広川慶裕の名言 一覧

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広川慶裕のプロフィール

広川慶裕、ひろかわ・よしひろ。日本の医師。ひろかわクリニック院長。大阪出身。京都大学医学部卒業。認知症やうつ病の治療に尽力した。著書に『認知症予防トレーニング』『あなたの認知症は40歳からわかる』。

人間の脳は、新しモノ好きです。新たな体験や驚きのある生活は脳を大いに喜ばせ、活気づけます。一方、単調でパターン化した日常は、脳を退屈させ、その機能や活性を退化させていく廃用萎縮を招きます。


私は認知症予防医として数多くの認知症や認知症予備軍の患者さんを診療してきましたが、認知症とは「生活習慣病の終着駅」にある病気だと考えています。認知症というと遺伝的要因や偶発的要因から生じる「避けられない病」と思われがちですが、実は遺伝による発症は日本人の場合、1%程度に留まります。認知症のほとんどは、悪い生活習慣の積み重ねが要因となり、発症しているのが現実なのです。


認知症予防とは、その対極にある「よく遊び、よく学ぶ」生き方を具現化することにあります。積極的に人生を楽しむ姿勢を持ち続けること――それが認知症への最大の防御となるのです。


認知症は歳を取ったら発症すると思われがちですが、実はその萌芽は20代以降から徐々に始まっているのです。いずれ認知症を発症するか、あるいは脳の老化を食い止めて、心身ともに健康に過ごすか――その分岐点は、今現在の過ごし方にかかっている。


物忘れの中でも、危険水域に達していると思われるのは「まだらボケ」といわれる症状。たとえば、「昨日の部下との会話の一部を忘れた」レベルの物忘れではなく、「昨日、部下と会話したこと自体を覚えていない」と記憶の抜け落ちが起きている状態です。体験の一部が記憶からスコンと抜けているから、後で言った言わないの騒ぎになったり、ダブルブッキングをしたり、トラブルに発展しやすくなります。こうなったら初期の認知症を疑う必要があります。


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