廣田尚子の名言 一覧

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廣田尚子のプロフィール

廣田尚子、ひろた・なおこ。日本のプロダクトデザイナー。東京都出身。東京芸術大学美術学部デザイン科卒業後、GKテックに入社。国際バックデザイン豊岡コンペ金賞を受賞。その後独立してヒロタデザインスタジオを設立。アメリカのThe I.D.Annual Design Review入賞、銀座のデザインフォーラムコンペ金賞、グッドデザイン賞などを受賞した。そのほか、日本大学芸術学部非常勤講師、女子美術大学芸術学部デザイン学科准教授・教授、グッドデザイン賞審査委員なども務めた。

私の場合、昔からやりたいと思うことは全部したい、失敗したら仕方ないと、考えていました。やりたかったのにやらなかったということが、一番嫌なので。多少の代償は覚悟で、すべて実行する道を選んできたんです。


自分の人生のベクトルや夢の到達点がしっかりと見えていさえすれば、自然にそちらに近い方向を選ぶし、ズレているとわかれば、軌道修正できます。それが夢を実現する力ではないでしょうか。


自分では天職かどうかはわかりませんが、いまの仕事の面白さは、社会人になってから実感しました。良くも悪くも自分の力を正直に見切る力があれば、天職は見つかるのではないでしょうか。


プロダクト・デザインの一番の魅力は、生活の中に新しさ、楽しさを提供できることでしょう。自分好みの魅力的なモノに囲まれて快適な生活を送る。老若男女を問わず、それは幸せなことだし、生きていくうえでも大切なことではないでしょうか。


アイデアが出ないときは表層しか見ていなくて、本質を分析していないことが多いので、少し前の段階に立ち戻ってみます。するとだいたい、何かが抜けているんですよね。何も出ないときは、理屈が足りない。それが発見できれば、何かしら出てきます。


私には、基本的に考えるという行為は人間にしかできない魅力的なものだという思いがベースにあるので、考えて苦しいということはあまり感じません。


夢の到達点までのベクトルや方向がイメージできていない人ほど、目先で全然違うモノや違う方向を見て思い悩んでいるように思います。それが、一番の時間の無駄だと思います。それぞれの人生の俯瞰図と近隣が見渡せるロードマップが手に入れば、迷うこともなくなり、理想でしょう。


もちろん、スランプを感じるときはあります。アイデアの出ないときは、街中に出て人間観察をします。いろんな人を見ると情報収集になるし、こうした人々のためにモノをつくっているんだということを再確認できますから。


やはり作品は、営業ツールとしても一番ですね。私が一件一件、営業に回らなくても、プロダクト(製品)は独り立ちして、自然にPRしてくれます。遠方の人にも私のメッセージを伝え、ヒットを引き寄せる力があります。そういうプロダクトの魅力や醍醐味をしみじみ実感しています。


幼少時代から展覧会や美術館に展示される作品よりも、人の生活を楽しくするモノづくりに携わりたいと思っていました。


幼少時代、友人や家族に何をプレゼントするか、どんなラッピングだったら喜んでもらえるか、などを考えることが好きでした。いま思えば、子供ながらにおもてなしを楽しんでいたんでしょうね。人を喜ばせるという意味では、デザインはプレゼントと同じです。昔から人が喜んでくれることをやりたかったんです。


造形力とはその人の感性や絵の上手さだと思われがちですが、実際はストーリーに合った形に心地よく落とし込める表現力やボキャブラリーの豊かさだと思います。一方、私らしさや感性とは、社会を読む切り口や生活を見る分析力、理屈の組み立て方、さらに分析した情報から魅力を想像する過程ににじみ出るものだと思います。


生活に新しい風を吹き込む斬新なものにするか、奇抜さよりもどこかに温かな魅力があって生活に根付くようなものにするか。そんなカテゴリー分類から構造を考えていき、最後にスタイリングまで落としていきます。


人がモノを買うのは、色やデザインに引かれるだけでなく、その機能や使いやすさなども大切な要素です。いまの生活を新しくする魅力がなければ、たとえ綺麗な形でも購入にまで至りません。


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