柳楽幸雄の名言 一覧

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柳楽幸雄のプロフィール

柳楽幸雄、なぎら・ゆきお。日本の経営者。日東電工社長。島根県出身。鳥取大学工学部工業化学科卒業後、日東電工に入社。電子材事業部門オプティカル材事業ユニット長、表示部材事業部門オプティカル材事業部長、光学事業部門オプティカル事業部長、オプティカル事業部門長、取締役、常務取締役、経営統括部門長、副COO、専務執行役員、オプティカル事業本部長などを経て社長に就任。

新しい技術を開発する余地は必ずあります。当社ではまず新しいテーマをたくさん立てます。この種まきが多軸化です。しばらくして多軸の芽を束にまとめます。それが幹になる時に、選択と集中を行います。そして成長する手応えを得た技術・分野にさらに肥料をたくさんあげるわけです。


当社には「三新活動」がベースにあります。いま売っている製品を別の市場に持っていけば「新用途」になり、新しい技術を付加すれば「新製品」になります。そして、その両方が重なれば「新需要」が生まれます。これが「三新」の意味です。


売れずに終わった製品や技術も少なくありません。失敗することを恐れず、面白さを感じながら仕事をする社員が当社にはたくさんいます。変化のあるところ、成長するところに積極的に出ていって、-人ひとりが頑張らないと多軸化でしきません。これをさらにグローバルに広げていくつもりです。


当社の主力製品はフイルムやシートですが、多くの機能や価値を埋め込んでいるからこそ、様々な応用を見つけて広がってきました。次々と新しい価値を創造した結果が、1万3500種類もの製品群になっているわけです。これが他社には真似のできない強みです


技術者に「自由に種まきしなさい」と言ったところで、ミスを恐れるのか、なかなか動きません。そこで「多軸ファンド」をつくり、私が決裁できる枠を100億円用意しました。社員が通常の意思決定プロセスを通さずに出してきた提案書を、CFO(最高財務責任者)とCTO(最高技術責任者)が事前審査して、CEO(最高経営責任者)の私が最終判断します。


研究開発の種をまく分野は「グリーン(環境)」「クリーン(新エネルギー)」「ファイン(ライフサイエンス)」の3つです。いずれも「社会コスト、環境負荷コストを減らす技術・製品」というのが共通の条件です。


海外拠点の現地人人材に当社の経営理念やDNAをもっと理解してもらうため、リーダーを育成するための「グローバルビジネスアカデミー」を開校しました。シンガポールからスタートし、中国・上海でも展開し、若手対象のアドバンスクラスに加えて、幹部候補生を対象としたエグゼクティブクラスも設けました。また、世界から選抜された人が参加するグローバルカンファレンスも春と秋に開催しています。


日本発ではなく各エリア発でニッチトップにならなければ、本当のグローバル化ではありません。そのため、いままさにグローバル化のセカンドステージを歩もうとしています。


シェアトップになることで、お客様から一番先に情報が入ってくるため、いち早く手を打つことができます。


当社が様々な市場で勝ってこられたのは、グローバルニッチトップ戦略によって基盤を築いてきたからです。ニッチとは、当社固有の技術を生かした製品が活躍するに相応しい空間のことであり、決してスキマという意味ではありません。その中でシエアNo.1を獲るということです。


当社は現在94歳ですが、歴史を見るとピンチのたびに脱皮をしてきました。たとえば、主力製品だった絶縁ワニスやゴムが厳しい状況になると、新たに工業素材を手がけて切り抜けました。ピンチをチャンスに変えるDNA、工業材料やエレクトロニクスへ、海外へというように、変化や成長するところに出て行こうというDNAが長い間で培われてきたと思います。


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