川邊健太郎の名言 一覧

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川邊健太郎のプロフィール

川邊健太郎、かわべ・けんたろう。日本の経営者。GyaO社長、ヤフージャパンCOO(最高執行責任者)。設立した会社がヤフージャパンに買収される。ヤフーに入社後、ニュースサイト「ヤフーニュース」の責任者などを務めたのち、動画サイト「GyaO」の社長に就任。その後、COO執行役員兼メディア事業統括本部長、副社長COO兼メディアサービスカンパニー長などを務めた。

これだけ変化の激しい時代に、「さて、情報を集めるか」では遅い。普段から「情報感度」を高めておかなくてはなりません。


なぜ利益にこだわるかというと、利益は課題解決の尺度だから。お客さんに対して、いい課題解決が提供できているから利益が生まれるということです。


スマホの時代になれば、いろいろなゲームのルールがご破算になる。ですからもう一回、ゲームのルールをつくるところからやります。グーグルとかアップルはそれに気づいてOSからやった。我々は引き続きサービスのエリアでやっていきます。


利益にこだわり、目先の改善をどんどんやっていきます。特に上位25のサービスは、改善すればするほど上に行きますから。そういう目先の改善もあるし、もっとイノベーティブにビックリするようなサービスを作ることにも挑戦する。


切り替える時間がないと、人間は潰れてしまいます。土日はメールチェックくらいに留め、なるべく趣味の時間に当てています。ちなみに趣味は「読書」「釣り」などいろいろありますが、特に釣りに関しては、魚がかかるまではボーッとしているしかないので、自然といろいろなことを考えます。そういったときにこそ、アイデアが浮かんでくるものです。


やはりスピード感をもって新しいことにチャレンジしていくのが仕事の醍醐味だと思いますし、私は学生の頃に起業して以来15年間ずっと毎朝、「今日はどんな楽しいことがあるだろうか」と思いながら目を覚まします。


会社なり自分なりの行動指針を持っておくことも重要です。たとえばヤフーの社員は名刺大のカードを携行しており、そのカードには「課題解決って、楽しい」「爆速って、楽しい」「フォーカスって、楽しい」「ワイルドって、楽しい」と書かれています。行動指針があれば、迷ったときにそこに立ち返ることができる。自分の指針、会社の指針は何かを改めて明確にしておけば、自然と行動は速くなります。


迷ったときは「まずやってみる」ことが大切です。特にデジタルの世界では出してから修正する、ということが可能なので、迷ったらとりあえず出してみて、その結果を踏まえてすばやく修止する、というほうが結果的にうまくいきます。もちろん、そうではない業界もありますが、もしそれができる環境にいるのならば、まずやってみることをお勧めします。


情報感度を高めるには「情報を主体的に捉える」ことが重要です。たとえばニュースである会社の不祥事の謝罪会見が流れたとする。それを見て、「大変そうだなあ」ではなく、「自分だったら防ぐことができたか」「自分だったらどういう態度を取るだろう」などと考える。他人事ではなく自分事として考えるのです。すると、「なぜこうなったのか?」といった疑問が出てくる。そして「ではこの情報も調べてみよう」と、必要な情報が集まってくる。情報を主体的に見ていれば、情報はどんどん集まってくるのです。


以前から、時間がある限り社外の人と交流する時間を作るようにしています。人から直接聞いた「一次情報」に勝るものはないからです。


物事を決める際には、自分一人で考え込まずに議論をすることも大事です。それも、できれば自分と立場の違う人がいい。同じ会社の同じくらいの階層の人では、視点が同じになりやすいからです。社外の人との交流を持っておくことは、意思決定の速度を高める意味でも重要だと思います。


どの会社にも同じように「みんなムダだと思っているのに、なんとなく続けていること」があると思います。特に新人や外部の視点からだと、それが見えてくるものです。


私は月一度、中途採用した社員たちと昼食を食べながら、ヤフーのいいところも悪いところもざっくばらんに話してもらうのですが、そこで多く出てきたのが「会議が多すぎる/長すぎる」「会議にコミットしない人が多い」ということ。そこで社内の人に聞いてみると、管理職含め多くの人が同じように考えていた。実に会議のうちの3割はムダであることがわかってきたのです。そこで、会議とはアジェンダを提示し「決める場」だということを徹底し、単なる情報交換はメールで行なうようにしました。もっとも、言っただけですぐに改善されるとは思えなかったので、会議室を利用するのにチャージ(料金)がかかるようにすらしました。ここまでやれば、会議を減らさざるを得ませんよね。


日本は「言霊」の国などと言われますが、口に出したことが実現するという考え方があります。意識を変えるためにはまず「口に出す」ことが先決です。そして、日本には漢字という強力な表意文字があるのですから、使わない手はありません。「スピード」という横文字より、「爆速」のほうが強く伝わりますよね。そして、この言葉を繰り返すのはもちろん、Tシャツにプリントして経営陣が率先して着る、社内のあちこちにポスターを貼るなど、徹底的に伝えるようにしました。もちろん、それだけでは不十分で、「なぜ爆速が大事なのか」の意味を説明する必要がありますし、社内でスピードが評価される仕組みを作る必要もある。たとえば「今週の爆速賞」というものを設けて表彰したりもしました。「今週の」というところがポイントで、四半期あるいは半年ごとの表彰では遅すぎると考えたのです。


額は大したことないのですが、ウォーターサーバーには象徴的な意味があります。もう一回、ヤフーを今までとは違う次元の成長に持っていく。そのためには、現場のみんなを大事にするんだ、というメッセージを打ち出すためにウォーターサーバーを元に戻しました。
【覚書き|リーマンショック後に経費削減のために撤去したウォーターサーバーを歳設置したことについて語った言葉】


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