山村幸広の名言 一覧

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山村幸広のプロフィール

山村幸広、やまむら・ゆきひろ。日本の経営者。エキサイト、ダブルクリックの社長。京都府出身、天理大学外国語学部卒業後、アウトソーシング支援会社トランスコスモスに入社。副営業本部長、米国法人取締役、取締役事業企画開発本部長などを経て、トランスコスモス子会社のインターネット広告会社ダブルクリック社長に就任。同社退社後、エキサイト日本法人社長に就任。米国のエキサイト本社が合併や経営破綻に遭うも、山村氏の手腕により日本法人は順調に成長を遂げジャスダックへの上場を果たした。また、米国の女性向け情報発信会社グラムメディア社の日本法人CEOも務めた経営者。

上から「こうしろ」と命じられてやらされる仕事と、自分自身が納得して取り組む仕事では、仕事への意欲はまったく違ってきます。


私は社員とはメールをほとんど交わさないようにしています。少なくとも、私から社員にメールを出すことはまずないですね。重要なことでも些細なことでも、必ず会って話します。メールはやはり、自分の思いを相手に伝え、相手の意見を聞き、話し合いながら決めていく面では弱いからです。


会社の方針転換は、もう百回でも二百回でも同じことを社員に言い続けるしかないですね。「これからは規模ではない。利益重視だ」「ターゲットは、20歳から34歳の、とくに女性に絞り込め」と。


自分の考えに迷いが出るときはもちろんあります。結果が出ないとき、とくにそうです。でも経営の方針を言い続けることによって、自分自身の信念も強くなっていきます。自分で自分を説得することにもなるんです。


私は経営者の一番の仕事は、「毎月25日に社員に給料をきちんと支払うこと」だと思っています。だからこそ、アカウンタビリティ(説明責任)という言葉を大切にしています。社員に対しても、自分の思いと、行動を起こす理由を正確に伝えられることが大事です。


ある社員が新しいコンテンツの企画を提示してきたとします。でも、それが新しい会社の方向性とズレていると感じたら、「たとえこれで多くのユーザーが集まったとしても、私は評価しないよ。新しいエキサイトにはそぐわない」と、何度でもやり直しを命じました。全部の社員が見ている前で、幹部社員と私が事業内容を巡って、問答を繰り返したこともありました。
【覚書き|エキサイトを規模拡大から利益重視に、顧客層も広く浅くから絞り込み戦略に大幅に方向転換したときを振り返っての発言】


私のような会社のトップの立場にいる人間がメールで社員に指示を出すと、一方的な命令で終わってしまいます。それでは、社員が私の言葉に対してどう思っているか、細かな点は吸い上げられません。会社経営としては、大きなマイナスだと思います。
【覚書き|社員にメールを出さない理由について答えた言葉】


社員を説得するためには、まず自分が事業の方向性をしっかり定めていなければいけません。とはいえ、それを自分から言い出すのではなくて、社員が同意できるような形に仕向けていくことが大切です。そのためには、社員に対して質問を投げかけながら、相手の答えを聞き出していくようにします。


最近では先方に提出するビジネス文書の形式すら、なっていない人がたくさんいます。まず、ビジネスマンとしての基本的なマナーを身につけること。そのうえで、話す・聞く技術を磨いていくのが順番でしょう。


私が若いビジネスマンにまず伝えておきたいのは、話す際と聞く際の姿勢がいかに大切かということです。大きな商談になればなるほど、取引先も熟練の担当者が対応するものです。若手のビジネスマンが、いくら口先だけで上手く話そうとしても、簡単に見透かされてしまいます。


ある商談の日、朝9時のアポイントだったのですが、ちょうど交通機関が麻痺してしまうほどの大雪が降った日でした。都心から1時間ほど離れたその取引先に、約束時間にたどり着けたのは私だけ。ほかの営業マンは、みんな遅刻しました。私としては、チャンスはこれしかないと思っていたわけですから、とにかく必死です。すると、対応してくださった役員の方が、「よくきたな」と感心されてその日の午後には、商談が成立したんです。


トランスコスモスに入社して最初の2、3年は不遇の時代があったんですよ。まったく実績をあげることができず、相当悩んでいました。それが24歳のとき、ある自動車メーカーに私がプレゼンに行く機会がありました。その自動車メーカーは、これまでも何度かやり手の営業マンが挑戦していたのですが、上手くいかなかった。そこで、新人の私にチャンスが回ってきたわけです。それが受注できたんですよ。それ以降は、まるで違う人間になったみたいに、営業成績が伸びるようになりました。


よく人から言われるんですが、自分は特別なことをしてきたつもりはありません。スーパー営業マンなんて、本当だったのかな(笑)。
【覚書き|トランスコスモス在籍時代、数多くの成績を残し伝説のスーパー営業マンと呼ばれたことについて語った言葉】


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