柘植康英の名言 一覧

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柘植康英のプロフィール

柘植康英、つげ・こうえい。日本の経営者。「東海旅客鉄道(JR東海)」社長。岐阜県出身。東京大学経済学部卒業後、日本国有鉄道(国鉄)に入社。国鉄新潟鉄道管理局総務部人事課長などを経て、分割民営化時にJR東海に入社。総合企画本部経営管理部管理課長、人事部企画担当課長、人事部勤労課長、人事部人事課長、総務部次長、総務部長、取締役人事部長、常務取締役秘書部長、副社長などを経て社長に就任。

人は置かれた環境次第で能力以上のものを発揮するし、堕落もする。


いま、わが社は外から見ても内から見ても順調だ。しかし事故がひとつでも起きれば信用は一瞬で崩れる。


組織が本当に順調なときこそ、緊張感を持って、規律正しくきちんとした仕事をする必要がある。


技術や能力がいくらあっても、本人の気持ちが荒んでいてはそれを活かせない。裏を返せば、社員の気持ちが前向きであれば自ずと安全も担保される。


「安全」と「技術」と「人」。その3つが揃って初めて安全・安定輸送が可能になる。この鉄道事業の本質・ベースを疎かにせず磨き続けるのが使命だと考えている。


「1人の10歩より、10人の1歩」と私はよく言っている。鉄道はチームワークであり、優秀な人間が1人でいくら頑張っても動かない。その10人が2歩目、3歩目への余力を残しながら、足を前に踏み出し続けることが大切だ。


目標を持つ会社と持たない会社は決定的に違う。特にリニアは、夢がいよいよ形となる事業でもあり、世の中の大きな期待の高まりを感じる。こうした目標を持つことは、社の内外に対する大きな求心力になる。優秀な人材を集められるうえに、まさに社員一人ひとりの「前向きな気持ち」を支える事業だととらえている。


国鉄の最後、私は新潟で人事課長をしていました。合理化と職業斡旋が私の役目で、1万人ほどいた職員のうち3千人弱の人間を、配置転換したり別会社などに転籍させたりした。当時の組織は末期症状、断末魔でした。職員がモチベーションなく働く会社は、おのずと消滅することを痛感した。


国鉄の分割民営化までの最後の2年間には、新潟鉄道管理局の人事課長として職員の合理化と雇用斡旋を担当した。1万人余の局の職員を4分の3ほどに減らすという仕事だ。仲間が不本意にも職場を去る姿を見送るのは極めてつらい仕事だった。その体験が私の原点となっている。企業の業績が落ち込むと人の人生が不幸になる。


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