楳図かずおの名言 一覧

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楳図かずおのプロフィール

楳図かずお、うめず・かずお。日本の漫画家、タレント、作詞家。和歌山県出身。高校在学中にプロ漫画家としてデビュー。恐怖漫画のジャンルで大きな業績を残す。代表作に『漂流教室』『まことちゃん』『わたしは真悟』など。少年漫画雑誌、少女漫画雑誌問わず作品を発表し、恐怖漫画以外にも幅広い作風で知られている。作品の多くがテレビドラマ、映画化された。小学館マンガ賞受賞。独特のキャラクターからタレントとしても活躍した。

30代の頃、月刊誌と週刊誌で3本ずつ連載を抱えていましたから、1日で1つの作品を仕上げなくてはなりませんでした。常識では、そんなペースで仕事を続けるなんて不可能ですが、それが可能だったのは、時間を「伸ばして」いたからです。頭の回転を限界まで上げて、時間の密度を高めるのです。


かつて描いた作品が最近映画になったり、いまの若い読者が読んでくれたりするのはとても嬉しいですね。それも30代の頃の自分がすべてを賭けて人間の本質に迫ろうとしたからだと思います。僕の作品に何か普遍的なものがあるとすれば、それはその気持ちが生み出したものにほかならないと思うのです。


直観力は人類が受け継いできた本能ですから、活かさないというのは大変もったいない。僕は、作品の骨組みも全部直感で決めていました。理屈、つまりリアリティは後回しです。直感で「あり得ないところ」にまず吹っ飛んで、それを現実にどう橋渡ししていくかに知恵を絞る。それが、何かをつくることだと思います。


30代は本当に忙しかったですね。漫画の知識やノウハウが身についてきて、もちろん身体も元気ですからフル回転。どんなに忙しくても仕事を引き受けていました。当時は、月刊誌と週刊誌で3本ずつ連載を抱えていましたから、1日で1つの作品を仕上げなくてはなりません。日に日に痩せ衰えて、「死ぬんじゃないか」と思ったほどです。でも心のどこかに、限界に挑戦したい気持ちがありました。


僕はこれまで、誰も描かないようなおどろおどろしい作品をたくさん描いてきました。でもそれは、怖い話をつくりたかったからではなく、「恐怖」という最も本質的な感情を通して人間を描きたかったからです。「美しい」という感情もそう。それらを抜きに、人間を描くことはできません。


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