森泉知行の名言 一覧

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森泉知行のプロフィール

森泉知行、もりいずみ・ともゆき。日本の経営者。ケーブルテレビのJ:COMを運営するジュピターテレコムの社長。東京出身。上智大学外国語学部卒業後、住友商事に入社し、同社財務部門で為替や輸出入関連の業務に携わる。その後、カナダのトロント駐在を経て、ニューヨーク駐在員として米国住友商事投資事業部に勤務。PhoenixcorInc.会長、ジュピター・ショップチャンネル社長、ジュピター・プログラミング社長、ジュピターサテライト放送社長、住友商事理事、ジュピターテレコム社長付などを経て社長兼CEOに就任。

社会が常に変化する中で、現状維持は退歩と同じです。


判断を間違えることを恐れて何もしなければ、絶対に進歩しません。


決断のプレッシャーは、ないといったらウソになります。上場企業としてのプレッシャーはいつもありますが、緊張感があるのは経営にとっては良いことですし、必要なことだと思っています。


私は、判断を間違えることよりも、判断を先延ばしにして何もしないことの方が、問題だと思っています。大きなビジネスチャンスを逃してしまう可能性があるからです。


成功体験の呪縛から逃れるには、危機感を持つことが不可欠だと思います。そうすれば、変化することに躊躇しなくなります。


一度やると決断したら、結果を出すべく最後までやり抜くことが大事です。まさに実行あるのみです。


私のモットーは、「巧遅(こうち)は拙速(せっそく)に如(し)かず」です。完ぺきを求めていつまでも考え込んでいては、この業界のスピードについていくことはできません。少しぐらいリスクがあっても実行し、そこから改善を重ねる。その姿勢を常に心がけています。


お客様が解約するときの理由として、よくあるのが「観る時間がないから」なのですが、テレビをまったくご覧にならないとは考えにくいですよね。実はよく聞いてみると「J:COMの番組の良さをよく知らないから観ていない」ということが理由だったりします。そこに行き着けば、自然と「もっと番組の魅力を伝える努力が必要だ」という結論が出て、とるべき対策がわかります。


本格的にダメになってから行動するのではもう遅い。私は、たとえ調子がよくても、危機の兆しが少しでも見えたら、変えなければいけないと考えています。


できない理由ばかり並べ立てたところで、会社には何の役にも立ちません。そのような人材は、会社に対して貢献していないどころか、「負債」といっても過言ではないでしょう。


弊社では次の二つをスローガンに掲げています。

  1. 『PROACTIVE』日常業務を従来通りに漫然と繰り返すのではなく、より良いものに変えていこうとするチャレンジ精神を持ち続けようという意味です。
  2. 『SENSE OF URGENCY』「すぐにやらなければいけない」という意識を常に持って、迅速な行動を心がけようという意味です。

正確な判断をするには、判断を歪めるものにとらわれないことが大切です。そうでないと、いくら正しい思考のプロセスをたどっても、判断を誤ります。まず挙げられるものは、成功体験です。成功体験の呪縛は、誰でも陥りやすいことです。


勉強ばかりして、いつまでも判断しないというのでは困りますけれど、業界を完全に理解し、何が自社の強みかをきちんと理解することが、地道ではありますが判断力を磨くことにつながると思います。


これまで知らない業界にいきなり放り込まれることばかりでしたが、自分の頭で必死に考え、自分で判断する経験が生きていると思っています。いまでは、異業種の経営もできるという自信も生まれました。
【覚書き|タイヤの輸出入会社、リース会社、テレビ通販番組会社、システム会社、放送会社など毛色の違う業種で経営に携わってきたことについて語った言葉】


20年前、住友商事にいたころ、カナダにタイヤの輸出入会社をつくることになり社長として赴任したのですが、多額の負債を抱えて、最終的には会社を清算することになりました。生まれて始めて社長になったことで張り切り、無理に無理を重ねた結果、清算に追い込まれたわけです。ただ、この失敗から多くのことを学びました。この経験があったからこそ、いまがあるともいえます。


すべてに疑問をもって、懸命に考えることが大切です。そして、その分析が正しいかどうか確かめる手段は、地道な検証作業以外にはありません。「こんなサービスがあれば、よいのではないか」と仮説を立てて、その対策を速やかに実行する。それがダメなら、また仮説と対策を考え直して、実行するのです。


「仕事の本当の目的を忘れない」ことが重要です。当社では今、解約を減らすことを目的として、その分析用にお客様アンケートを行っていますが、もし担当者が本当の目的を正しく理解していなければ、形式的で表面的な質問をして終わり、ということになりかねません。


幹部社員は自分が担当する部署のことだけ考えるのではなく、「それが会社全体の成長にどう貢献するのか」という、大きな視点を持つべきです。


会社全体の売上が上がっているからといって、安心してはいけません。弊社の場合、全国48局のうち、M&Aによって新たにグループ化した局と、以前からある既存局とは当然状況が違います。細かく見ていくと、調子がいい局とそうでない局があり、その原因も様々です。全体だけでなく、部分もキッチリと見たうえで、必要な策を講じることが経営には求められます。


正確な判断を下すためには、自分の業界の知識や、会社が置かれている環境をしっかり勉強しておくことが大前提です。そのうえで、判断材料をしっかり集め、全体と部分の両方をバランスよく見るのです。


新しいサービスにしても、やってみてダメだったら諦めもつきますが、リスクばかりを考えて、他社に先に始められてしまったら、悔やんでも悔やみきれません。経営判断にかぎらず、仕事にまつわるすべての判断に共通して言えることだと思います。


決断を求められるときというのは、大きいことから日々のことまでいろいろあります。もちろん、経営上、会社の屋台骨を左右するような重要な事柄は、あらゆる角度から検討し、材料を集め、慎重に考えますが、日々のことについては、まず決めて、やってみて、万が一、失敗しそうになったら素早く修正すればいい。その繰り返しです。


この業界は変化が激しいので、当社も次々と決めてどんどん動かざるを得ないわけですが、私としては、決断も大切ですが、決めたことをどう肉付けし、実行するかが、より重要だと思っています。実行する前から、新しいサービスの導入や企業買収が100%正しいかどうか、完璧に判断することは、おそらく誰にもできないのではないでしょうか。


ケーブルテレビや通信の業界は変化のスピードが非常に速いですから。決断し、会社を発展させないと、競争に勝ち抜いていくことはできません。


経営判断は基本的に即断即決です。当社は他社の真似ではなく、いつもパイオニアとして新しい事業を切り拓いてきましたが、これを実現するには経営者として常に即断即決が要求されるわけです。


他社にないサービスをどこよりも早く、次々と世に送り出してきたことが大きいと思います。当社の最大の特色は、ケーブルテレビとインターネットと固定電話を同時に提供する「トリプルプレイ」のサービスです。完全な形での「トリプルプレイ」提供は恐らく弊社が世界初でしょう。
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