柳澤大輔の名言 一覧

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柳澤大輔のプロフィール

柳澤大輔、やなさわ・だいすけ。日本の経営者、ウェブプロデューサー。面白法人カヤック創業者。英国領時代の香港出身。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、ソニー・ミュージックエンタテインメントに入社。2年間実務を経験したのち、面白法人カヤックを創業。同社はユニークなネットサービスを多数展開している。主な賞に『JWDA WEBデザインアワード 奨励賞』『文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品』『東京インタラクティブ・アド・アワード ウェブサイト部門コーポレートサイト銅賞』。主な著書に『空飛ぶ思考法』『アイデアは考えるな。』『この「社則」、効果あり。』『ウェブで一発当てる方法 スマッシュコンテンツ成功の法則』など。

上手くいかなくてやめる施策も多いのですが、「上手くいきそうにないからやらない」という考え方はしません。まずはやってみます。


何かを強制するということではなく、あくまでも、自分の意思で動くことが重要。


アイデアを出すと人間って楽しくなってくるんですよ。何かイケそうな感じがしてくる(笑 )なので、そういう人を増やしたいですね。


うちはそこを「一人の情熱でやっていいよ」と言い切っちゃってる。そうしていられるのは、その「卵」の部分で仕事をしているからだと思うんです。これがどこまで続くかというのは、そういうヒットを永続的に生み続けるということができれば、一応成立するかなと思ってるんで。まだまだ挑戦している途中ですね。


ブレストの最中は原則、質問禁止というルールがあります。ブレストする時、誰かが議題を出すと質問が出てきますよね。「そのマーケットってどの程度の規模なの?」とか。あれは意味ないですね。それやり始めちゃうと、そもそもブレストじゃなくなるんで。ブレストは疑問じゃなくて、アイデアを出す場なんで。


うちの社員で、1週間で平均5回。ディレクターは10回とかやってるかもしれないですね。各自大小さまざまなブレストがあるんでネーミングのブレストとか、ちょっと集まって今から15分とか。


基本的には一人の思いつきが発端で、その後にチームを集めてブレスト(ブレインストーミング)します。消化というか掛け算するような感じですね。何かの着眼点を踏み台に、また違うアイデアをかぶせるというか。いくら周りがあれこれ言っても本人が採用しなければ、それでもOKですし。なので、誰かが持ち込んだんだけど、最終的なアウトプットはまったく違うものになったりして。そういう組み合わせの面白さは、一人よりチームの方が勝るというのが、カヤックの考えですね。


最終的にはその仕事をやっている「人」に依存してくるとは思います。仮に今はそうでなくとも、オリジナルになろうと思っていれば、段々そうなってくる。うちだと今は、FLASHがそうですね。フラッシュデベロッパーがまだ一人しかいないときにFLASHに強い会社だと最初に言い切って(笑)今は本当に強くなりましたから。


面白法人と名付けているんですけど、面白さの定義を「 唯一である、ユニークである」としているんです。会社も個人も個性的であることが、結果として、良い効果を生み出していると思います。カヤックでは、面白さ=個性としているので「あれ?どこかで見たことあるサービスを出してきたな」となると、僕らの価値が下がっちゃいますから。


こういうニーズがあるとか、ここが不便だから作ろうというのもあるんですけど、誰かが「これすごいじゃん!」「かっこいいじゃん!」みたいな、見たこともないタイプとして出てきて、それが一気に広がっていく。


「これを作りたい」という感情がまずあって、それを形するために技術者的な発想で考える。ニーズじゃなくてウォンツから入るんです。もちろん、全部それでいいわけじゃなくて、たまたまWebの業界ではそれが合っているんでしょう。混沌としていて、次から次に何か生まれてくる。そことうまくマッチしている。


「仕組み」や「システム」を大事にしてます。アナログな感覚のサービスが多いですけど、根っこはデジタルなんで。基本は仕組みでどうにかしようという集団です。精神論で考えないということです。例えば「ありがとう」が大事だから毎日言おう!って気合を入れるんじゃなくて、毎日ありがとうを促進するメールが届いて、対応しないと催促メールが来るようなサービスを作っちゃったら……もう、ありがとうって言わざるをえないとか。


今年の社員合宿のテーマは「カヤックらしい解散方法とは?」でした。そういうことをテーマにみんなで考えてもらっています。 例えば、もし会社が潰れるとしたら、それは経済的に苦しくなったとか、突き詰めていっちゃうと、社会から必要ないと思われているということだと思うんです。それは受け入れなきゃいけない。でも、それでも最後に、価値ある何かを実行することができたら。社員が他社へ転職するとしても、それはアドバンテージになります。


話題性だけ先行するものって、カヤックは意外に少ないんです。実はちゃんと考えていて、基本的には論理的に筋が通っているものしかやってないんです。サイコロ給というのも、サイコロ振って面白いというだけじゃなくて、ちゃんと意味があって振っていたり。


ネット担当の仕事の重要性は、社長クラスの業務に匹敵します。ウェブサイトは24時間体制で外部と接触できる、会社にとってイメージや売上を左右する重要な存在です。指名されたらチャンスだと思って取り組みましょう。


ウェブサイトをつくるうえで注意する点は、あらかじめサイトの目的を明確にしておくことです。同じウェブサイトでも、実店舗への誘導を目的とするのか、ウェブ上で売上を完結させるのかでは、サイトのつくりがまったく異なります。


ネット担当に指名されたので、ウェブについて独学で勉強をする方もいるかもしれませんが、技術的な面を深く理解するのは簡単なことではありません。それよりは、いろんなサービスを利用者視点で使い、「これを使えば営業に役立つ」など、サイトの効果を理解できるようになれば十分です。そうすれば、制作の視点では難しくても、制作会社のスタッフとやり取りはできるようになります。


ウェブサイトを立ち上げる過程で、他の社員を巻き込む方法もあります。営業担当者には「どんなツールや情報が欲しいか」、広報や人事担当者には「どんなコンテンツがあれば、採用に役立つのか」など、自社サイトへの愛着を感じてもらい、みんなに絡んでもらって情報発信するのです。もちろんこういったプロセスを通じて自社の強みも見直せますし、社内の士気を高めることもできます。


実店舗への誘導が目的の場合、クーポンの発見やイベントの告知など、モノを売るより販売促進がサイトの役割ですが、ウェブ上で売上を完結させる場合は、商品の安さなどネットショップとしての優位性を強調しないといけません。この2つの両立は難しく、どちらの方向を目指すかは事前にハッキリさせておくべきです。


経験が浅いとウェブサイトをつくるにしても、画期的なものがつくれません。お金のかけどころもわかりません。サイト制作を依頼する会社も、どこを選んでいいのかわからないのが正直なところです。こんな場合は、素直に相談するのが最善策です。常日頃から、こういった情報を整理してくれて、しかるべきアドバイスや協業者を紹介してくれるキーマンを見つけておくことです。


社内を見つめ直して、自社の強みが見つかれば、どれほど強調できてどんな効果があるのか。個性に欠けるなら、どんな見せ方をすれば優位性が出せるのかなど、他社と比較したり、自社の業務を分解してみることで、新たな発見があるかもしれません。身内のことを知らないのに、対外的に効果的なアピールはできません。


ネットを活用して売上を伸ばすにも、いくつか方法があります。ECサイトで収益を高める方法もあれば、会社の知名度を上げて将来的な実を取るといった手法も考えられます。まずは自社のウェブサイトをどう活用して売上につなげるのか、数値的なシミュレーションを立てる必要があるでしょう。


ART-Meterという画家が2000人ぐらい登録していて、どんな画家の作品でも面積で測り売りするECサイトがあります。そこでは、そもそもこの仕組みで、こういう人に参加して下さいと言い切っちゃってる。会社だって同じですよね。鎌倉にあるとか、こういう人しか採用しないとか言い切っちゃってるんで、わかりやすいですよね。


一年前から「ぜんいん人事部」という制度を始めました。社員を全員人事部付にして、全員の名刺に「人事部」という肩書きを加えたのです。さらに、採用試験の書類選考を免除する「ファストパス」を持ち歩いてもらい、「これは!」と見込んだ人がいたら渡してもらうようにしました。たったこれだけのことなのですが、全員が採用担当者としての意識を持つことで、どんどん優れた人材を採用できるようになりました。それだけでなく、採用コストが25%ほど下がりました。


当社には特徴的な人事の施策が数多くあります。それらも、人事部がブレストして、提案をしてきたものです。人事部からの提案は毎週のようにありますね。


いくら本を読んでもサッカーがうまくならないのと同じで、ブレストも練習しないと上達しません。実際、入社したばかりの社員はなかなか自分の意見を言うことさえできませんが、一年もすれば誰でも気軽にアイデアを言い合えるようになります。


ブレストがしやすいように、当社ではオフィスの作り方も工夫しています。オープンで、社員同士のコミュニケーションの回数が増えるようなレイアウトにしているのです。たとえば、仕切りを減らす。打ち合わせスペースをいろいろなところに設置して、仕事をしていると横で他の社員が打ち合わせをしている声が自然と聞こえてくるようにする、といった工夫です。


面白く働くことの一つの方法は、いかに主体性を持って会社に関われるかです。「会社が何をしてくれるか?」というより「どうやったら会社がより良くなっていくか?」。そのように会社の問題を「自分事(じぶんごと)化」していくと、どんどん楽しくなります。


ブレストは、わが社にとってとても重要な位置づけにあります。一般的には新規事業を生み出すための手法などと思われているのかもしれませんが、実は、あらゆる現場で、面白く働くための役に立つのです。


「アイデアは既存のアイデアの組み合わせに過ぎない」と言われてますから、アイデアを出せる人は、物事の関連性を見つけ出せる能力がある人だと言えます。つまり、思いもよらない組み合わせを考えられる人が一流のアイデアマンということです。


行動を変えることよりも、自己イメージを変えることの方が難しく、時間がかかります。少しずつ成功体験を重ねながら、意識を変えていくしかないからです。


アイデアマンとそうでない人の違いは、自分がアイデアマンだと思っているかどうかというだけの話。面白いアイデアを出したいなら、「自分はアイデアマンだ」と思えばよい。


私は学生から相談を受けるとほぼ「それいいね」と言うことにしている。というのは自分自身起業するきっかけが高校時代の先生が将来起業した方がいいと背中を押してくれたから。まずはやってみるのが一番。


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