川端裕の名言 一覧

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川端裕のプロフィール

川端裕、かわばた・ひろし。日本のコンサルタント、行政書士、カウンセラー。日本市民法規事務所代表。北海道大学経済学部卒業後、オリックスに入社。オリックス・コールセンター(株)の設立を担当し、総務マネージャーとして採用、研修、人事労務管理、メンタルサポート、総務、経理、財務、システム運営など管理業務の全般を経験した。その後、独立し日本市民法規事務所を開設。主な著書に『5年後に勝ち組となる就活の極意』『会社を辞めて成功する人失敗する人』など。

私が多くの企業を訪れて実感することは、いまの日本の企業に部下の邪魔をしてやろうという上司はほとんどいないということです。部下を見殺しにするような上司がいたとしても、それを会社が放置することはありません。ですから、自分の新しい提案が組織の硬直した枠組みのせいで通らないのだと思うことなく、コミュニケーション能力を高めて情報を収集し、かゆいところに手が届くような提案を心がけましょう。


提案を通すのに大切なのはプレゼン能力ではありません。それは全体の2割ほどです。残り8割は段取りです。日ごろのコミュニケーションを通じて、上司の仕事を理解し、そのことを上司にも気づかせておく。そういう能力がビジネスマンにとって、一番必要だといっても過言ではないと思います。


自分の提案を上司に受け入れてもらうためには、日ごろのコミュニケーションがいかに大事かということです。上司がどんな仕事を抱え、何を重要視し、何を一番求めているのかを知る必要があるからです。


わからずやの上司や、完全に仕事へのやる気を失っている上司がいて、それがボトルネックになってしまっている場合でも、上司の立場に立ってモノを考えるという姿勢は崩してはいけません。たとえば、その人が仕事ではなく家での時間を大切にしているということがわかったら、提案も「あなたの仕事が楽になって、家に早く帰れます」というところを強調して説得すればいいのです。


新しい提案というのは、現在の状況と未来像とのギャップが大きいのです。上司は自分が理解できないことにイエスとは言いません。でもそのギャップを埋めていくように、細かくステップを区切って状況説明をしていき、上司にとっても会社に利益になるということを順序よく説明できればいいのです。


提案が斬新であればあるほどリスクを伴うことも多いはずです。ルーティンワークに慣れきっている上司ほど、提案を拒絶しがちになります。しかし、いまこの提案を受け入れなければ、もっと大きな痛手を会社が負うことになるということと、そのリスクを上手く越えることができれば大きなメリットを手にすることができるという2つのことを上手く説明できれば、ほとんどの上司がノーからイエスへと変わるのではないでしょうか。


上司の立場を理解したうえでこの提案をしているんだ、ということが上司に伝わる提案をすれば、「こいつ、よく俺の立場をわかっているな」となります。


「この提案が通らないのは上司のせいだ」と、あなたが思っているうちは、自分の意見を通すことはできません。まずは提案書に問題がないか考えてみるといいでしょう。なぜ上司は、この企画にゴーサインを出さないのか、その理由を考えるようにします。たとえば、営業利益を上げることが頭の8割を占めている上司に対し、それ以外の仕事を提案しても聞く耳を持つわけがありません。


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