村口和孝の名言 一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加

村口和孝のプロフィール

村口和孝、むらぐち・かずたか。日本のベンチャーキャピタリスト。徳島県出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、ベンチャーキャピタル「ジャフコ」を経て独立。「日本テクノロジーベンチャーパートナーズ」を設立。ベンチャー企業育成に尽力。そのほか徳島大学、慶應義塾大学ビジネススクールなどで教鞭をとった。

起業家は時代の激変を味方にする。時代は必ず激変し、振り返ってみると、その時代の激変分野の中で、新しい産業社会の大スターが登場している。


どんな起業家も、ダメな領域で事業を成功させることは難しい。


すべての起業家が何回も失敗をしながら初めて学習し成功のきっかけをつかんでゆく。


激動の時代は常にチャンスに溢れ、社会はまさに起業ベンチャーの活発な活動を待ち望んでいる。


新しい領域の新しい事業は、通常若い感性の人々によって実現されるのが社会の早道である。若い人こそ、激しい変化の中で、新しい商品を新しい顧客に提供するのにふさわしい。


全部の挑戦が一発で試行錯誤を経ないで成功するなどあり得ない。


血眼になって顧客を学習し、努力して肯定的に創造していかないと、事業は立ち上がらない。


奇跡を受動的に待っている経営は、経営ではなくバクチだ。


解釈と態度一つで、人間の未来は明るくも暗くもなる。


新しいものは、常に「新しモノ好き」の人々によって生み出される。


どんな時代も、社会が同じところに留まることは無く、常に新しい大きな変化が起こっている。


断片を真似しても、本質を真似したことにはならない。


予算統制は経営でないどころか、しばしば健全経営を歪める。


創業立ち上げは、失敗の乗り越えこそ、成功の重要な過程。


事業最適化活動が活発な企業は成功し、不活発な企業は淘汰される。


事業というものは、常に現実の顧客の心を捉えた企業が勝利するようになっている


どんな優良企業も、しびれるような成功体験とともに大企業病にかかる。


優良な大企業はいつまでも優良企業ではいられないのが世の習い。優良企業は顧客のおかげで大きくなり、組織になり、駄目になる。


組織分業化された会社は、機能がバラバラで情報同期がうまくいかず、あちこちにボトルネックが生じ、大きな機会損失と事業最適化不全を生み出す。


社内において多数決で意思決定すると、一見政治的には公平であるようで、事業経営的に最適でない間違った意思決定を採択してしまう危険性が高い。


誰か顧客に、何らかの商品やサービスが届けられる能力を持つこと、これが会社存続の最低要件。


偉大な起業家が古今東西、一般の人たちの共感を呼ぶ理由の一つが、組織の部分最適ではなく、社会全体の最適化に努力しているからだろう。


若い頃の成功は、何よりも大きな自信になる。


20代は、仕事を大量に体験したもの勝ちだ。


20代は思い切り多種大量に経営者に会い、その社会の経済構造に体験的に触れておくことは、とても貴重である。


技術が高度であるという事に満足して、顧客むけの商品開発を怠って成功はない。


「商品の仕様」「価格」「顧客の存在」「商品供給環境」及び「競合」は、切っても切れない事業成功の最低条件である。


現実の経営分析と、それの元となる報告は、極力本音と建前を排し、愚直で具体的、論理的にシンプルかつ合理的でなければならない。


収入は基本的に顧客に商品またはサービスを提供することで得られる。つまり他人を満足させなければならない。


最悪な状況は、考えようによっては新たな行動のきっかけだ。


事業活動の生産性の要は、役職員の日々の働きである。同じ人が倍働けば倍の生産性だが、やる気を失せれば十分の一にもなる。


経済危機こそ経営者が決意する時だ。「不況にも必ず生き残り勝利する」と心に強く思い、とにかく諦めない事が重要だ。


財務情報が管理できなければ経営判断は難しい。


ベンチャー生き残りの7か条

  1. ローコスト
  2. フロンティア、ハイエンド
  3. ニッチ
  4. 商品の完成度
  5. ファンづくり
  6. 資金繰り
  7. 情熱・決意

結局は人が企業を発展させていくので、幹部にどんな人をそろえるかということはすごく重要だ。


大企業の小型版みたいな組織をつくれば、ベンチャーが成功するなんて間違ったイメージを押しつけるキャピタリストなどは、会社を官僚主義にしてしまう残念な結果にしてしまう。


生まれるときは誰でも羊水にまみれ修羅場をくぐるように、いくら格好いい創業物語も、実際の現場は混沌としている。


冷酷なライバルが出現した時に乗り越えられるように考えられた事業計画をつくることが大切だ。


少数の気付いた人が多数を説得して時代が動くのではない。少数の人が自分達を支援してくれる少数の人と結びついてフロンティアをブレークスルーすれば、時代は前に進む。


成功する事業家は常に慎重である。


私の知る限り、成功する起業家は例外なく、様々な事に興味を持ち、学校を卒業した後も毎日よく勉強している。


いかなる成功も、経済の世界が変わる潮に乗らないと実現は出来ない。だから変化に注目する事が大切だ。


正しい商品を正しい顧客に正しい方法で売らなければ事業が成功する訳が無い。そのためにも商品サービスが開発され完成する過程の初期顧客への販売実験の学習過程はとりわけ重要である。


創造性、新規性の高い活動は、少数派であるがゆえに必然的に創業ベンチャーにこそ期待される。


失敗をなくしたら成功など出来るはずもなく、頻発する失敗を避け続ければ、産業社会全体がガラパゴス的に縮んで行って失敗してしまうだろう。


失敗は避けるものではなくて、失敗こそ学習する重要なプロセス。


すべての企業は、大なり小なり失敗を繰り返して成功するもの。


人生や事業は失敗の連続である。失敗が無い人は居らず、ズッコケだらけ。


起業家は、どこに可能性をかけて良いのか、迷い道に入ったような気持ちになる。しかし、ここであれこれ探索して試行錯誤して、自分がなすべき事業を発見することが重要である。後でその迷い道の途中で観察でき、体験し、発見したことが長い人生の中で、役に立ってくることはよくある。


創造的な新しい商品を最初に提供する供給者や消費者は、つねに既存の組織社会からすれば、少数派の変わり者、場合によっては変人である。事業に成功した場合には、この「新しモノ好き」の変人が、後の時代からすると、フロンティアの開拓者としてヒーロー扱いされることとなる。


新しい使われ方で新しく消費者が生まれる創造的な新しさもある。あったものを全く新しい事業として根本的に見直す、「事業を新しく定義し直す」という創造性である。


起業家は、組織人としてのサラリーマンのような、わかっていて不合理な生き方は出来ない。なぜなら、不合理な経営は、余裕のないベンチャーにとっては、即会社の破綻を意味するからだ。


私のところには、ベンチャー創業や、事業本格的展開したいとのサラリーマン、または出身者からの相談が多い。サラリーマン生活に数年でも慣れてしまった人がベンチャーを創業する場合‐なかなかサラリーマン感覚が抜けないという症状に悩む人が多いように思う。


1人の企業家の周りには、10人の企業家がいる。一人と信頼関係が出来ると、数珠つなぎで経営者人脈が出来る。経済社会の中では、悪い関係も連鎖しているが、良い関係も連鎖しがちだ。


まず、時代の波を、顧客ニーズの波なのか、供給イノベーションの波なのか、に分類してみると良い。このどちらかに分類する思考を持っていると、時代の波を見誤らなくて済むことが多い。


時代の激変には予兆があるが、しばらく助走期間があり、新商品の供給体制が社会で整って、顧客のニーズに火がついて、ようやく時代が激変した、と言える現象が顕在化する。時代が変わった後から、ノコノコ参入してもレッドオーシャン状態で競争が激しく、成功はおぼつかない。


人が起業して成功するためには、時代激変の暴風が吹き荒れる最先端で、貢献する商品サービスを供給する位置にいることが大切だ。そして、新しく生まれる顧客のニーズと顧客候補が学習して本当に買いたくなるまでに、辛抱強く試行錯誤を繰り返し、困難を乗り越えていくことが重要だ。


ベンチャーキャピタリストとしては、この4つが最も充実した起業ベンチャーに投資すべきである。

  1. 未来に向かって困難を乗越える、経営陣の起業家精神
  2. 社会貢献する強力なマネージメントの仕組み、幹部人材およびファイナンスの構成
  3. 世界に実在する情報不完全な他人たる顧客に、競争状態かつ、未成熟市場環境の中、ピカッと光る未来商品を提供するイノベーション
  4. ボトルネックのない合理的な運営オペレーション

商品を企画するときこういう問いかけでもよいだろう。「ダダだったら、開発した商品を実際、顧客は喜んで今すぐ使い続けますか」。ダダでも使う顧客が居ないモノを、お金を出して使ってくれる奇特な人は世の中に居ない。いっぱいいますよと言うなら、一週間以内に使って喜んでいる商品のユーザーを目の前に連れて来て、使用した感想を聞かせて欲しい。


失敗の中でも最悪の失敗は、失敗を認識しない失敗だ。起業家の失敗を投資家ベンチャーキャピタルや景気、政府のせいにしているような起業家は、自らの犯した失敗から何も学ばず、せっかくの成功への学習という財産を、みすみすドブに捨て続けている起業家だ。頭を丸め、当面瞑想が必要である。


新しいことにチャレンジすれば、それだけで失敗はつき物である。途中のチャレンジ結果の失敗は、最終的な失敗ではない。問題は挑戦した結果の失敗を直視し共有する勇気と、改革の機会とタイミングを逃がさないこと。そしてそこから何かを学び取り、最後まで成功を信じ諦めないこと。起業家精神の最も重要な要素だろう。


「顧客の現実の存在に対して商品を企画すること」に成功せずして、事業の成功はあり得ない。顧客とは誰で、どのくらいの世の中に居て、それはどんな生活を送っている人、または会社なのだろうか。その人または会社は、当社の商品を購入するのだろうか。想定顧客が存在し、想定顧客が満足する様な商品を企画開発出来ているかどうか。


経営者は人である。その人が顧客に商品を提供する事業を準備し、実現しようとしている。その原点には経営者の人として心に抱かれた未来イメージがあり、実現しようとする情熱がある。そういう意味で、事業の成否はすべて経営者の心の中にあるといって過言ではない。


「顧客に商品をお買い頂く」という経済活動がすべて事業の根幹だ。顧客は誰なのか、商品はどうあるべきか、経営者は命がけでこのことに集中している必要がある。


中堅企業投資のサラリーマン時代の中で、組織に埋もれてしまうことを恐れ、年に2回の夏休みと冬休み休暇を利用して、毎年欠かさずシリコンバレーをはじめ、海外視察に出かけ、日本での投資活動の肥やしにした。私費視察旅行で行ったところは、シリコンバレー、ニューヨーク、ロンドン、パリ、シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、バンコク、台北、香港、深川、マニラ、北京、上海、イスラエルである。格安チケットが普及してきて財政的には助かった。


人名ランダムピックアップ


経営・ビジネス・投資・仕事・お金・経済的な分野で成功を収めた人たちの名言を収録しています。

ページの先頭へ