岩城賢の名言 一覧

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岩城賢のプロフィール

岩城賢、いわき・さとし。日本の経営者。ソニー生命保険会長。ソニー音響事業本部の企画管理部長、桜電気(現:ソニーイーエムシーエス木更津テック)社長などを経て副社長に就任。ソニー副社長から新設されたソニー生命に移り、同社をソニーの大きな収益源へと育て上げた人物。

あえて成績トップの社員が勉強会でノウハウを公開するのは、仲間の成功も祈っているから。それぞれが生命保険の仕事に人生を懸けているのです。そのプライドが社内の勉強会を続ける原動力になっています。


理想を目指して切磋琢磨する組織には、独立心と連帯感が同居している。


1994年、ソニーを離れてソニー生命保険社長に転じました。生保事業を率いてまず考えたのは、いかにソニーらしさを出すかということです。ソニーの創業者の盛田昭夫氏の発案で始まった生命保険事業でしたし、金融界では小さい存在ながら社内は活気にあふれていました。独自性を高めようと知恵をしぼりました。


ライフプランナーと呼ばれる男性の営業社員が、お客様の家族構成や人生設計に合わせて詳しい保険プランを作り、その結果をプリントアウトして示す。既存の商品のお仕着せではなく、お客様の相談に乗って、人生に合わせた保険を提供する。その姿勢をパソコンの活用で強調しました。当時は、保険勧誘といえば女性の仕事という印象が強く、決め手はGNPと言われていました。G(義理)、N(人情)、P(プレゼント)というわけです。保険商品より人間関係が契約の決め手となっていたわけです。
【覚書き|ソニーからソニー生命社長になったとき、他社とどうやったら差別化できるか考えたことについて】


パソコンの導入は大きな決断でした。全社員に配ったため費用は5億円近くかかりました。それでもその後、生命保険各社がパソコンの利用を始めて、私たちは先駆者となりました。また、生命保険はひとりひとりの人生設計に合わせて商品をつくるという概念も深まりました。まさにソニーらしいやり方で業界標準を作ったわけです。


社内でライフプランナー憲章を作成しました。ソニー生命の使命と、社員が果たす役割とは何か。お客様の要望をつかみ、それを販売するために社内でどんな協力が必要か。社員が皆で意見を出し合って本にまとめたのです。あえて活字にまとめたのは、私たちが目指す理想像をはっきりさせるためです。そうすれば現状を認識し、理想との差はどこにあるかもわかりやすくなります。理想と現実の距離がわかれば、そこに努力が生まれるのです。


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