志賀内泰弘の名言 一覧

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志賀内泰弘のプロフィール

志賀内泰弘、しがない・やすひろ。コラムニスト、日本の経営コンサルタント。中日新聞愛知県版の連載コラム『ほろほろ通信』を長期執筆。そのほか、人脈を活かし幅広い分野で活躍。著書に『なぜ、そうじをすると人生が変わるのか?』『なぜ、あの人の周りに人が集まるのか』『毎日が楽しくなる17の物語』『元気がでてくるいい話』『タテ型人脈のすすめ』ほか。

人脈は、一朝一夕には築けないものです。しかし、今日から築きはじめることができるものでもあります。


自分の願望を満たすには、まずは「ギブ&ギブ」で相手の願望を満たしてあげる必要があるのです。そういう人の周りには、やはり、ギブ&ギブを厭わない人が集まり、運のいい人脈を形成しています。


「ギブ&ギブ」の考えを基に、自分のできることから相手に与えてあげること。遠回りのようですが、これが人脈をつかむ一番の近道だと思います。


いまの世の中、インターネットや携帯電話のおかげで、コミュニケーションの手段が簡便化され、とても速くなりました。仕事でもスピードや成果が今まで以上に要求されています。そんな現代の状況があるからこそ、ハガキというアナログ的な方法で、ゆっくりじっくりと人脈を育てていくという姿勢が、人の心を惹きつけるのかもしれません。


ひとつのことを長年突き詰めて学び、打ち込んできた人は、その観点からの「哲学」を持っています。そういう人たちの周りには、やはり同じように「哲学」のある質の高い人たちがいるものです。


最近ご無沙汰している相手に、「久しぶり、元気?」とだけでも連絡を入れてみる。相手は驚くかもしれませんが、それが眠っている関係を呼び起こすきっかけになります。私が携帯電話をもっているのは、タクシーに乗ったときなどのちょっとした時間に、「どう?元気?」と知り合いたちに連絡を入れるためです。何も用事がなくてもこちらから気軽に連絡をとることが大切です。それだけで、こちらが相手を気にかけていることが伝わりますし、相手もこちらを気にかけてくれるようになります。人脈をつくるには、なにも特別なことをする必要はないのです。


質のいい人脈に巡り合ったとしても、ガツガツした姿勢では、運も逃げていってしまいます。獲物を見つけたら仕留める狩猟型ではなく、コツコツ育てていく農耕型の人脈づくりが必要です。そのために私が実践しているのがハガキを書くという方法です。なにも特別なことを書く必要はありません。会ったときのお礼や近況報告でいいのです。字が下手でもかまいません。自分の気持ちをさりげなくハガキに書いて相手に届けるのです。もちろん、ハガキを書いたからといって、すぐに人脈ができるわけではありません。返事をもらえないことも多いでしょう。でも、そこで諦めてはいけません。機会をみつけて、またこちらからハガキを送りましょう。野菜や果物を育てるように、毎日水をやり、その成長を楽しみにしながら続けることこそが必要なのです。


「質の高い人脈」は「肩書き」で決まるものではありません。いくら偉い人やお金持ちの知り合いがいても、知っているというだけでは、人脈とは呼べません。私は、「困ったときに電話を掛けるとすぐにでも助けてくれる関係」を「質の高い人脈」だと思っています。それだけの信頼関係がある、ということです。


「人脈によって仕事や人生が決まる」ということに異論のある人は、あまりいないでしょう。成功した経営者の方にお話をうかがっても、みなさん、人との出会いが成功の礎になったとおっしゃいます。しかし、多くの人が大切だと思う半面、人脈を広げる方法について明確に説明できる人は、それほど多くありません。人脈は、大切であるとともに、捉えどころのないものでもあります。ちょうど、それが運んでくる「運」と同じように。そう、私はまさに人脈こそが運にほかならないと思います。いい人脈はいい運を運んでくるのです。「質の高い人脈」こそが、ビジネスや人生における最大の財産であると思います。


お風呂に入って粉状の入浴剤を入れるシーンを想像してください。徐々に粉が溶け、一部のお湯の色が変わっています。その色のついたお湯をかき寄せてみてください。すると、どうでしょう?色のついたお湯は自分から遠ざかっていく。逆に、自分から遠ざけようと払うと、色のついたお湯は自分のほうへ寄ってくるのです。欲しいとかき寄せると遠ざかり、相手に与えるために手放すと寄ってくる。これは自然の摂理なのです。


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