川上哲治の名言 一覧

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川上哲治のプロフィール

川上哲治、かわかみ・てつはる。プロ野球選手、監督。読売巨人軍監督。熊本県立工業学校(のちの熊本工業高等学校)のメンバーとして全国中等学校優勝野球大会(のちの全国高等学校野球選手権大会:甲子園大会)に出場。優秀投手に選ばれる。卒業後、巨人軍に入団し、一塁手として活躍した。打撃に優れ打撃の神様と称えられた。巨人軍黄金期を支え9年連続リーグ優勝・日本一を達成した原動力となった。引退後は、コーチを経て監督に就任。14年間巨人の監督を務め、そのうち11回も日本一を獲得するという偉業を成し遂げた。

人間の強い、弱いは、自分のもつ哲学からくる意思の強さ、弱さによる。


疲れるまで練習するのは普通の人。倒れるまで練習しても並のプロ。疲れたとか、このままでは倒れるというレベルを超え、我を忘れて練習する、つまり三昧境(さんまいきょう=無我の境地)に入った人が本当のプロだ。


企業に勤めると、冷や飯を食わされるときもある。そのときに愚痴をこぼしたり、腐ったりして、仕事をろくにしない人が多い。成功する人とは、この冷や飯を上手に食べた人であるといってよい。


無駄になる努力はない。


監督の仕事の「大義」は試合で勝つことです。そのために能力と経験を身につけた人間が選ばれている。いかにして試合に勝つか。その一点こそが、唯一絶対の目的であり、それを達成する過程においては、個々のプレーヤーへの同情や感傷などの小義は禁物なのです。


思えば自分が四番打者だったころは苦しくてたまりませんでした。「自分が打たねば勝てないと思っていました。」


周囲からどう評価されるか、という不安や心配から自らを解き放って、自分の想念を「無の境地」に置けば、問題の所在が良く見えるようになります。あとは、その問題を淡々と解決していく。こうすると自分も楽になるし、不思議なもので、だんだんと勘も冴えてくるように思います。


ときに部下や周囲の不興を買うことがあったとしても、大義を表現するために成すべきことを成す。そういう強い信念を持った人間でなければ、リーダーは務まりません。


組織のリーダーは、自らが良く思われたいという我執、とらわれの気持ちを捨てねばなりません。誤解してほしくないのですが、決して冷酷非情な人間になれと言いっているのではありません。いかなる状況においても、自分が率いる組織が達成しなければならない大義を見失わないだけの強さを持ってほしいということなのです。


怖いのは「小義」に惑わされて「大義」を見失うことです。人間は誰しも他人から悪く思われたくないという私心を持っています。とりわけ、プロ野球選手は年俸で生活していますから、試合に出てナンボ、打ってナンボの世界です。その生殺与奪を監督は一手に握っているわけですから「一回くらいはチャンスをあげよう」「たまには大目に見よう」という気持ちも出てきます。しかし、その甘さが勝ち星を逃がす失敗につながるのです。


「勝負に私心を持ち込んではいけない」と正力さん(正力松太郎オーナー)は教えてくれました。私心というのは、我執や色気のことで、無心の反対のことです。情にとらわれたり、批判や中傷を気にして、いまやるべきことに集中することができない状態を言います。


プロ野球の監督というのは孤独な仕事です。ファンや選手が自分の一挙手一投足を注視する中で、冷静さを失わず、適切な指示を出して試合に勝たなきゃいけない。もちろん、人間ですから指示の内容や出すタイミングなど、いろいろなことで迷うときがあります。そんなとき、私はいつも正力さん(正力松太郎オーナー)ならどう考えるだろうか、と考えていました。


野球人である前に社会人であれ。プロ野球選手は野球だけでなく人格的にも社会で認められるようでなければいけない。


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