松尾静磨の名言 一覧

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松尾静磨のプロフィール

松尾静磨、まつお・しずま。日本の経営者、官僚。日本航空社長・会長、初代航空保安庁長官。日本の航空産業に尽力した人物。佐賀県出身。九州大学工学部機械工学科卒業後、東京瓦斯電気に入社し、航空エンジンの設計に携わる。その後、逓信省に入省、航空局に配属され、朝鮮総督府蔚山飛行場長、大邱飛行場長、大阪飛行場長、乗員部補給課長、次長などを務めた。太平洋戦争終結後は、航空保安部長、初代航空保安庁長官。日本航空発足時に専務として入社。その後、副社長を経て社長・会長。

昔はお客さんが1人か2人しかいないことがあった。それでも当時の社員諸君は1人のお客、1つの貨物や郵便物を心から大事にした。それは、本当にありがたいと思う感謝の気持ちからだ。そうした真心の積み上げが、今日の収益を生み出したのだということを忘れないでくれ。
【覚書き|日航の創業期を知らない若手社員たちに語った言葉】


スパルタ教育だったが、いま考えてもあの当時の厳しいしつけは、ありがたかったと思う。どんなスポーツでも、苦しい訓練を重ねることによって、初めてファイトと忍耐力が養われるのだ。
【覚書き|旧制中学時代を振り返っての発言】


どんな仕事でも3年ぐらいしないと基礎はできない。まして航空事業には10年間のブランクがあり、まったくの無一文から始めたのだから、そんなに早く良くなる方がむしろおかしい。しかし、世間はそう思わないから、我々としても焦る必要はないが、できるだけ早く1銭でもいいから黒字を出すように努力しましょう。
【覚書き|終戦後ゼロからスタートした日航は、3年間で10億円の赤字を出していた。そのため初代社長柳田誠二郎氏に送った言葉。柳田氏は銀行出身者で航空産業は未経験だった】


新人採用にあたって、うちの会社では、なるべく秀才第一主義を避けて、いざというときに不屈の精神力と忍耐力と粘りを発揮できる者を選ぶことにしている。そうなると、どうしてもスポーツマンだ。私はあまり小さいことにはこだわらない性分だが、これは中学時代からやったスポーツのせいだと思っている。


お客さんが飛行機を利用する場合の第一条件は「信頼」ということだ。その信頼は、経験を積むことである。我々は現在の信頼の上に立ってさらにサービスに努め、交通機関の責務はなによりも安全運航だ、ということを肝に銘じて努力しなければならないと思っている。


彼らが職務につくときは、会社の膨大な財産を預かる責任者であるばかりでなく、乗客の尊い生命までを自分の判断だけで守らなければならない。そういう重大な職務につく者が、電車で汗まみれになって飛行場につき、疲れた体と不愉快な気持ちで仕事につくようではならない。だからキャプテン(機長)だけは重役と同様に、車で送り迎えするようにしてもらいたい。
【覚書き|日本航空に初めて日本人機長がでたとき、彼らを車で送迎するのは贅沢だという重役に対して反論した言葉】


スポーツは技術だけでは駄目だ。がっちりと、テコでも動かぬ精神力と粘りを身につけなければ勝てない。
【覚書き|学生時代、テニスを中心にスポーツに没頭したことについて語った言葉】


私は中学時代から長いことテニスの選手生活を送ったが、シングルスでセットオールにでもなると時間を食う。それも、夏のじりじり照る日中の試合は大変だ。ゲームの途中に息切れがしてこれ以上やれるかどうかというヤマが必ずある。だが、自分がくたくたのときは相手もまいっているはずだ。そこで「なにくそ!」という闘志が湧く。それが精神力である。


当今は万事合理主義の時代になって、昔のような厳しい訓練がないので、いざという肝心なときに粘りがない。競技にしても、やれ向かい風が強かっただの、雨が降っていたのとコンディションのせいにするが、自分だけでなく相手も同じ条件でやっているのだ。日ごろの訓練が足りないから、とんでもない泣きごとを言ってしまうのである。


家庭というものは、諸君にとって最も大事なところだ。朝出がけに奥さんと喧嘩して、むかむかした気持ちで貴重な人命や財産を預かる重大な職務についてもらうようなことでは困る。その意味で、キャプテン(機長)は常に健康に留意するとともに、品性を高めることに努力してほしい。諸君は外国に行けば、民間の外交官である。責任は重い。そのためにもまず、家庭第一主義をとってもらいたい。


臆病者と言われる勇気を持て。安全航行こそ、最大の使命であり、責任である。


企業というものは社長一人が優れていても、たいしたことではないんです。全社員がそれぞれの能力を十分に発揮できるような、一人一人が気持ちよく働けるような職場づくりをしなければ業績は上がりません。


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