村岡恵理の名言 一覧

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村岡恵理のプロフィール

村岡恵理、むらかみ・えり。日本の作家。東京出身。成城大学文芸学部卒業。著書に『アンのゆりかご 村岡花子の生涯』。

良いアイデアや言葉というのは、思いがけないときに、突然ぽっと浮かんでくる。


挨拶というのは、自分の存在を相手に示すこと以上に、心と身体を吸収性の良い状態に整えること。自分自身の「初心」のリセット・ボタン。


パソコンでは一瞬にしてコピー&ペーストやインストールができますが、だからこそ敢えて「書く」という作業には、それ自体、背筋を伸ばして襟を正すような、心身に彫刻をするような身体感覚があり、言葉を受け売りではなく、もっと深く自分のものにするためのひとつの方法のような気がします。


カナダの女性作家、ルーシー・モード・モンゴメリは、10代の文学修業中の頃から、興味のある出来事や近所で起こった面白い事件、折々に感じたことをノートに記していました。十数年後、小説のヒントをさがして、古いノートを読み返している時に、自分が書いたメモに無性に惹き付けられました。「農場を手伝う孤児の男の子を希望していた夫婦の家に間違って女の子が送られてきた」。言うまでもなく、このメモの一文から、その後一世紀以上にわたり読み継がれることになる「赤毛のアン」の主人公アンが誕生しています。


慣れというのは時に鈍することでもあり、初心は忘れ果ててしまうもの。年を重ねれば重ねるほど、未熟者だった頃の自分に教えられるということも意外と多いのではないでしょうか。感覚の若さを失わないためにも心の記録としてノートは役に立ちそうです。若い頃の着眼点や発想が原石だったと後になって気づくことともあるかもしれません。


ささやかでも直筆の紙にはその人の心の姿勢が映るもの。丁寧であれば、字は巧くなくても大丈夫。何度も書き直し、清書した誠意は、きっと真っ直ぐに届くことでしょう。


仕事ではパソコンを使うことが多いのですが、大切な人には手紙を書きたい。便箋や封筒、カード、一筆箋などを各種取り揃えて引き出しにしまっています。


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