是枝伸彦の名言 一覧

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是枝伸彦のプロフィール

是枝伸彦、これえだ・のぶひこ。ミロク情報サービス社長・会長。中央大学法学部卒業後、東京オフィスマシンに入社。その後、ミロク経理に移籍。12年務めたのち、ミロク経理からミロク計算センター(のちのミロク情報サービス)の分離独立を経て取締役に就任。その後、社長・会長を務めた経営者。

いつまでも変わらない企業理念や経営方針を持つ一方で、時代に応じて変化するべきところは変化させないといけない。


経営者は足元を眺めるだけではなくて、同時に長期的な視点を持たなくてはならない。


いつまでもリスクをとらないで安全志向に凝り固まっていると、そのうち日本全体がジリ貧になることは目に見えている。


リスクをとって勝負するという方向に経営者のマインドが変わってこないとダメ。日本の大企業の経営者ももっとベンチャー精神を持たないといけない。


当社の製品は作りこみに特徴があったわけです。宮大工職人がやるような開発作業だったのです。一方、インターネット時代の新しいソフトは汎用型で、いわゆるプレハブ工法。作りこみより、走りながら修正するぐらいのスピードが大事なんです。データベースも独自で作ったわけですが、これだって外から買ってくる選択肢だってあったかもしれません。結局、2年ぐらい開発が遅れ、商機を逃してしまいました。技術の変化はなめたらいけません。


当社は会計、財務、税務のソフトを独自開発し、それを専用機に載せて販売しています。それぞれの会社向けに作りこんだコンピュータですから、顧客はすぐにその機会を動かせる。そこを評価されて、当社は業績を伸ばしてこられたわけです。当社の製品は他の機器と接続しないスタンドアローン方が主流だったのですが、最近は企業の情報システムが変わり、ネットワーク型でないと買ってもらえなくなった。しかも、インターネット対応型でないと駄目なんです。


四半世紀前にこの会社を作り、店頭公開、東証二部上場と会社を継続、発展させることができました。東証一部上場も条件は整っており、近々やらねばと思っています。ここまで来るのに、経営のセオリーがさほど変わることはありませんでした。しかし、ここ数年の経営環境の変化は激しい。当社や顧客である会計事務所に関連する会計制度の変更もそうですが、それ以上にインターネットの普及など技術の変化の方が脅威です。経営の基盤が根本から揺らぎ、仕事の仕方がまるっきり変わってしまう。


今の日本が停滞しているのはリスクをとらないで、安全策ばかりとってきたツケ。当社も含めてリスクをとって外に出ていくということが、今の日本に求められていることだと思います。


資金繰りに詰まると、時にはいろいろな悪知恵も働いたりするんです。でも、そうした時、イレギュラーなことをしてはいけない。一生懸命に地べたを這いつくばって努力していれば、必ず手を差し伸べてくれる人はいるんです。


私の自慢は今まで人を切ったことが一度もないこと。どんな企業にもいい商品があり、いい社員がいて、いいお客様がいるんです。お金や土地だけが資産ではない。「人」は最大の財産です。企業はこうした財産を最大限に生かして生き抜くことが必要なんです。そこを忘れて、経営が苦しくなると、すぐに人を切るのはおかしいです。


大事なことは目に見えない財産の活用です。まずは人ですよ。営業であっても、開発であっても、その知識と技術トータルの財産が会社の資産ですから、こうした財産を守っていくことが大事だし、同時にこうした無形の財産が会社を支えているんだという認識が我々経営者には大事なこと。


今まで私はいろいろな人に助けられてきました。そうした経験を踏まえて、自分は自ら生きているというよりも、生かされているのだと感じるようになりました。


私が解せないのが、なんで大企業はあんな簡単に従業員の人員削減に手を付けるのだろうということ。企業にとって最大の資産は人材なんです。モノや発想を生み出すのは機械でもなんでもなくて、人なんですよ。それをなんでいとも簡単に首切りしてしまうのか、と思うんです。


ここ数年、ビジネスモデルを変えようということで徐々にソフトを売る会社からソリューションの会社にシフトしてきました。


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