山田佳臣の名言 一覧

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山田佳臣のプロフィール

山田佳臣、やまだ・よしおみ。日本の経営者。東海旅客鉄道(JR東海)社長。東京出身。東京大学法学部卒業後、日本国有鉄道(国鉄)に入社。職員局職員課補佐などを務めたのち、国鉄分割民営化でJR東海に移籍。総務部勤労課長、人事部人事課長、総合企画部東京企画部長、秘書室副室長、人事部長、総合企画本部長、事業推進本部長、常務、専務、副社長などを経て社長に就任。

自分で発案して、自分でぶつかっていく。そういう仕事に就けば、否応なしに自分を広げざるをえなくなります。


30代で人生一区切り終ったなという気持ちで臨んでいました。いざとなれば、新神戸にあった女房の実家を建てなおして、旅館か何かをつくって、そこのオヤジでもやろうかと思っていました。
【覚書き|国鉄分割民営化の時期を振り返っての発言。氏は当時民営化を支持したことで上司から恫喝を受けていた】


鉄道会社の経営はバトンタッチです。いまやれることを徹底してやって、次につなげていく。その繰り返しです。「俺は何をやった」などと言い出すようになったら、鉄道経営者としてはおしまいです。


恐ろしいですよ。はっきり言って恐ろしい。国鉄の愚を繰り返さないように、ギリギリの限度を定めて試算をしています。
【覚書き|東京大阪間のリニア計画について語った言葉。莫大なキャッシュフローを稼ぐJRでも大きな負債を抱えることになるため、リニアの計画には細心の注意を払っているという趣旨の発言】


人間が作ったものは絶対にどこかで不具合が出てきます。ただ、我々の役割を考えると、「1カ月休んで補修します」ということは絶対に許されません。もしそんなことを言ったら、「前から分かっていたのに、どうして準備をしてこなかったんだ」と大きな非難を浴びるでしょう。だからこそ、とにかく元気なうちに将来に備えなくてはならない。


例えば最新の安全装置ができて、東京~大阪間に入れる場合に、いったん止めることはできませんから、毎日新幹線を動かしながら導入しなくてはなりません。そうなると、手を入れられるのは夜中しかない。年間365日、夜中の限られた時間にちょこちょこと手を加えていく。つまり何かをやろうとすれば、数年がかりなんです。すべてが息の長い話になり、バカみたいに先のことを考える必要があるわけです。駅伝みたいな気持ちで経営していますね。


株主利益ばかり追求すると将来の備えやリニアへの投資はできません。我々は日本の鉄道の成り立ちを十分理解してから株を持っていただきたい。株主としては、目先の株主を大切にしろという気持ちになるかもしれません。ただ未来に投資していないと、いざという時にはもう手の打ちようがなくなってしまうんです。


例えば米国がリニアを導入すれば、我々と一緒にやってきた車両メーカーは安くていいものが作れるようになる。周辺が活気づくことで、我々もメリットを受けることはあります。


僕ら自身が海の外へ出て、外国でも新幹線のような鉄道事業を展開しようという気持ちは全くありません。ただし新幹線やリニアで培った技術やノウハウは海外でも生かせます。ですからまずは、今、日本で作っている安全な鉄道システム全体を、本当に必要だと思っていただくところから出発したい。自分たちでも新幹線やリニアを作ってみたいという気持ちになっていただく。まずはそこから進めたいですね。


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