森本貴義の名言 一覧

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森本貴義のプロフィール

森本貴義、もりもと・たかよし。日本のスポーツ・トレーナー。京都府出身。学生時代に陸上競技を行い怪我に悩まされた経験から、スポーツ・トレーナーになることを志す。関西針灸大学(のちの関西医療大学)卒業後、オリックス・ブルーウェーブにスポーツ・トレーナーとして入社。その後、メジャー・リーグでスポーツ・トレーナーとなることを決意。シアトルマリナーズ傘下ピオリア・マリナーズのインターンシップ・トレーナーを経て、シアトル・マリナーズのアシスタント・トレーナーを務めた。著書に『一流の思考法 WBCトレーナーが教える「自分力」の磨き方』『カラダ×ココロ改善計画』ほか。

継続できない人は、他人や環境のせいにしていないか、振り返ってみよう。言い訳は逃げ道を作る。


日本人は学校教育の中でも、長所を伸ばすことより、短所を直して平均的にすることを教え込まれます。でも成功している人は自分の長所を理解していて、その長所をトレーニングで突き詰めた人が多いと思うのです。他の人と同じだと、チームに残れないからです。


トレーナー業を日本のプロ野球、アメリカのメジャーリーグと、最高峰の場で16年間続けさせていただきました。多くの方々の支援があったからなしえたことですが、ひとつ言えるのは、偶然ではなく自らの選択によっていまの場所にたどりついたということです。


多くの成功者は自分を客観視するスキルに長けていて、何が自身のスペシャリティで、いま自分はどのレベルにあるか、理路整然と言うことができました。そして人の何倍もの努力をし、努力する方向を間違えていない。


いまは本当に必要なポイントをひとつだけ伝えることにしています。たとえば昨今の選手は、栄養管理にも責任を持っていますし、トレーニング手法の勉強も怠りません。ただ情報がたくさん集まり過ぎて、「これはしちゃいけない」「あれはしちゃいけない」とアタマでっかちになる選手もいます。ですから足りないパズルを、そっと埋めてあげるのです。


「野球道」を歩く人が、野球を仕事にしているとは限りません。プロ野球の世界から退いても、草野球チームでコーチをしたり、マネジメントの勉強をしてリトルリーグの監督をしたりする人もいますが、彼らはさまざまな形で自分なりの「野球道」を究めているのだと思います。このように自身が選んだ「道」を突き進むことができる点が、日本人の優位性だと思うのです。


日本を離れたことで、日本人の強みにも気づきました。自身の専門性を最大限に高められる点です。日本には職人さんがたくさんいますが、ひとつのことを突き詰める才能を持っているのだと思います。


アメリカのように毎日選択に迫られる社会で生きていくことは、そもそも厳しいことです。選択の自由はありますが、選択による責任をすべて負わねばならない。日本人は「アメリカは自由でいい」と言いますが、自由の意味をはき違えているのではないでしょうか。厳しい環境でアグレッシブに生きるアメリカ人を見るにつけ、日本の子どもたちは大丈夫かなと思うこともあります。


イチロー選手はとにかく彼の努力は半端でなかった。私はイチロー選手と同じ寮に住んでいたのですが、お風呂に入っているときに「バッティングの音がするなあ」と思い、見にいったら彼だったり。朝3時ごろまで練習していることもあれば、みんなが寝静まっている早朝からストレッチをしていたり。「同年齢でこんな人がいるのか」と驚きました。ひとつひとつ階段を上る彼を見るにつけ、私は「スペシャリティを磨くこと」が成功のカギだと知りました。


やりたいことのひとつが、日本のフィットネス産業で働くインストラクターの教育です。日本のインストラクターは、就職したあとにあまり勉強しないんです。でも新しいメソッドや考え方は続々と生まれているので、それをキャッチしてセミナーを実施したり、実際にトレーナーを養成したりすることもできると考えています。


ルーチンをつくるときに大事なのは、漠然と同じことを繰り返すのではなく、目的達成に必要なことを無意識に実行できるようにすること。無意識で準備できればストレスはかからず、平常心でプレーに臨みやすい。


私が渡米し、無給状態を耐えて、マリナーズのトレーナーになれたのは、マリナーズで活躍するイチロー選手がうらやましかったから。目標達成のためのルーティンを継続する原動力になった。


イチロー選手は、試合後、ミットやバットの手入れを専門係に任せず、自分で行う。手入れは、彼にとって試合を振り返り、自分と向き合う時間。同時に、結果が悪くても、手入れが終われば、気持ちを明日へと切り替えている。


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