木暮太一の名言 一覧

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木暮太一のプロフィール

木暮太一、こぐれ・たいち。日本の経済入門書作家、ビジネス書作家。千葉県出身。慶應義塾大学経済学部に入学。在学中に自主制作した学生向け経済入門書が累計5万部を突破。大学卒業後、リクルート、富士フイルム、サイバーエージェント勤務を経て独立。著書に『落ちこぼれでもわかるミクロ経済学の本』『落ちこぼれでもわかるマクロ経済学の本』『学校では教えてくれない「分かりやすい説明」のルール』『いまこそアダム・スミスの話をしよう 目指すべき幸福と道徳と経済学』『今までで一番やさしいミクロ経済学』『今までで一番やさしい経済の教科書』『マンガ+講義でよくわかる経済学超入門』『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか』ほか。

自分が知っている分野の商品だと玄人になり、素人の気持ちがわからなくなりますが、新商品のアイデアは素人の意見がヒントになって生まれてくる。


「自分が知らない分野のものを買うか、買おうとする」だけでも、新たな発見がある。


笑顔が素敵な人って、なかなか食いっぱぐれないと思いますよ。誰かが応援してくれる。それも巻き込み力のひとつです。優秀じゃないけれど、なぜか支えたくなる上司ってそういう人ですよね(笑)。


十年後どうなるかなんて、誰にもわからない。今の仕事が世の中に存在するかどうかさえわからない。


それぞれの階層の中で差はつくので、他人と比べないことです。常に先を走っている人はいるものですから、比べたら永遠に劣等生です。これはしんどいですよ。


いざという時に助けてもらうには、「交流会」で名刺を交換しても無意味。結局、自分の実力を上げて人の役に立つことが大切、ということになると思います。


現実逃避しても現実は何も変わらない。人間が大きくなろうと思ったら、目の前のことに全力で取り組む以外に方法はない。


給与に見合った価値を持っていると納得してもらえなければ、継続して高い給料で雇ってはもらえない。


ビジネスマンとしての価値が高いということは、初心者がちょっとやそっと勉強したぐらいでは追いつけない膨大な経験と知識を持ち合わせていることにほかならない。


自分の価値を高める自主練とは、本業に関する勉強だ。本業に関する専門書やレポートを読み、本業の知識を増やすのに役立つセミナーや勉強会に参加する。そうやって、本業において自分に労力をかけたときにのみ、自分の価値は高くなる。


よく、「思考は現実化する」と訴える自己啓発本があるが、行動しなければ変わるはずがない。自分の価値を高めるには、思い描くのではなく、実際に行動する以外にないのである。


野球選手は自分の価値を高めるために自主練を欠かさないが、自主練で卓球やテニスはやらない。昨今は、自己啓発本や自分磨き本がブームであり、朝活や交流会の類いも頻繁に開催されている。もしもそうしたものに心を魅かれてしまったら、「これは本業に役立っているのだろうか」と、一度、胸に手を当てて考えてみるといい。


ロングスパンの努力を成功させる唯一の方法は、「状態目標」だけでなく「行動目標」を持つことである。「いつかスリムになりたい」という状態目標を持っている人は多い。でもそれを願っているだけでは実際にスリムにはならない。「夕食に炭水化物を食べない」という「今日やること」を行動目標として持たなければいけない。「英語をしゃべれるようになる」という状態目標を、「一日に最低3つ単語を覚える」という行動目標に置き換える。こうすることによってのみ、大きな労力を必要とする価値の向上が可能になる。


たとえ潰れそうな会社にいるとしても、目の前の仕事に全力で集中すれば、そこから学べるものはたくさんある。潰れそうな会社は、平穏無事な会社では絶対に勉強できないことを経験できる、貴重な学びの場でもあるのだ。


藤田社長(藤田晋・サイバーエージェント創業者)のような、IT系のベンチャー企業の社長の成功は、時代の波にうまく乗ったからだとか、時代が味方したからだなどと評されることが多いが、彼らの努力と勉強量は圧倒的だ。彼らの成功の背後には、膨大な経験と知識の蓄積、つまり価値の蓄積があるのだ。


ワークとライフのバランスを取るのは、十分な地力をつけた後でいい。


自分の価値を正しく評価してもらうためには、「人間、中身で勝負だ」という考え方を捨てなくてはならない。いや、もちろん最終的には中身が大切だが、ビジネスのスタートにおいては、外見のほうがはるかに重要度が高い。なぜなら、ビジネスのほとんどは一発勝負だからだ。


サイバーエージェントには、「仕事の報酬は仕事」という社内格言があった。ひと仕事したら即給与アップを求めるのではなく、その報酬としてより多く自分の価値を高めうる仕事を求める。このストイックな貧欲さが、実は給与を上げるための一番の近道だ。


ビジネスのメールで砕けた表現を使ってはいけないとか、顔文字を使ってはいけないとかいったことは、新入社員に教えるルールとしては正しい。でも、文書の目的を考えれば、例外はあり得ます。日本語として正しい文章を整えることよりも、こちらの意図を相手に伝えることをつねに意識するべきなのです。


メールの文章は、必ず冷たく見えます。口頭で同じことを伝えるのと比べると、温もりが5割は減ると考えてください。つまり、工夫をしなければ、読み手に「冷たい人」と思われるということです。冷たい人に何かを頼まれても相手はやる気になりませんし、冷たい人からの苦言を受け入れる人はあまりいません。たとえば、「おめでとう」と伝えたいなら、メールでは「おめでとう!」と書かなくては、祝福の気持ちが伝わらない。そのくらいに考えたほうが良いと思います。


わかりやすい文章を書くためには、「何を言いたいか」を明確にするとともに、「誰に理解してもらいたいか」も明確にすること。つまり、目的を明確にすることです。逆に言うと、文章を苦手とするビジネスマンは、文書の目的を理解できていないことが多いのです。その背景には、自分の仕事を理解できていない、自分が何を求められているかを理解できていない、ということがあると思います。文章がうまくなりたいなら、まずは自分の仕事をしっかりと理解することです。


この文章は誰に向けてのものなのかを明確に定義しないと、文章は完成しません。


論理的な文章を書きさえすればわかりやすくなる、というのは大間違いです。論理的な文章とは、言ってみれば、飛び石が一直線につながっている文章です。飛び石を順番に飛んでいけば、結論にはたどり着く。でも、どのくらいの間隔で石を並べると飛びやすいかは、人によって異なります。わかりやすい文章とは、読み手が飛びやすい間隔で石を並べてある文章のことです。


多くの人はゴールが見えないなかで、最初の一文を書き始めます。だから時間もかかるし、できた文章がわかりにくい。ゴールから逆算することで、文章を書きやすくなるのです。


わかりやすい文章を書くためには、その文章で「最終的に何を言いたいのか」を、最初に決めておくことです。実際の文章の書き方としては、最初に最後の一文を書くのが良いでしょう。結論を最初に書いてしまうのです。それから逆算して考えていく。すると全体の構成が決まります。ここまでやってから書き出せば、必然的に論理的な文章になるわけです。


一文が長くなるのも、主語と述語の不対応が生じるのも、背景には同じ理由があります。何となく文章を書き出して、書いているうちに書きたいことが変わってくるからです。一文の中でさえこうした混乱が起きるのですから、文章全体ではまったく意味不明になってしまうのも無理はありません。では、書いているうちに書きたいことが変わるのはなぜなのか。それは、あらかじめ書きたい内容を決めていないからです。別の言い方をすると、文章の結論を決めていないということです。


目安として、一般的に一文の長さは70文字までと言われています。でも実際には、70文字に収めることを意識するよりも「、」を使わないようにする方が良い。「、」を使いたくなったら「。」でいったん切るようにするといいでしょう。


わかりづらい文章の特徴は、まず一文が長いことです。「~で、~であり、~なので、……」と「、」で延々と続いていく文章ですね。よく言われることではありますが、一文が長いのは最悪だと考えてください。


たとえばリクルートの営業マンなら、リクルートだからこそ顧客は話を聞いてくれる。それを「自分は日本一の営業マンだ」と勘違いしてしまうと大変なことになります。


会社の中で経験を積んで自分の軸を作るべきです。ただ、専門分野がひとつだとどうしてもコモディティになりますし、機械との競争には勝てません。それこそドラえもんに出てくる「ほんやくコンニャク」のようなツールができた瞬間、英語しか軸がない人は路頭に迷います。人間にしかできないのは掛け合わせること。自分の軸にもうひとつの軸を掛け合わせる。その組み合わせで機械に勝ち、他者と差別化するわけです。


万人に役立つものがあるとすれば、これからは「人を巻き込む力」でしょう。自分ではできないことを誰かにやってもらうために、声をかけられるか。見返りに自分が提供できる価値を身につけているかどうか。


私の場合は、会社の中で「これをやってきた」と誇れるものを作ってきました。ビジネスとしてこれをやって、世の中にこういう影響を与えた、と言えるような実績です。それを作るまでは転職はしない。そのために必要な時間は、人によって3年、5年と異なるでしょう。


使わないのに英語をとりあえず勉強するような人は、履歴書に書けるスペックを強化して安心しようとするのでしょう。でも、正直に言って採用する側はそんなところは見ていない。まして、日々の仕事で「お勉強」が役立つことはまずありません。


私は基本的に、国内で働くビジネスマンに英語は必要ないと考えています。学生時代には英会話スクールの帰国子女クラスで学びましたが、最初に就職した富士フィルムでも、その後のサイバーエージェントとリクルートでも、いっさい英語は使いませんでした。それに、あと数年もすれば、英語の問題はテクノロジーが解決するでしょう。ドラえもんの道具で、食べるだけで外国語が堪能になる「ほんやくコンニャク」がありますが、あれに近いものができるのではないでしょうか。


転職も運と縁は大きい。だから「もうちょっと楽観的にいこうよ」と言いたい。


転職がうまくいかないと悩んでいる人は「何回チャレンジしたか?」と自問してみましょう。私が29歳のときにサイバーエージェントから転職した際は、事業部の責任者として実績を残して、そのうえで転職先を探しました。それでも20社くらいは落とされましたよ。ポジティブなステップアップ転職でも、そのくらい失敗するものなんです。


日々ニュースをチェックしても、今日の売上げは上がらないでしょう。「こんなことをして、意味あるのだろうか?」と思うかもしれません。しかし、繰り返しているうちに、確実に風を読む力が養われていきます。その力は、近い将来、必ず、あなたの身を助けてくれるはずです。


日々、自分自身で経済ニュースを分析してみてほしい。そうした習慣がある人とない人では、数年後にとんでもない差がつくでしょう。その理由は、「世の中の風の流れを読む」ことが、今後ますます、仕事の成果を大きく左右するようになるから。


自分の価値を正しく知ってもらうために、「自分がこのような人だと見られたい」外見を整えることは重要だ。言い換えれば、自分の価値をそのまま表すような姿になっていないと、正当な評価は得られないということである。


先日、テレビを見ていたら、星野リゾートの星野佳路社長がTシャツ姿で出演していた。星野リゾートは、ラグジュアリーで寛げる空間を提供している。そのホテルの社長が、堅苦しいスーツ姿で出演しては、星野リゾートのイメージが崩れかねない。つまり星野社長は、外見によってしっかりと星野リゾートのコンセプトをアピールしているのである。


『人は見た目が九割』という本があったが、言いえて妙である。自分の価値を正しく評価してほしいと思ったら、身だしなみには十分な注意を払うべきなのである。さらに言えば、単に清潔な身だしなみを心がけるだけでなく、そこに的確な自己アピールを盛り込みたい。


たとえば、未知のクライアントにアポイントがとれたとしよう。面談の場で、相手の担当者から「信用できない感じの人だな」とか「仕事ができなそうな人だな」といった印象を持たれてしまったら、次回のアポイントは難しいだろう。多くのビジネスは一発勝負なのだ。


日本人の多くが自己アピールに尻込みしてしまうのは、自慢だと受け取られるのを恐れるからだ。日本人は、自慢していると思われることが耐えられないのだ。そこで必要になるのが、自慢と自己アピールの切り分けだ。これがしっかりできていれば、自己アピールが恥ずかしいという感覚はなくなる。会議で新規企画の内容を議論することになったとしよう。「私は類似の企画で社長賞を獲りまして」と言うのは自慢。企画の内容を尋ねられて、「類似の企画を担当したことがあります。その際、問題となったのは……」と言うのは自慢ではない。つまり自慢とは、文脈と無関係な自己紹介のことなのだ。これさえ押さえておけば、自己アピールに躊躇することはない。


私がリクルートに在籍していたとき、上司から叱られたことがあった。「君はいい仕事をしているし、社内ではそれが評価されている。しかし、社外での評価が低い。これは君の自己アピールの仕方がなっていないからだ」これをきっかけに、私は自己アピールの方法を意識的に考えるようになった。


いくら高い価値を持っていても、それが他者から評価されなければ給与のアップには繋がらない。日本には謙虚であることを美徳とする文化があるので、自己アピールをする人は嫌われるように思えるが、本気で給与を上げようと思ったら、積極的な自己アピールは不可欠である。


ワークライフバランスという言葉の流行によって、特に若いビジネスマンの中に、この言葉を地で行こうとする人が増えてきている。仕事と私生活のバランスを取り、両方を充実させようという考え方自体は素晴らしいものだと思うが、「いつバランスさせるか」ということは、一考を要する問題である。若い時代に猛烈な働き方をして価値の蓄積をしっかりした上で、30代、40代に1年、2年という単位で長期の海外旅行に出たり、海外留学をしたりする人が私の周囲にはとても多い。こうした経験はストレートに自分の価値を高めることになると思うが、ワークライフバランスと称して、若い頃から頻繁に休暇を取って海外旅行にでかけることが、価値の向上に繋がるかというと、はなはだ疑問なのである。


終身雇用制度は確実に崩壊しつつあるし、いま乗っている船がいつ沈没するかは誰にも予測できない時代なのだ。乗っている船が大企業だろうと中小企業だろうと、いまや事情は変わらない。そういう時代に生きていて、いざ船が沈没するときになって、自前の救命胴衣も持っていないというのでは、自分の人生に対して無責任だ。社内では目の前の仕事に集中し、一歩社を出たら、未来に備える勉強に集中する。こうした切り替えは、結果的に地力を高めることに繋がる。いざ転職という際のあなたの相場は、居酒屋で管を巻いている人々よりもはるかに高くなっているはずである。


自分の価値を高めるには、自主練を終えて本業の時間が始まったら、それに全精力を注ぐことが大切だ。


よく、自己投資と称して異業種交流会に参加したり、セミナーや勉強会に出かけていったりする人がいる。自己投資と言うと、いかにも自分に労力をかけているように思えるが、そのほとんどは気晴らしにすぎない。気晴らしで悪ければ、趣味だ。私の経験によれば、異業種交流会の「異業種」とは「よくわからないが、いろんな業界」の別名であり、そこでかき集めてきた名刺か実際のビジネスに繋がる可能性は限りなくゼロに近い。この手の自己投資は、自主練とは呼べない。


労働力の「価値」を高めていない人は、高く買ってもらえない。一般的なブームでたまたま高給を得られるかもしれないが、やがて「この人材にそれほど払う必要はないのでは?」と思われてしまう。安定して高い給料を得たいのであれば価値=地力が給料に見合っていると納得してもらえるようにする以外にない。


いくら価値があっても、使用価値がなければ商品にはならない。同時に、価値がないものが商品になることもない。労力をかけなくても手に入るものを、わざわざ買う人はいないからだ。平地で吸う空気がダダなのは、そのためである。


自分の給与がどのようなルールで決められているかを、ご存じだろうか。大半の人が、額面や手取りの金額ばかりに目を奪われて、給与の「成り立ち」について理解していないのではないか。つまり、多くのビジネスマンは、ルールも知らずにスポーツをやっているようなものなのだ。だから、「がんばっているのに給与が上がらない」とぼやくはめになる。ルールを知らずに無闇にがんばったところで、給与が上がらないのは当然なのだ。


新しいスポーツを始めようと思ったら、まず何をするだろうか。ほとんどの人が、ルールの勉強からスタートするだろう。どうすれば得点が入り、どうすれば勝ったことになるのか、まずはそのスポーツの「成り立ち」を理解するのが当たり前だ。「給与アップ」という名のスポーツを始めるとしたらどうだろう。やはり最初にやるべきことは、給与がどんなルールで決められているのか、すなわち給与の「成り立ち」を勉強することだろう。それを知らなければ勝ちようがない。


自分は同期入社のA君より仕事のスピードも速いし、残業だってたくさんやっている。営業ノルマの達成率だってA君より高い。つまり、仕事の密度においても長さにおいても、A君よりはるかにがんばっているのに、A君と自分の給与にはそれほど大きな差がない。これは、あまりにも不当ではないだろうか……。酷なことを言うようだが、こうした思い込みは、根本的に間違っている。彼は一般的な日本企業において給与がどのように決められているかについて知らない。だから、誤った疑問を抱くだけでなく、努力する方向まで間違えてしまうのである。


私がお勧めするのは、「自己投資をして、どの会社でも通用する稼ぐ力をつけること」です。他社で働くことを意識しながら、自己投資をして、他社でも使える能力を磨いてきた人は、どの会社でも評価されるようになる。


将来のお金に対して不安を抱くのは、具体的にいくら貯めれば良いのかがよくわからないから。明確な数字が見えれば、漠然とした不安がなくなり、必要以上にシリアスになるのを防げます。


これまでの仕事で培ってきたスキルやノウハウを棚卸しした上で、「このスキルはこういうふうに役立てられるのでは?」と考えていくと、どんな能力を磨いていけば良いかが見えてきます。


闇雲に自己投資をしても、求められる人材にはなれません。大切なのは、自分自身が商品であるととらえた場合、他の会社ではどのポイントが評価されるのかを考えることです。


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