選択と集中」が必要です。資格取得スクールに英会話とやみくもに通っても、役に立たなければ時間もお金も投資ではなく浪費になります。また、より安く済む方法を探しましょう。お金をかけなければ勉強ができないわけではありません。


これまでの経験から言えば、体型がメタボな人は家計もメタボな傾向にあり、部屋や冷蔵庫が片付いている人は貯蓄ができている傾向があります。自分をコントロールできる能力のある人は、貯蓄力も高いということです。


正しい金銭感覚を身につけさせることも大切な教育です。正しい金銭感覚を持ち、自立した大人になるよう教育するのも親の役割なのではないでしょうか。


セミナーや習い事などの自己投資は「投資」と思われるでしょうが、何十万円もするDVDセットや身につかない英会話教材は「浪費」と考えるべきです。


私の家族は北海道にいます。私は東京と北海道を行ったり来たりの生活をしていますが、北海道と東京を比べると「東京だから教育費がかかる」のではなく、「東京には教育にお金をかけなくてはいけないと思っている親が多い」と感じます。教育費は投資であり、それができない親は子供に対して申し訳ないと思っているのです。しかし、はたしてそうなのでしょうか。子供にお金をかけすぎると、子供の金銭感覚もズレてきます。


30代は時間を味方にできるのが強みです。老後までの25年という時間を活用し、情報収集のみで終わらず運用することで、お金を増やしてほしい。ハイリスクな商品に手を出すことはお勧めしませんが、ミドルリスクくらいまでのものを狙えば、たとえ失敗してもやり直しがききます。


お金に対して自分の価値観や軸をしっかり持っている人はたいてい、無理なく、楽しみながら貯蓄をする貯金力を併せ持っています。


浪費はゼロが理想なのかもしれませんが、極端な削減は逆効果になる可能性があります。貯金できても、人としての楽しみや魅力を失ってしまえば寂しい人生でしょう。消費も無理に抑えず、投資(自己投資と貯金)の割合を緩やかに増やしていくのが長く節約を続けるコツのひとつです。


我が家ではお金についてはすべて公開制にしています。妻と5人の娘も参加して、毎月一回、土曜日の夜にマネー会議を開いています。まず私から今月の収入額を発表し、妻がローンや生活費にかかる額を発表します。そしてそれを差し引いた残りの額をいかに使うか話し合うのです。こういった会議は、家族が一体感をもってお金の問題に取り組めるのでお勧めできます。


「お金をかけていいところ」と「節約するところ」を決めましょう。そのためには、お金をどこに集中投入していくかという自分の軸を持つことが大切です。


家計再生コンサルタントとして、私が掲げる最終目標は「○○万円貯める!」といった単純なことではありません。お金の使い方を通して、自らの人生を上手にコントロールしていける力をつけて欲しいのです。


月数百円と侮るなかれ。先日、ある富豪の方が「500円をあと30年払うと18万円になるんですよ」と憤っていました。要するに、お金を持っている人ほど、お金にシビアなのです。固定費(毎月の定額支出)は月単位ではなく、ロングスパンで支出を捉える癖をつけましょう。


支出には二種類あります。毎月支払額がきっちり決まっている「固定支出」と、月に応じて支払額が変わる「流動支出」です。残念なことに、多くの人は固定支出をあまり気にしません。やりくりしやすい「食費」や「光熱費」といった流動支出の方ばかりに目が行ってしまいます。しかし、固定支出は一度削ぎ落とせば、安定して結果が伴ってきます。固定支出とは「カットしない限り、家計から永遠にお金を搾取し続ける寄生虫」なのです。


お金を本気で貯めたいのなら、自分たちのこれまでの価値観や先入観をリセットして貯蓄に取り組むことです。


万が一、収入が途絶えたとき、乗り越えられるかどうかは、メンタル面の強さなどももちろんありますが、当座をしのぐ貯金があるかないかに大きく左右されるものです。収入がゼロになってしまったとき、安心できる貯金額の目安は、最低でも月収の6か月分。できれば1年分の収入を貯められるように頑張りたいものです。


家計を夫婦別管理にしているのは好ましくありません。家計面談をしていると、こういう家庭は概して貯蓄が少ないのです。溜めたいなら夫婦同一会計にすることです。結婚したら個人というより「二人組」というチームであると考え、貯金をゴールとしたチームプレーで適切な行動をとるべきです。


貯金力は決して生まれつきや育った環境で決められてしまうものではありません。


まず、毎月使っているお金についておおまかに「消費」「浪費」「投資」の3つに分けて考えることから始めてください。食費や住宅費、水道光熱費、教育費、被服費、交通費など、生活するのに必要なものの購入や、使用料としての支出は消費です。外食やタクシー代、嗜好品、ギャンブルなど必要以上に贅沢をしたと感じる支出は浪費。習い事や本代などの中で、自分の人生になると感じた支出及び貯金は投資です。理想は消費70%、浪費5%、投資25%です。できるだけここに近づけていくように努力するといいでしょう。


私は20代後半まで稼いだだけお金を使ってしまう生活をしていました。結婚して子供もいるのに、理不尽な扱いを受けたと感じ、無計画に会社を辞めてしまったりもしました。いま思えば人生の軸を定められず、叶わない夢ばかり見ていたのです。しかし、落ちるところまで落ち、改めて自分にとって何が大切なのかを考える機会を得た結果、少しずつですが、お金を貯められるようになりました。結果、人生そのものもゆっくりとプラスの方向に回っていったのです。


なぜお金を貯めようとするのか。最終的に何を目的にしているのか。まずそれを自分に問いかけてみてください。そこからお金の使い方に対する軸がだんだん見えてくるはずです。


同じくらいの収入でも、確実に貯金ができる人と、あるだけ使い切ってしまい、ときには借金までつくってしまう人がいます。年収が高いからといって、貯金が多いとは限りません。私はこういった差は、お金の使い方について「自分の軸(価値観)」を持っているか否かによって生まれると考えています。


貯蓄の習慣をつけるために、私がお勧めするのは、とりあえず90日間を一区切りとして、目標金額を決め、貯蓄をすることです。できれば、「旅行に行く」など、はっきりした目標を掲げたほうがモチベーションが上がるでしょう。90日間なら続きますし、「今月はうまくいかなかったけど、来月挽回しよう」とリカバリーする余裕もあります。コツコツ続けていくとそれなりの金額を貯められるので、自分に自信がつきますし、「またやろう」という気にもなるでしょう。この90日のサイクルを何回か続けると、いつしか貯蓄をする習慣がつくというわけです。


仕事のスキルアップに役立ちそうな書籍やセミナーなどへの自己投資をケチることは、収入を上げるチャンスを自ら潰しているようなものです。


度を越した節約も問題です。貯蓄をし慣れていないのに度を越した倹約を始めると、精神的にイライラし、「もう貯蓄なんてイヤだ!」とどこかで爆発してしまうからです。


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