山田ズーニーの名言 一覧

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山田ズーニーのプロフィール

山田ズーニー、やまだ・ずーにー。日本の文章表現・コミュニケーションインストラクター。岡山県出身。福武書店(のちのベネッセコーポレーション)に入社。進研ゼミ小論文編集長となり、通信教育の企画編集・プロデュースの業務に携わる。その後独立。著書に『伝わる・揺さぶる!文章を書く』『あなたの話はなぜ「通じない」のか』『理解という名の愛がほしい おとなの小論文教室。』『話すチカラをつくる本―この一冊で想いが通じる!』ほか。

最初から「論理」だけで相手を納得させるのは難しい。通じるところを探し、理解が生まれたら、やっとロジックがその上に乗ってくる、そんなイメージです。


私が考えるコミュニケーションとは、自分を偽らず、本当に言いたいことを伝わるように伝えること。


できるだけ言葉を削ることは、自分の根本にある考えに近づく方法でもある。短い言葉だと意味がはっきりしますから。


説得や交渉は、正しさを競うゲームじゃないですよね。会話の前に、目指す結果を意識していればそれが分かるはずです。


企画書を書き終えたら、ぜひ提出する前に、もう一度確認してください。果たしてこの企画書は、自分しか書けないものなのか、それとも誰でも書けるものなのか。いまの自分だから書けたのだと胸を張っていえたら、あなたの想いは、きっと読み手にも通じているのではないでしょうか。


メールや企画書を書く際も、好き嫌いの範囲を超えて、その文書を通じて、自分が読み手とどういう関係をつくりたいか、その結果、どんな状況を生み出したいか、そこまで想いを汲み取って表現する。すると、周りから叩かれるかもしれませんが、逆にそれが「いいね」といわれ、一枚の企画書から新しい地平を切り拓くことにもなるのです。


どんな仕事でも、好き嫌いを超えて、自分ならその仕事をどうしたいか、その仕事を通してどんな価値を提供したいのか、想いを引き出して関わってみる。すると、意外に周りから「いいね」という反応が返ってきたり、結果的にそれが、やりたいことにつながるケースも出てきます。


感情をもった文章を書ける人に共通しているのは、投げかけられた問いに対して「考える」姿勢があることです。たとえば、誰かにムカッとしたら、「ムカッとした」と表層的な感情を吐き出すのではなく、なぜムカッとしたか、それはどんな経験からきているのか、じっくり考えます。それは、自分の心の深い部分にある、経験の湖にダイビングして、ポンプのように想いを汲み出す作業です。


まずは、自分が本当に何を思っているのかという、自分のなかの想いを掘って掘って引き出して、言葉にしてみる。目の前の上司や顧客と通じる前に、まず自分と自分が通じる。それが、メールであれ、提案書であれ、企画書であれ、コミュニケーションの大前提だと思います。


ビジネス文書というと、ともすると格式張った言い回しや小手先のテクニックばかりが強調され、いつの間にか肝心なはずの想いの部分が削ぎ落とされてしまうケースが少なくありません。文書を書こうとする前に、まずは自分の想いを言葉にする、そこに目を向けてほしいと思います。


上司への相談メールであれ、新製品の企画書であれ、ビジネスの場面で必要とされる文書には、必ず目指す結果があります。自分が望む状況を切り拓くために、言葉を使って人の心を動かす。そこで大切になるのが、自分の想いを表現して、人に伝えることです。


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