山本真司の名言 一覧

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山本真司のプロフィール

山本真司、やまもと・しんじ。日本のコンサルタント。慶應義塾大学経済学部卒業後、東京銀行(のちの三菱東京UFJ銀行)に入行。その後留学し、シカゴ大学経営大学院を修了しMBAを取得。ボストンコンサルティンググループ東京事務所勤務、A.T.カーニーのマネージングディレクター・極東アジア共同代表、ベイン・アンド・カンパニー東京事務所代表パートナー・シニアパートナーなどを歴任し、経営戦略のコンサルティングの現場に約20年携わる。その後独立し、山本真司事務所を設立。そのほか、立命館大学経営大学院客員教授、慶応義塾大学健康マネジメント大学院非常院講師、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科非常勤講師などを務めた。

勇気と謙虚さが大事。恥をかくことを恐れずに外の世界に打って出て、未知のことを「教わる」姿勢を持ちましょう。


人脈はギブ&テイクで成り立つものです。こちらのメリットを期待するだけでは虫がよすぎます。


人脈を広げる意義は、異質なものとの触れ合いにあります。他業界、異文化、そして「違う世代」も、多くのものをもたらしてくれます。


人脈を構築できる人の条件は、「人から『会おう』と思ってもらえる人」であること。人脈を作るなら、会ってもらう価値=「実力」が不可欠。


私自身、意識的に人脈を作り始めたのは40代以降です。いつから始めようと、その人次第で人脈を育てることは可能です。


部下を放任しすぎても、手を出しすぎても、やっぱり最後は自分に仕事がのしかかってくる。それが多くのミドルが疲れている原因だと思います。


新しい発想ができても、人に影響を与えて動かさなくては、何も実現できません。


変化への対応が求められるとき、言われた通り仕事をする人、つまり過去の延長線上で仕事をする人は、あまり必要とされません。企業は新しい製品、サービス、ビジネスモデルを創造するクリエイティビティある人材を本気で求めています。


与えられた仕事だけをやりきるだけでなく、何をやるかを考えられるようになること。「この事業部をどう変えていくか」「いかに新しい付加価値を創造するか」といったことを構想できる人材でなくてはいけません。


中堅のビジネスマンは「自分が頑張る」だけでは駄目です。チームで仕事を回す仕組みをつくらなければ潰れます。


上司に評価される、他部署と調整する、といったことは確かに大切ですが、それだけでは新しい価値を創造できません。顧客、競争相手はもちろん、世の中全体に広く目を向けて自分の幅を広げていく必要があります。


自分の経験を振り返って思うのは、「最大の苦手科目は、最大の得意科目になり得る」ということです。なぜなら、苦手意識があるからこそ、人は意識的な努力を積み重ねるからです。


「自分が本当に情熱を持てる」対象を選ぶことが必要です。努力は継続が大切ですが、寝食を忘れて取り組めるようなことなら、そのハードルをクリアしやすいですから。


真面目でいるだけでは、フォーカスなんてできません。いかに「優等生」の自分を捨てて、本来の自分のやりたいことに忠実になれるか。これもまた、努力を結果に結びつける大きなポイントだといえます。


簡単すぎる目標では、達成感は得られないし、成長もできません。「120%の力でなら、なんとか達成できる」というくらいの目標がちょうどいいでしょう。


フォーカスには恐怖が伴います。それを取り除くには、まず「適度に目標設定をする」ことです。数カ月ごとに、達成可能な目標をつくるのです。それをクリアできれば、「自分が進む方向は間違っていない」と確認できるので、不安感が取り除けます。また、目標をクリアした達成感は、努力を続けるモチベーションにもなります。


情熱をもって取り組めることがないなら、とりあえずいまの仕事で最も興味のあることに集中すればいいと思います。それだけでも、確実に視野は広がります。何回かそれを繰り返せば、自分が本当に情熱を持てることは自然と見えてくるものです。


多くの人がフォーカスできないのは、捨てることが怖いからなのです。その恐れを克服するには、絞り込んで努力することを心の底から納得する必要があります。だから対象への情熱の有無は、とても大切なことです。


勉強するもの将来性は、あまり考えすぎない方がいいというのが私の意見です。これからはこれが流行るはず、といった損得勘定で選んだことは、心の底からの情熱が持てず、努力も継続しにくいからです。


もし、努力の割に成果があがらないと悩んでいる人がいるなら、一度自分の努力の対象を見直して、これはというものにフォーカスすることをぜひおすすめします。言い換えれば、ほかの対象を捨てるわけです。


「何でもやりたい病」とは、様々なことを学び散らかして、何ひとつ身につかないという病です。最近は、「○○くらいできないと乗り遅れる」といった情報があちこちから入ってきますから、焦るのも無理はないですが、学習対象が絞られていないと、限られた時間を薄く分散してしまうことになります。だから何も身につかなくなってしまう。


ビジネスマンとして自分を差別化するための2つのステップ

  1. ビジネス社会で活躍するための基本的ビジネススキル(ロジカルシンキング、マーケティング、時間管理術など)を、その基礎だけ短期間で効率よく学び抜ける。
  2. 他者と差別化できる分野の勉強や研究に、時間とエネルギーを集中させる。

その分野で圧倒的な差をつけるためには、その分野に徹底的に時間とエネルギーをかけなければいけません。もしその分野が好きな分野でなければ、そんなことはできないでしょう。「好きこそものの上手なれ」ではありませんが、好きな分野を選ぶことも、自分を差別化するための大切な条件です。


企業でも個人でも、競争で勝ち残るために不可欠なのは、唯一無二の存在になること、自分を差別化する戦略です。そのためには、差別化できる分野に、時間とエネルギーを集中させなくてはなりません。その際、資源は有限ですから、「これはやる。これはやらない」という「捨てる意思決定」が必要になります。


イチかバチかの人生を送りたくなければ、「仮にその選択が誤りだった場合でも、これをやればメシを食っていくことはできる」というリスクヘッジを用意しておかなくてはなりません。


なんでもかんでも一度にやろうとせずに、「着眼両極、着手単極」でやることが大切です。全体像を見据えながらも、「今年は本業のスキルを高めよう。そのための投資は惜しまない」「来年はお金を貯めることに力を入れよう」というように、ひとつひとつ実行していき、数年間ですべてを実現していくやり方です。これなら中途半端に終わることなく、すべてを確実に実行していくことができます。


注意しておきたいのは「なんでもかんでも一度にやろうとしない」ということです。リスクヘッジができるように本業を頑張る、新しいスキルを身につける、お金を貯める……。一気にすべてをやりたい気持ちはわかりますが、そうすると、どれも中途半端になってしまいます。


私の場合、転職前に銀行で8年間、デリバティブの仕事に携わり、ある程度のスキルを身につけていました。「デリバティブに詳しい人材に対するニーズは、今後もしばらくはなくならないだろう。もし経営コンサルタントの道が駄目でも、給料は下がるかもしれないけど、就職先は何とか見つけられるはずだ」。そう思えたからこそ、転職に踏み切れたわけです。


「いまは人気がないけど、将来性のある分野」を探すのは難しい問題です。ただ、自分の勘を磨くことはできます。お勧めしたいのは、経済や社会の現代史を勉強することです。歴史は数十年周期で繰り返しているものです。それを頭に入れておくと、時代の流れが読めるようになります。あとは、気になる新聞記事を見つけたら、その記事についてじっくり考えて、自分なりの見解を持つことです。情報をインプットするだけでなく、それをもとに自分で考える癖をつけるのです。そうすれば、時代を読む勘は確実に鋭くなっていくでしょう。


私は単に「変わり者」になればいい、といっているわけではありません。あくまでも、最低限のビジネススキルは身につけたうえで、天邪鬼的に自分の差別化分野を探してほしい。ひと言でいえば、「実力派天邪鬼」を目指してもらいたいのです。


自分を差別化する分野を選ぶポイントは、「人気がないが将来性はある分野+好きな分野」を選ぶことです。「いますでに人気のある分野=競合がたくさんいる分野」を選ぶと、差別化は相当難しくなります。だから狙うべきは「人気がない分野=競合がなく、自分が第一人者になれるような分野」なのです。


やみくもにビジネススキルを習得しようとする人たちは、差別化のために「これはやる。これはやらない」という「捨てる意思決定」がまったくできていません。とくに優等生は、捨てることが苦手です。そして、自らの大事な資源である時間を無駄遣いしているのです。


20代後半のビジネスマンに会うと、「負け犬にはなりたくないんです」とこぼす人が少なくありません。彼らの多くは真面目で、ビジネススキルの修得にも熱心です。とくに「これをやらなければ勝ち組になれない」といわれるようなスキルを必死にマスターしようとしています。しかし、そうしたやり方では、いつまでたっても「勝てるという実感」は得られません。みんなが学んでいるスキルをいくら身につけても、差をつけられないからです。


努力とは、自分の「現実」を「理想」に近づける行為なのです。


本気になってぶつかってこそ、つかめるものがあるのです。


よい経営者と称される方々に共通するのは、長期的に進化を続けていることです。本当に成功している人ほど、決して成功にあぐらをかきません。ひとつ成功すると、さらなる目標のため、次の努力モードに入ります。努力の型を身につけ、次々と進化し続けるからこそ、仕事で活躍できるのです。


私は、「仕事は最大の努力をして取り組もう。目先の結果が出なくても、中長期的にはきっとプラスに働くはずだ」と考えるようになりました。そう達観した結果、仕事に対するストレスも軽くなり、新しいクライアントを担当するときも、「失敗したらどうしよう」などと怯えなくなりました。こうした精神状態でこそ、かえってよい結果も生まれるのです。


人の何倍も努力するには、何らかのエンジンが必要です。劣等感や夢は、その代表です。しかし、努力を重ねるうちに、努力し続けるには、もっと良い方法があることに気づきました。努力する対象を「楽しみ」に変えてしまうことです。


自分の努力だけでは、どうにもならないことがあります。学校の勉強と違い、仕事の成果や評価は、自分ですべてをコントロールできるものではありません。たとえば優れた改善策を提案しても、その戦略を選ぶかどうかはクライアントの判断です。したがって、自分の努力だけではどうにもならないこともあると、結果を受け入れる気持ちが必要です。


私の場合は、仕事を楽しむために自分なりの目標設定を工夫します。たとえば同じようなプロジェクトに取り組むとき、前回は3か月で終わったから、今回は1か月半でやろうなどと目標を設定します。すると、やる気も湧いてきます。もちろん1か月半で終わらせれば、自分の成長にもつながります。ものごとは多面的に見ると、必ず熱中できる部分があるものです。努力は楽しめるものなのです。


誰しも、楽しいことなら熱中して取り組めるものです。そして熱中すると、ランニングハイのような状態に入ります。仕事でも、眠く疲れていても、楽しくて仕方がない。こんな状態をどんな仕事でも生み出せばいいのです。


私は若いビジネスパーソンと接する中で、彼らに顕著な3つの傾向を垣間見ました。「生き急ぎ症候群」「成功呪縛」「戦略偏執症」です。生き急ぎ症候群とは、「若いうちに転職しないと取り残される」などと、文字通り生き急ぐ傾向です。まるで20代、30代で人生総決算のように考えてしまう傾向です。成功呪縛とは「成功=お金」「早く成功したい」などの考え方に取りつかれてしまう傾向です。最後の戦略偏執症とは、戦略的なキャリア意識を持たず、仕事をお手軽に変えてしまう傾向のことです。


ビジネススクールの講義なら、まず学期のはじめに、教科書をざっと斜め読みします。序文と結びだけを真剣に読み、あとは読み流すのです。そして、「教授は講義全体を通して何を言いたいのか」の仮説を立て、同時に「俺はちょっと納得いかない」などと、自分の考えを持ちながら批判的に読みます。その上で、細かい知識を学ぶのです。これは一見面倒ですが、非常に効率の良い学習法であることに気づきました。なぜなら教科書にも授業にも、必ず一つの大きな主張があり、その主張のもとに教科書や授業は構成されているからです。つまり、最終的な主張さえ理解すれば、そこに至るまでの論理構成が芋づる式に理解できるのです。


自分の力を極端に集中させると、成果にたどり着く。私は、重要だと思う仕事には、ほかの事を一切捨てて取り組みます。ほかの仕事は断って、アポイントもズラし、雑音を消します。もはや捨てることは怖くありません。それは一時的にバランスを崩しても、中長期的にはバランスが取れると経験則でわかっているからです。


私がシカゴ大学のビジネススクールで最初に目の当たりにしたのは、周囲の学生の優秀さでした。学校の勉強をしながら、アメリカ文化を学ぶ。その両立は正直、私には無理だと感じました。私は、自分の持てる力すべてをビジネススクールの勉強にフォーカスしようと決意しました。優秀なクラスメイトに勝つには、他人の二倍勉強しようと決めたのです。


私は20年前、東京銀行から企業派遣でシカゴ大学のビジネススクールに留学しました。そこで学んだ知識は、現在の仕事に直接的に役立っているわけではありません。それよりも役立っているのは「努力の方法」です。その後、競争熾烈といわれるコンサルティング業界でなんとか食べてこられたのも、そのとき身につけた努力力のおかげだと思っています。


お金や人脈はあえて目標にする必要はありません。これらは仕事で成果をあげれば自然についてくるものです。


私は20代で英語もろくに話せないまま、米国にMBA留学しました。バブルだった当時、日本の留学生が急増していました。おそらく数年後にはMBAホルダーが珍しくない時代が来ると思った私は、とりあえずトップで卒業することを目標に掲げることにしました。何か差別化しなければ、その後が厳しいと判断したのです。


目標に向けて努力する熱意と成功体験は不可欠です。しかし、限界まで頑張っても思うような結果が出るとは限りません。ゆえに現実をあるがままに受け入れる受容力も不可欠です。一見矛盾する心理ですが、この両方を身につけることで成長できるのです。


(英語もろくに話せない状態で米国にMBA留学し、努力を重ねトップで卒業することができたという経験をして)それからは、何でも120%の力でやれば乗り越えられると思うようになり、新しいこと、わからないものが怖くなくなりました。いまでも何か新しいことを手掛ける際には、しばらくの間、人付き合いも断って集中することにしています。そうすれば大抵のことが習得できます。


20代からいわゆるスキルの習得のみに精を出す人もいるようですが、それはちょっと待てと言いたい。人が仕事で思う存分采配を振るえるのは、多くの場合40代からです。日本はもちろん、実力主義のアメリカでも同じで、30代以下の経営者というのは実は多くありません。40代のころまでに世の中がどう変わるかは予測不可能で、いま最新のスキルもそのころには色あせている可能性が高いのです。


ちょっと周囲を見回してみてください。目に入る人がみんな、「自分が一番すごい、自分が一番かわいい」と思っているのです。話し方を考えるなら、ここから出発することがとても重要だと思います。


話し方については、誰かがつくったマニュアルを丸暗記するより、とにかく効果がありそうなことをひとつひとつ試していって少しずつ自分のスタイルをつくっていった方がいいと思います。声のトーンや口の形からして個人差があるわけですから、話し方にはマニュアル化できない部分もかなりあるからです。


話し下手を克服するなら、まずやるべきことは準備です。最初からアドリブの達人を目指してはいけません。準備をして本番に臨むことを繰り返していけば、自然とアドリブも利くようになります。


社内でも社外でも、初めて一緒に仕事をする相手に、あえて仕事に関係のないことをたくさん聞きます。「ご出身は?」「出身校は?」「なぜいまの会社を選んだのですか?」「入社何年目ですか?」「お住まいはどちらに?」とひたすら相手のことを訪ねます。すると、相手に対する理解が深まるのはもちろんですが、より大切なのは、質問された相手が「関心を持ってくれているんだな」と、こちらに好印象を持ってくれます。そうすることで、自然にこちらの発言にも関心を払ってくれるようになります。これから大事な話をする前に、相手に聞く姿勢になってもらえるわけです。


話し下手で悩んでいる人でも、実は話すコンテンツは持っています。話し下手でも、何も考えてない人はあまり悩まないものです。伝えたいことがあるのに、上手く伝わらないからこそ悩むわけです。ですから、話下手で悩んでいる人も、自分の仕事の話や趣味の話を上手く表現できるようになれば、いい話し手になることは十分できるはずです


いくら正しい意見でも、相手を怒らせたら言うことを聞いてもらえるはずがありません。相手を動かせなくては、経営コンサルタントの仕事にはなりません。


目標は「お金の面でも継続できる」ということも重要です。たとえば、いくら情熱をもって集中して努力するといっても、会社員が会社の仕事を捨てたら、クビになってしまいます。ですから、金銭的な安定を確保するためにも必要なことは、70点程度は努力するという戦略も必要でしょう。


最近は、社会企業を志す若者が増えています。環境や介護などの分野がより重要になるのは間違いないですが、本当に自分がそれをやりたいかどうかをよく考える必要があります。「社会的に立派なことをやりたい」という気持ちにとらわれすぎると、選択を誤ることになりかねません。社会貢献に関することは、得られる対価が安い場合が多く、継続が難しいからです。


「このままではいけない」と、努力の必要性を感じている人は非常に多いと思います。実際、行動している人も多い。これはとても素晴らしいことです。ただ残念なことに、「何でもやりたい病」に陥っている人が少なくない。それがせっかくの努力を無にしていると感じます。


人脈とは実力と魅力に基づくつながりなのです。裏を返せば、魅力がなくなれば関係も終わるという怖さもあります。ですから、会うときは毎回真剣勝負です。


しばしば人脈作り自体を目的化してしまう人がいますが、ただ知り合うだけでは何の意味もありません。仕事に生かしてこそ、意味があるのです。そのためにも、「今、自分はどんな仕事をしたいのか、それには何が必要か」を、常に明確化しておきましょう。


私は今57歳ですが、20代や30代の方々と積極的に会っています。彼らの柔軟な視点や、最先端の技術や文化に対する知識は非常に刺激的です。それに対してこちらができるのは、彼らの挑戦を後押しすること、そして彼らの知識を謙虚な気持ちで教えてもらうことです。


自分の仕事やその分野に関する知識を磨き、さまざまなことに興味を持ち、それに対する独自の見解を持つこと。こうした専門性と確かな価値観が、実力と魅力の源になります。


現在、日本企業は業界を問わず、イノベーティブであることが求められています。そこで働く人材にも、既成概念にとらわれない新しい発想が必須です。その発想力は、異質なものとの接触なしには生まれません。


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