木村英文(木村飲料)の名言 一覧

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木村英文(木村飲料)のプロフィール

木村英文、きむら・ひでふみ。日本の経営者。「わさびラムネ」、「カレーラムネ」、お茶を配合した緑色のコーラ「しずおかコーラ」などユニークなジュースを発売する静岡県の清涼飲料水メーカー「木村飲料」社長。静岡県出身。静岡大学人文学部卒業後、祖父が創業した木村飲料に入社。弟とともにインパクトのあるユニークな清涼飲料水の開発に着手。同社を成長させた。

真似をされても構いませんよ。私たちは次の高みを目指すだけですから。


40代までは私も「正解は外にある」と思っていました。でも、答えは自分の中にあるのです。子どもの頃のいたずら、今まで出合った世界の飲料、先祖や親の苦労。すべてがノウハウとして私の身に入っている。そこに光を当てると、誰にも真似できないアイデアが次々と生まれてきます。


「わさびラムネ」を発売すると決めたとき、あえてまずいものを作ろうというのですから、社内は開発段階から大反対です。でも、強行して作ってみたら面白がって置いてくれるお店がありました。いつでも売れる冬眠しないラムネであることがわかったのです。お客さんは「あいつに飲ませてやろう」とパーティーの罰ゲームグッズのような感覚でシーズン問わず買っていくようです。「わさびラムネ」を買っていくお客さんには味はそんなに関係ないんです。
【覚書き|わさびは同社がある静岡県の特産品のひとつ】


うちの工場内が遊び場でしたから、子供の頃、調合室に弟と忍び込み、変なサイダーやラムネを作るいたずらをしていました。でもね、本来、清涼飲料は遊びながら作るものだと思うんですよ。


うちの「必勝合格ダルマサイダー」は世界初のお祓い飲料として受験生に人気を博しました。中身の味は同じですよ。でも、目に見えない力が体の内側から働く……はずです。
【覚書き|営業部長の提案で発売した「必勝合格ダルマサイダー」が売れたことについて語った言葉。同サイダーは地元の神社でお祓いされたあとに出荷される】


モンドセレクション金賞を受賞した「元祖ビー玉ラムネ」が売上を落とした原因はわかりませんでした。デザインもいいし、味もおいしいのに……。宣伝費をかけられない中小企業は大手に勝てないのだと本当にガックリしました。いいものを作れば売れると思っていたのが間違いだったのです。


子どもの頃から寿司屋で出てくるコーラに不満でした。こげ茶色のコーラは日本食に合わないからです。日本人はやはり緑茶でしょう。いま、うちの「しずおかコーラ(お茶を加えた緑色のコーラ)」は日本食ブームにのってシンガポールやマレーシア、オーストラリアなどにも輸出されています。


私はカレーが好きでして、とくに小学校の給食に出たカレースープが大好物。給食のカレー味のラムネを作ったら同世代は泣いて喜ぶに違いないと確信して開発しました。ま、実際に、「まずいまずい」と喜んで買ってくれるのは30代までの若者ですけどね。


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