晝馬輝夫の名言 一覧

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晝馬輝夫のプロフィール

晝馬輝夫、ひるま・てるお。日本の経営者。静岡県出身。光技術を核とした研究開発を行う電子メーカー浜松ホトニクス会長。浜松工業専門学校(のちの静岡大学工学部)機械科卒業後、浜松テレビ(のちの浜松ホトニクス)に入社。専務などを経て社長に就任。そのほか光科学技術研究振興財団理事などを務めた。同社は小柴昌俊氏にノーベル賞を受賞させたカミオカンデの光電子増倍管を作った企業として有名。

日本の企業には暗黙知(言語化できない身体を基盤とする知識)が詰まっている。その宝の山を利用することが大切です。


単純作業を繰り返す中で、高い問題意識を持ち、それをとことん究明する。それができるかどうかが仕事をするうえで大切なのだと思います。


我々は「ああでもない」「こうでもない」と、日々試行錯誤を繰り返しているんです。私は50年この会社にいて、いまだに「チクショウ、チクショウ」と思っている。まだまだわからないことが多いんです。


企業の技術力を高めるためには、質の高い人材を育成することが避けては通れない課題です。日本の大学は海外のものを日本に伝えることしかやってこなかった。だから、形式知しか伝わらず、自分で見つけるというサイエンスの心を育ててこなかった。日本の基礎化学が育たなかったのはそのためです。


一流大学を卒業した新入社員に、光電管に使うガラス管を洗う仕事をさせたことがあります。毎日ごしごしと洗う単純な仕事をさせて、一か月くらいたったころ会社の門の前で、この社員が私を待っていました。彼は「いったいいつまでガラス管を洗えばいいんでしょうか?」と不満をぶつけてきた。私は「それなら聞くが、いったい何のためにガラス管を洗っているかわかるか?」と言うと、「きれいにするためです」という答えが返ってきました。「ガラス管がすり減るまで洗うなよ。きれいになるということはどういうことかよく考えろよ」と言いました。それで気が付いたようで、彼はガラス管の表面はどうなっているのかについて強い関心を持ち、きれいになるとはどういうことかを研究するようになったのです。


浜松ホトニクスは創業以来、光と物質の相互作用に関する研究を続けています。未知未踏は大学院を出て高等教育を受けたらわかると思ったら大間違いです。たとえば、光がどうして電子をはじき出すのか。それは光が当たり、電子が飛び出るからだ。では、光のどの部分が電子のどの部分にあたるのか?突き詰めていくと、いくら学校で勉強したからと言っても我々は「光とはなんであるのか」「電子とはなんであるのか」ということがわかっていない。


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