岩野達志の名言 一覧

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岩野達志のプロフィール

岩野達志、いわの・たつし。日本の経営者。「ロードスターキャピタル」社長。兵庫県出身。東京大学農学部卒業後、一般財団法人日本不動産研究所、ゴールドマン・サックス・リアルティ・ジャパン、ロックポイントマネジメントジャパンなどを経てロードスターキャピタルを設立。

インフラ作りは利益だけを求めていてはできない仕事で、ある意味ボランティアの精神を持った人間が旗を振る必要がある。


これまで大手企業しか買えなかったものを個人でも買えるようになれば、不動産市況そのものの情報がどんどん広がってきますし、大手企業内で囲われていた情報の共有や開示も進んでいくはず。そうすることで、一部の人たちだけが情報をコントロールして利益を上げるのではなく、フェアなマーケットを作ることにもつながる。それが、不動産業界全体の評判の向上にもつながると思う。


昔なら1万人相手に契約書を作ることは面倒すぎてできませんでしたが、IT技術の進展で、今はクリックひとつでできるようになりました。これはイメージ的には、今までは漁師が釣った魚は競りにかけられて落札され、スーパーで切り身に加工された姿でしか消費者に届かなかったのが、インターネットで直接漁師個人から買うことができるようになったほどの変化です。言い方は悪いですが、不動産でも同じように、真ん中で権益を持っている人から、魚を釣った人と最後に買って食べる人たちに、もう少し利益が回るような仕組みを作っていきたい。


賃貸住宅の敷金や原状回復義務についても、従来の慣習に疑問を唱える声が上がり、徐々に変わってきました。海外と比較してあまりに逸脱しているような悪しき慣習は直した方がよく、みんなが少しずつ努力して変えていくべきものだと思いますし、我々もそこに参加していきたい。


同じ100万円を集めるとして、100万円を持っている1人から集めるのも、100円を持っている1万人から集めるのも理屈上は同じはずです。クラウドファンディングという手法で個人のお金をマーケットに引きこむというインフラを整えることで、1万円からでも投資できるという道が開けていけば、間違いなく個人投資家の利益になり、社会貢献にもつながるはず。


大部分の不動産屋はほぼ「自分たちで儲けて、自分たちで銀座で飲んで終わり」で自己完結してしまっていて、我々は社会で何の役にも立っていないという感覚はずっと持っていました。不動産屋がどうしても社会的に見て地位が低いというか、尊敬されないような感じがする理由の一つもそこにあると思います。だから、何かしら個人に利益を還元できる仕組みができないか、と考えたわけです。


日本は優秀な人が大企業に残る傾向があるから、自分はそこからはみ出た方が向いているだろうなとは思っていました。サラリーマンとしてやっていくというイメージはあまりなかったですね。


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