森永卓郎の名言 一覧

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森永卓郎のプロフィール

森永卓郎、もりなが・たくろう。日本の経済アナリスト。東京都出身。東京大学経済学部経済学科卒業後、日本専売公社(のちの日本たばこ産業・JT)に入社。日本経済研究センター予測研究員、経済企画庁総合計画局労働力及び人的能力担当計画官付委嘱調査員、三井情報開発株式会社総合研究所研究員・副主任研究員、三和総合研究所研究開発部主任研究員、三和総合研究所経済・社会政策部部長兼主席研究員、UFJ総合研究所経済・社会政策部 部長兼主席研究員、獨協大学経済学部教授などを務めた。テレビ、新聞、雑誌など幅広いメディアでコメンテーターとして活躍。

会社は最高のビジネススクールです。30代は「これで食っていくんだ」というベースを作りつつ、好奇心を持っていろいろな仕事に首を突っ込んで学んでいってください。


いままで、多くの仕事をしていますが、若いころ必死に取り組んだ経済関係の仕事がベースにあったから派生していけた。これがなかったら私、ただの変態おやじですよ(笑)。


もともと好奇心が強いのか、やったことがないことは取りあえずなんでもやってきました。


自分の守備範囲で生きるのは居心地がいいけど、失敗する確率が低いから、いつまで経っても打たれ強くなれません。失敗してもいいから、外にどんどん出ていくべき。


少々おかしなことを言っても、いつものことだから「森永さんなら仕方ない」と許されることも多い。普通の人は「こんなことを言ったらバカだと思われるんじゃないか」といったプライドや羞恥心が邪魔をするから黙ってしまう。でも、実は、バカだと思われたほうが勝ちなんです。


何事もやってみないとわからない。「面白い発想がしたいなぁ」と思っているだけでは何も生まれない。他人が何を面白いと思うのかなんて、試してみないとわかりませんよ。だから、とにかくしゃべるし、やってみる。そうしなければ、自分を変えることはできないんじゃないでしょうか。


私は、基本的な経済知識というのは、読み書きソロバンに匹敵すると思っている。経済に疎いと、本人がそれを自覚するかどうかはともかく、日々の経済活動がスムーズに運ばなくなるし、いらぬ不利益を被る確率も大きくなるのだ。


私は、仕事のオファーはたいてい何でも受けるんですよ。それが自分にとって新しいものであれば。これは専売公社にいたころからまったく変わっていません。私にとって仕事は、好奇心を満たす手段のひとつ。新しい世界を知るには、仕事を通じて自分でやってみるというのが一番いい方法ですから。


世の中のサラリーマンはもっと枠からはみ出してもいいと私は思います。前例や慣習があっても、それがおかしいと思うなら、上司とケンカするくらいでちょうどいい。悪意があってはいけませんが、それが会社のためになるのなら、思い切ってやってみればいい。もちろん反発にあうこともあるでしょうが、味方をしてくれる人も同じように現われるはずです。


多くの人は真面目であることを大事に考えていますが、たとえ医者や政治家のような真面目さが求められるような仕事だって、その仕事なりの楽しさを追求していくことは大切だと思います。


「仕事は苦行」だと感じている人も多いと思うのですが、私は、それでは「いい仕事」をするのはなかなか難しいと思います。むしろ、「仕事は遊び」と思ったほうがいい。なぜなら、人間は本来的に「楽しさ」を求めるものだからです。どうやったら楽しくできるかと考えることで、そこに進歩が生まれる。


たとえ興味本位の動機であっても、身近なところから自分の知見を広げていくと、だんだんと仕事の全体像がみえてくる。そうして、自分の仕事の位置づけがわかれば、つまらないと思っていた仕事も、捉え方が変わってくることは十分あり得ます。


どんな仕事にも、必ず工夫や改善の余地はあるものです。専売公社に入ったばかりのころ、タバコエ場のラインに入って梱包作業の実習をやったことがありました。次々と流れてくるタバコの箱を、決められた数を取って封をして、次の工程に回すという作業です。単純作業には違いありませんが、どういう掴み方をすればより効率がいいのか、また、どういう置き方をすれば次の人の作業がしやすくなるかなど、工夫できることはいろいろあります。「どうやったらよりよくできるか」という発想をもてば、あらゆる仕事を「新しいもの」にすることはできるはずです。


このあいだ、自分から頼んである映画に出演させてもらって、非常に勉強になりました。新聞の号外を配るワンシーンだけの役だったんですが、手が滑って号外を一人に二枚渡してしまった。どうせ映っていないだろうと思って続けていたら、監督からストップがかかったんです。「いま、2枚配りましたよね?」って。映画監督って、シーンのイメージが明確にあって、それにとことんこだわって映画を撮っていくものなんだなぁと、自分の体験から理解することができました。こういう発見は、本を読むだけではなかなか得られるものではありません。だから私は、新しい仕事は、ダダでもやりたいって思っているんですよ。


ネットのニュースサイトは、いま何が起こっているのかを知るには便利だが、(記事が短いため)そこで思考がストップしてしまうのが怖い。この点は、センセーショナルな発言だけ編集してオンエアする情報バラエティーにも同じことがいえる。


週刊誌にしてもテレビにしても、そこに出てくる経済評論家の発言は、おおむね体制側に寄っていると思っていた方がいいだろう。反体制だと、しかるべき筋から圧力がかかるなどというようなことはさすがにないが、時の政権をあからさまに批判するような人を、メディアがあまり使いたがらないのは事実だ。私自身も、小泉内閣の政策に終始一貫して異を唱えていたら、みるみるうちに仕事が半分以下に減ってしまったという経験をしている。


新聞を1紙だけ読んでいると、視点がひとつに固定してしまい、物事の本質を正確に捉えられなくなってしまうのである。これを防ぐには、1紙に書かれたことを鵜呑みにせず、複数の紙面を比較すればいい。つまり、新聞を読む際は横読みというのが大事なのである。


専売公社時代の話ですが、街のタバコ屋さんを回るルート営業を担当しました。最初は楽しかったんですが、慣れてくるとやはり飽きてしまった。そこで、仕事のスピードを上げて空き時間をつくって、自分のルート以外の、百貨店やパチンコ店の営業を手伝わせてもらったんです。同僚について回ると、百貨店の館内放送にはどんな意味があるかとか、パチンコ店の裏事情などについて、直接見聞きすることができた。どんな業界や会社にも、独特のローカル・ルールがありますよね。そのルールがどういうもので、なぜそのルールができたのかなど、背景を知っていくことがじつに面白かったんですね。だから、もし自分の仕事がつまらなければ、面白そうなところに足を運んでみればいいと思うのです。日本の会社は身内にはガードが甘いですから、仕事の邪魔さえしなければ、聞くといろいろ教えてくれます。


黙っていたり無難なことを言ってお茶を濁すくらいなら、何か考えてスベッたほうがいい。挑戦しないと、コメントカも成長しませんから。


人前に出たときにプレッシャーを感じるのは、失敗したら自分の評価が下がるのではないかという不安があるからです。私は最初に大きな失敗をしたので、失うものは何もない。おかげで、それ以降は本番でも緊張しなくなりました。


私自身、会話の選択肢を用意していなくて失敗したことがあります。ある番組で、フィギュアスケートの世界選手権で優勝した安藤美姫選手に中継がつながりました。すると、司会者がいきなり私に、「何か質問はありますか」と振ってきた。スポーツコーナーだから出番はないだろう、と油断していた私は大慌て。とっさに思い浮かんだのが優勝候補の一人だったキム・ヨナ選手の転倒シーンだったので、思わず「ヨナ選手が転んだとき、やったと思いましたか?」と間いてしまいました。当然、テレビ局に抗議の電話が殺到。私のブログも大炎上して、抗議のメールは半年くらい続きました。このような事故を起こしてしまったのは、私がぼんやりしていたからです。頭が真っ白になるのは頭の働きが鈍いからであって、度胸とは関係ない。逆に言うと、つねに会話の選択肢を2、3用意していて、相手の反応に合わせて適切なものを選ぶ頭の良さがあれば、どんなときも冷静でいられるのです。


立場や視点を変えるだけで、話って面白くなりますよ。蚊に刺された話を、蚊の立場になって話してみるとか。それだけでちょっと面白そうでしょ?


テレビやラジオに出たときは、言いたいことがあればまず言ってみる。そのコメントがスベってもいいじゃないですか。とにかくバットを振っていれば、1割や2割は当たるものです。すると、それを見た誰かが、私を使ってみようかと考えてくれるのです。


人間にとって最悪の事態は、頭が真っ白になること。つまり、思考停止に陥ることです。思考を止めないために必要なのは、どんな場面でも絶対にアガらないこと。


私が教えている大学のゼミでは、最初の半年間はしゃべるトレーニングばかりやらせます。たとえば、目の前の様子を30秒で実況中継させて、次にその内容を10秒でまとめさせ、最後は5秒で言わせる要約のトレーニング。短く話すには物事の本質を見抜く必要がありますから、要約は非常に良い思考の訓練になります。


私の場合は、まず動く。つまり、とりあえず先にしゃべってしまうんです。すると、相手の反応によって、判断ができる。


三井情報開発総合研究所研究員時代、いろいろな仕事に首を突っ込んでいました。締め切りに追われている同僚の仕事を手伝って「こんな仕事をしているのか」とかね。社内のいろいろな仕事に首を突っ込んでみると「会社」がわかるようになるのです。


投資は水物ですから、全財産を注ぎ込んで一か八かの勝負に出てはいけません。お金持ちは、一度勝負に負けても、次に注ぎ込むお金がまだ十分にありますから、投資の世界でお金持ちを相手に戦っては絶対に負けます。一攫千金を狙うのではなく、今後の生活費を確実に確保するために、資産運用を行なってください。


一定程度の貯金をしておくことも大事。貯金があれば、お金のために神経をすり減らしてまで働かなくてすみますし、急な出費があったときにも対処できます。つまり、お金に自分の生活を振り回されないために、お金を貯めておくことが大切なのです。


米国は格差社会ですが、米国の低所得の人たちが必ずしも不幸なわけではありません。地方に行けば、仕事はほどほどにしつつ、家族や友達との交流や趣味を大切にしながら楽しく生きている人がたくさんいます。彼らは幸せの基準をお金には置いていません。日本人だって、そういう生き方に転換すれば良いのです。


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