木内博一の名言 一覧

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木内博一のプロフィール

木内博一、きうち・ひろかず。日本の農業経営者。千葉県出身。農林水産省農業者大学卒業後、家業を継ぎ就農。その後、農業組合法人「和郷園」を設立。農作物の流通を農協がほとんど押さえていた時代に産直事業を開始。8年で売上高15億円にまで成長させ、組合員の年収を全国平均の2倍にした。また、コンピュータによる生産・品質管理、冷凍野菜販売事業、野菜くずを堆肥にするリサイクル事業などを行い、地域に密着した循環型農業のビジネスモデルを構築した。千葉県農林水産功労者賞を受賞。主な著書に『最強の農家のつくり方』など。

よく、視察に来られた農業団体の人が、売上はいくらだ、利益はいくらだと質問しますが、それを聞くたびに日本の農業はまだまだ遅れていると思います。そういうものは、我々にとってあまり意味がないのです。我々にとって一番大切なのは、この組織の中に信頼できる友人、パートナーが何人いるか、そして、彼らと一緒に仕事をし、一緒に遊ぶことがどれだけ楽しいかということなのです。働く喜びはどこにあるのかってことです。


東京は情報が溢れているから、自分が何をやりたいのか、自分がどんな人間なのかを考える暇もなく、日々流されてしまうんです。


人の輪の中で、「この問題で困っている」と正直にいえば、助言をくれる人は大勢います。「なんとかお願いします」と謙虚に頭を下げれば、ほとんどの人が、「わかった、1回貸しだよ」といって、問題解決を手助けしてくれるものです。


自律とは、素直にものを見るということです。自分を素直に見つめるのは、ある意味、怖いですよね。でも、素直になると、自分に何が足りないのか、どこが弱いのかがよく見えます。それがわかると、足りないものを周りの人に素直に求めることができるし、自然と謙虚になります。これが私の考える自律です。自律した人間は、協調性を持てるのです。


当社は事業部制をとっていますが、各事業部は3~5人の少人数です。組織のサイズは3人が原型だと思うのです。つまり爺ちゃん、父ちゃん、倅(せがれ)です。父ちゃんが第一線で働き、爺ちゃんは外向的な窓口の役割を果たす。倅は使われる身分ですが、いずれ確実に父ちゃんになれるから、使われる立場に耐えられる。このサイズだと、各世代がそれぞれの将来像をきちんと描けるわけですから、組織が活力を失わないのです。


成功の最大の原因は、メンバー全員が自律していたことです。一人で何もかもやろうとする自立ではなく、自分を律する自律です。


当時の野菜の流通は、農家が作った野菜を農協が集荷して市場に出荷する流れが9割を占めていました。しかし、消費者の目から見れば、これは当たり前じゃありません。需要に対して供給が不足していた時代のシステムですよ。だって、農家=製造業と考えたら、受注しないで生産するなんてあり得ないでしょう?受注して生産するのが当たり前。我々は、当然のことをやりだしたのです。


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