松澤昭(工学博士)の名言 一覧

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松澤昭(工学博士)のプロフィール

松澤昭、まつざわ・あきら。日本のエンジニア、工学博士。東京工業大学大学院理工学研究科電子物理工学専攻教授。東北大学大学院工学研究科電子工学専攻修士課程修了後、松下電器産業(のちのパナソニック)に入社。同社半導体研究所、中央研究所、半導体研究センター、 半導体開発本部などで技術開発に従事。その後、東京工業大学大学院理工学研究科電子物理工学専攻教授を務めた。

東工大でも博士課程の学生には3カ月のインターンシップを義務づけています。私の研究室は留学生が多いということもありますが、インターンシップは自分のステップアップにとってとても重要なので、できるだけ海外の先端的な企業に行くように勧めています。


東工大では電気情報系というのがあり、類別入試で、2年生の時に電気と情報に分かれます。ここ数年は伝統的なエレクトロニクス企業の業續が悪いので、IT型企業に関心がいき、情報系の人気があります。しかし、私は「情報技術は後からでも学べる。皆さんがやらなければいけないのはハードウエアも含めたシステムの設計だ」と言っています。システムはハードウエアや電圧コントロールとかエネルギーの変換など物理的なものを含みます。システム自体はデジタル制御かもしれませんが、動かす対象はすべて物理的なものなので、それをきちんと理解することで、初めてシステムの設計ができるのです。ですから、「まず電磁気学や電気・電子回路など物理的なものを学んでから、デジタルをやりなさい」と言っています。


これからのアナログの発展はデジタルのテクノロジーをうまく使うことにかかっています。それをやろうとした時に、一方のアナログでは設計ルールとしては緩くて厚い、高耐圧のトランジスタがあり、もう一方のデジタルではスピードや消費電力、コストを考えると、微細の方がよいのです。このコンビネーションをどうするのか、そのベストミックスの解を見つけることがとても重要です。


エレクトロニクス業界でも、デジタルの力を使いたいという動きは続いています。問題はそれをシリコンでやろうとすると、マスク代など開発コストが非常に高くなることです。様々な企業の方が相談に来ますが、結局、システムを開発する側は作りたくても、販売量が多くならず赤字になってしまいます。そこで、同じ分野で何社かまとまって、ひとつのチップを作るという方向に向かっているようです。そして、インタフェースやソフトウエアの書き換えで差異化していくのです。


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