岡ノ谷一夫の名言 一覧

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岡ノ谷一夫のプロフィール

岡ノ谷一夫、おかのや・かずお。日本の動物行動学者。東京大学教授。栃木県出身。慶應義塾大学文学部卒業後、米国メリーランド大学大学院で博士号を取得。千葉大学助教授、理化学研究所脳科学総合研究センター生物言語研究チーム・チームリーダー、ERATO情動情報プロジェクト総括などを経て、東京大学総合文化研究科教授に就任。動物行動学の立場から言語やコミュニケーションについて研究をしている。『言葉はなぜ生まれたのか』『さえずり言語起源論』『「つながり」の進化生物学』ほか。

ビジネス界では「報告、連絡、相談」の頭文字を並べただけで、情報の「生産」がないし、創造性もない。「ほうれんそうそう」に補強して、最後にもうひとつ「そう(創造)」をつければ、コミュニケーションに使えるかもしれない。


仕事のうえの批判はきちんとできて、かつ心から嫌い合うことは避ける。言いたいことを言い合い、かつ信頼性を維持するという関係性を作ることが大切です。


漠然とした指示は部下を混乱させる。


コミュニケーションでは場の共有、情報の共有のふたつが共に大切です。どちらかだけでは間違ってしまいます。情報の共有の場合はとかく「情報習慣病」に陥りがちです。メールやネットでつながっていると思い込む「情報習慣病」は、実際には何の情報も行き来していないのに、それだけ仕事をしたつもり、友情を育んだつもりになってしまいます。場の共有では、たとえば相手を殴ったり、抱き締めたりできる。そんな究極的な感情表現もありうるのです。


私は、さえずりから心を伝える言葉ができてきたのではないかと考えています。動物が持っている能力で言葉とかかわりがあるのが歌。歌うのは小鳥ばかりではありません。鯨やテナガザルなど多くの動物が歌います。昆虫にもいます。歌う機能から言葉に至る進化の道筋も実に好奇心を刺激します。


生き物のコミュニケーションがこれまでどのように進化して、人に行き着き、それに伴って人の心ができてきたのかを知ると、小さなことにくよくよしなくなり、少しは生きやすくなるのではないでしょうか。


人の心はコミュニケーションから生まれたものであり、言葉で心を伝えるのがコミュニケーションだ、と私は考えています。心はコミュニケーションを通して進化してきたのだから、自分がコミュニケーション下手だと思っている人でも、実は決してそんなことはない。下手なのだと思ってしまうのは、要請されているコミュニケーションが狭い範囲の能力を指しているからだ。


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