末木紳也の名言 一覧

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末木紳也のプロフィール

末木紳也、すえき・しんや。日本の資格コンサルタント。横浜出身。立教大学社会学部観光学科卒業後、サラリーマンをしながら資格取得の勉強を続け、31歳で中小企業診断士を取得。通産省出資のコンサルティング会社に転職し、在籍中に数多くの資格を取得する。その後独立し、資格やキャリアアップについてのコンサルティングを行っている。著書に『プロが教える資格のリアル』『サバイバル資格活用術 30歳からの人生を資格で一発逆転する法』『間違いだらけの資格取得術 あなたが資格試験で失敗しないために』ほか。

専門性の高い能力を持つ人材を企業は簡単に手放すことはできない。


資格は、あくまでそれ自体に価値があるわけではないのです。資格取得はあくまでスタートラインにすぎないことを忘れてはなりません。


会計・法律・販売の専門知識なしに仕事をすることは難しい。専門知識がないのであれば、今からでも遅くはないので勉強してみてはいかがでしょうか。


30代後半から40代で資格を持っていない人はこの際、キャリアの棚卸しを行ってみてはどうでしょうか。キャリアの棚卸しは、自分を客観視して、強みと弱みを分析するものです。長所を伸ばして短所を補強するためにも自己投資が不可欠になります。


資格は本来、自分がどんなキャリアを目指すか、どういう仕事をしたいかで決まるものです。仕事の周辺にあり、さらにその延長線上におぼろげな自分のキャリアイメージが見えるものこそ、取るべき資格であるといえます。


本来資格はどんな資格であっても取ってすぐに活用できるものではなく、現場で実際に活用するためにはある程度の助走期間が必要となります。若いうちにベーシックな資格(簿記検定2級、ビジネス実務法務検定2級、販売士検定2級など)を取得しておくと、後々高レベルの視覚にスムーズに移行することも可能となります。無理なく難易度の高い資格を目指せるパターンをつくりだすことで成功をつかみとることができます。


キャリアの両輪を形成するのは、日々の仕事で行っている実務と、自分で会得する体系的・専門的知識やロジック(論理)です。日常業務で実務経験を重ね、必要な知識は資格の勉強を通じて学ぶ。これを続けることで、スムーズにキャリアアップをはかることができるのです。


ビジネスパーソンがキャリアアップするためには、自己投資が不可欠です。目指す資格を選ぶときには、注意が必要です。それは雑誌などに掲載されている人気ランキングなどは参考程度にとどめ、現在の仕事に直結した資格か、興味ある資格に絞り込むことです。


40代に差しかかると、必ずしも資格を取ることが絶対有利とは限りません。誰しも資格はなくても、長年培ったキャリアや専門分野、ノウハウ、スキルなどがあるはずですから、それらを前面に打ち出して勝負すべき時期なのです。


30代後半からの年代は中間管理職となり、仕事でマネジメント能力を求められる機会が多いものです。資格でいえばコンサルティングが身につく中小企業診断士や人事・労務のエキスパートになれる社会保険労務士あたりが最適です。


MBAについては30年前から箔がつくと人気でしたが、ビジネススクールが乱立し、供給過多気味に。たとえMBAを持っていても結局は何ができるかを問われるため、企業はあまり重視していないようです。日本の企業文化にも根付きませんでした。


特に、独立を考える資格取得者はより明確なビジョンが必要です。司法試験や公認会計士などの難関資格受験者は近年、減少傾向にあります。資格士業の需給バランスが崩れ、供給過多となり、資格取得後も仕事のない人がいるからです。もし、米国のように自由経済社会ならば、資格士業でも競争市場は成り立ちます。しかし、日本には、昔からのれん分け制度があり、新参者は参入するのが困難といった側面があります。資格取得後の活用戦略こそが、シビアに問われます。


まずは、ベーシックな資格取得をお勧めします。それは会計・法律・販売(マーケティング)の三分野の資格です。どんな仕事でも会社の基本的な仕組みを理解することが大切。これらの知識はビジネスマンの総合力を高めてくれるので役立ちます。できれば、「日商簿記(二級)」「ビジネス実務法務検定」「販売士(二級)」程度を20代で取得するのが望ましい。


スペシャリストというのはさまざまな経験を通じ、仕事の専門性を身につけているだけではなく、その分野を論理的に語れる知識も持つ人です。本来、スペシャリストはコンサルタント的視点も持っています。企業はその視点を求めているのです。


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