梅森浩一の名言 一覧

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梅森浩一のプロフィール

梅森浩一、うめもり・こういち。日本の人事コンサルタント。青山学院大学経営学部卒業後、三井デュポン・フロロケミカル、チェース・マンハッタン銀行、ケミカル銀行東京支店日本統括人事部長、チェース・マンハッタン銀行人事部長、ソシエテ・ジェネラル証券東京支店人事部長など外資系企業の人事部長を歴任したのち独立。エグゼクティブ・人事コンサルティング会社アップダウンサイジング・ジャパンを設立。主な著書に『「クビ!」論』『面接力』『出世しない技術』『抜擢の法則 上に評価される社員はどこが違うのか』『朝、会社に行きたくなる技術』『残業しない技術』『91%の社員はムダである』など。

学生と違って社会人は、何らかのメリットを感じないと動かない傾向があります。端的に言えば、出世するとか、給与が上がるとか、仕事の効率が上がるとか、そうしたメリットないしは動機づけがないといけません。


社内アンケートをとるとき、社内の人間といえども、ある種、お客様ととらえ、「いかにして答えていただくか」を考える必要があります。


ビジネス文書を書く5つのポイント

  1. 簡潔に書く。
  2. 初めに結論を書く。
  3. 企画書や提案書はA4用紙1枚にまとめる。
  4. メールはスクロールの必要のない画面に一面で収まる程度に書く。
  5. 「I」ではなく「WE」で書く。会社や部署の代表として書いていることを自覚し、意思表示する必要がある。

仕事にスピードがますます要求されるようになった現在、メールなら、伝えたいことは画面一面以内に簡潔にまとめるべきです。


企画書や提案書には、調査資料やデータなどを添付する場合もあるでしょうが、それらはあくまで参考程度です。分厚い資料を渡されても、はっきりいって誰も読みません。「調査・分析は以下のようになりました」というバックボーンとして有効な程度と考えてください。


「最初に結論ありき」がビジネス文書の基本と心得てください。現代のビジネスパーソンは、何が言いたいのかわからないような文書に付き合っていられるほど暇ではありません。


「優先順位が付けられない」「8割でいいのに完璧にやろうとする」。このふたつが仕事のできない人に共通する特徴です。これ以外の能力や知力は、仕事のできるできないにはさほど関係ありません。


仕事は「とりかかりやすいもの」「時間がより少なくて済むもの」から取りかかるというのが基本的なルールです。実際の仕事の場合は、最初に資料集めのような仕込みを済ませてから、「よりリターンが大きく」かつ「実行が容易なもの」を最優先するといいでしょう。


仕事の状況というのは、時間によって変化するし、状況が変われば先にやらなければならないことも変わるのです。つまり、いったん決めたことを何が何でも守らなければいけないのではなく、状況に応じてその都度、最適な優先順位を決めることが大切なのです。


「仕事が速い」というのは仕事ができる条件というより、それがすべてと言っていいくらいです。ひとつの案件を処理するスピードが速ければ、その分たくさん仕事をこなせますから、次から次へと声がかかる。これが仕事ができる人ということです。一方、スピードが遅くて、いつも仕事をいくつも抱え込んでいるような人には、誰も新たな仕事を頼もうとは考えません。それで、いずれ仕事が回ってこなくなって、あいつは仕事ができないという評価につながることになるのです。


仕事の評価は誰がするものでしょうか。顧客や上司といった、自分以外の人です。仕事というのは、いつだって他人目線なものです。たとえあなたが、「これは自分の力からすれば8割の出来だ」と感じたとしても、相手がOKなら、それでいいのです。


「相手の期待を大幅に上回ることを目指す」という考え方をしている限り、時間はいくらあっても足りないでしょう。期待には応えればいいのであって、それを超える大幅も小幅も必要ありません。質は評価を受けた自点でクリアしているんですから、それ以上はやりすぎです。だって、ほかにもやるべきことや、考えなければならないことがサラリーマンにはいくらでもあります。しかも、時間は無尽蔵ではありません。


ビジネスシーンでの話し方というのは、なにも敬語がどうのこうのということではなく、気遣いができるか、できないかがずべてなのです。


上司も所詮普通の人です。テレパシーもなければ、読心術の才能もありません。ですから結局、上司のあなたに対する印象や評価は、あなたの発言やちょっとした言葉づかいで決まっているのです。それなのに上司を不快にさせる言葉づかいを無意識のうちにしている人が少なくありません。「成果を出しているのに、いまいち上司の評価が低い」という人は、一度自分の口ぐせをチェックしてみましょう。


仕事には「質」と「量」、ふたつの側面があることを忘れないでください。質を追求しても量がこなせなければ、結局その人は仕事ができないと評価されるのです。


仕事で完璧を目指すということは、ほとんどその人の自己満足でしかありません。仕事というのは、それをあなたに頼んだ人を満足させればいいのであって、8割の完成度であれば、まずそれは達成できるはずです。


仕事は完璧に仕上げるよりも、明日締め切りのところを1日早く仕上げる方が、多くの場合、よほど価値があります。要領がいい人というのは、そのあたりのことがよくわかっているから、結果的に仕事ができるというわけです。


「要領がいい」というのは日本人にとってほとんどが「いい加減」や「手抜き」と同じ意味です。しかし、ビジネスの世界では要領の良さが常に求められています。なにも「手抜きしろ」と言っているのではありません。ただ「相手から評価されない仕事をいくらやっても、意味がない」と言いたいだけです。


世の中で成功している人って、みんな楽しそうに仕事しています。どんなに忙しくても、それが自分のやりたいことであれば、その状態って決して嫌じゃないはずです。楽しそうに見えないサラリーマンというのは、仕事が忙しいからという理由より、仕事を「やらされている」という感覚が強いからじゃないでしょうか。


残業しないで済ませるためには、それまで完璧に仕上げなければと頑張っていたところを、8割で「サクッ!」と区切りをつけてしまえばいいんです。仕事ができるというのは、要領がいいということなんですから。


残業をしないということは、その時間に何をするかより、会社に長くいないということが大切なんです。やることが思いつかなければ、家に帰ってボーっとしていればいい。ボーっとしている時間がないということは、自分のやりたいことを考える時間もないということです。さすがに会社で上司の前ではボーっとできないでしょう。


自分は貧乏でいいんだというのは、はっきり言って間違いです。十分なお金も稼がずにどうやって自分の生活を成り立たせ、家族を養うことができるというのですか。そういう人は心のどこかで、自分の人生を他人任せにしているのであって、非常に無責任だと言わざるを得ません。


仕事の「やらされ感」が嫌だからサラリーマンを辞めるのは最悪の選択です。辞めた途端、病気になっても誰かが仕事をカバーしてくれるとか、自分の業績が悪くても会社が給料を払ってくれるなどという、サラリーマンならはのメリットもすべて失われてしまいます。日本の会社のいいところは、そう簡単に社員を辞めさせない点にあるのですから、何も自ら進んで辞めることはありません。


私は何も真面目がすべて悪いと言っているわけではありません。仕事にはすべからく真面目に取り組むべきだと思っています。ただ日本企業には真面目一辺倒で要領の悪い人が多すぎます。要するにスピード感を持って仕事をすることに慣れていないんです。


外資系企業で働く機会がなければ、いまのように要領よく働くことができるようになったかどうか、怪しいものです。外資では日本の会社の数倍の速さで時間が流れており、仕事の遅い人間は全く評価されないどころか、真っ先に解雇されます。どうすれば仕事が速くできるかを必死に考え、ついに「仕事は8割でいい」という結論にたどり着いたわけです。


かつては自分の時間を犠牲にして仕事に取り組み姿勢も、評価の対象になっていました。いまならそんなパフォーマンスの悪い社員は、真っ先にクビ切りの対象です。8割の仕上がりでOKが出るのに、どうして10とか12まで完成度を引き上げる必要があるのか、私にはわかりません。


目先の残業代のために時間を無駄にするくらいなら、その時間帯で資格なり起業なり、何か稼げる勉強をした方がいいでしょう。それはその人の財産になります。けれど、残業代がもらえるかどうかは制度次第です。自分と制度、どちらを頼りにして生きたら幸福かは、明らかでしょう?


残業とは企業にも社員にも罪なものです。なぜなら、割増賃金を支払うことは、会社にとって大きな負担になり、そのコスト負担が結局、社員たちの本給の上昇の邪魔になっていることも多いのです。しなくてもいい残業をしてお金を稼いだつもりが、かえって自分の給料を下げる結果になっては目も当てられません。


最終的に「自分らしい仕事のスタイル」を身につけるためにも、まずは徹底的に身近なできる先輩を真似してみることから始めてはいかがでしょうか。


他人のマネばかりしていると、二番煎じばかりで自分らしさを失うのではないか。マネというと、そうしたネガティブなイメージを抱く人もいるかもしれません。しかし、どんなに振る舞いや働き方を真似したところで、自分の性格やアイデンティティーまで変わることはありません。大切なのは、そうした根本的な「自分らしさ」と、周囲から評価される仕事ぶりを組み合わせて、仕事の成果へとつなげていくかです。


挨拶の仕方や起床時間、会話の内容やランチの店など、できる先輩がなぜそのような行動をしているのか、それがどう仕事に影響しているのか。そう意識しながら先輩を真似ていくと、たとえば歯の浮くようなお愛想が、実は人間関係に役立っていたりと、予期せぬ因果関係に気づくはずです。一挙手一投足を真似することで、自分に足りないものが実感としてつかめてくるのです。


一般的に仕事を真似るというと、「複数の人の、いい部分だけを採り入れる」ことと考えられがちです。しかし、ある人の長所だけを抽出するとなると、その人が出した結果について、なぜそのような結果が出せるかの原因について、把握しておく必要があります。しかし、最初からその因果関係が理解できていれば、苦労はありません。仕事の成果には複数の要因が折り重なっています。そうした因果関係を把握するためにも、まずは目標となるべき一人のフォロワー(追随者)になることが必要なのです。


いま、あちこちで仕事の仕方を指南する情報が流れています。もちろん、汎用性のある手法は大いに活用すべきでしょう。しかし評価という視点からいうと、必ずしもカリスマの手法があなたの環境で役立つとは限りません。それより、まず社内で結果を出している上司や、できる先輩のマネをする。それが、自分がいまいる場所で成長する最も効果的な方法だといえるでしょう。


ビジネスパーソンのキャリアにとって大切なのは「他人の評価」です。いまの職場でどんな成果を出しているのか。周囲から働きぶりをどう見られているのか。社内での出世はもちろん、転職するにしても、他人から自分の仕事を評価されなければ、望むキャリアなど築きようがありません。しかし評価は、社風や評価方法によって異なるものです。だからこそ、できるだけ自分と同じ環境で、高い評価を得ている人を参考にするべきなのです。


社内で最も結果を出している上司や先輩のマネをすることが、私はできるビジネスパーソンになる一番の近道だと考えています。


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