山本直美(チャイルド・ファミリーコンサルタント)の名言 一覧

このエントリーをはてなブックマークに追加

山本直美(チャイルド・ファミリーコンサルタント)のプロフィール

山本直美、やまもと・なおみ。チャイルド・ファミリーコンサルタント。「NPO法人子育て学協会」会長。日本女子大学大学院家政学研究科修士課程修了。幼稚園教諭などを経てアイ・エス・シーを設立。著書に『できるパパは子どもを伸ばす』。

上昇志向というのは、「妥協しないでやり遂げることでの達成感」の積み重ねによって育まれるもの。


ルールの助けを借りることで、人は自分の衝動を正しく規制する力を身につけます。そして、それができてこそ自立も果たされる。


どういう手順で進行していくかを考えることは、納期を守ったり、与えられた仕事を確実にこなすために、欠かせない作業。


褒めるときのポイントは、「具体的なプロセスに着目する」「感想・気持ちを添えて伝える」「心持ちの部分を重要視する」の3つ。


円滑なコミュニケーションのためには、まず、追求する欲求の質は人それぞれであることを学ぶこと。


当事者意識が欠如したままでは、本当の意味での仕事の楽しさなど感じることはできない。


その人に「将来性」があるかどうかを判断する際、ひとつのポイントになるのは、「成長しようという意欲」、すなわち上昇志向が感じられるかどうか。


新卒社員に限らず、若い社員に接する場合には、その人の現状だけでなく、その人の「将来性」を感じ取る、鋭い感覚が経営者には求められる。


問題解決能力が高くない人の多くは、問題の解決方法を知らないだけ、というケースがほとんどですので、その方法を学ばせることには大きな意味があるのです。


表面的にはやる気に満ちあふれているように見えても、何事にも妥協する人、つまり、1日くらい遅れてもいいや、とか、100%ではないけど90%は達成できているから満足という発想の人は、最初こそ要領よく渡っていけるかもしれませんが、現状以上の成長はあまり見込めません。


結果だけにフォーカスするのではなく、そこに至る前の粘り強い取り組みを認め、励ますことが大切。そうすることで、彼らの上昇志向は刺激され、「人材」として大きく成長していくでしょう。


上昇志向の強さは、「妥協しない姿勢」に現れます。納期を徹底的に守る、営業目標の達成に最後の最後までこだわる、納得するまで何度も企画書を書き直す……、という姿が垣間見れるとしたら、仮にその人が「やる気を前面に押し出す」タイプではなかったとしても、将来有望な人物だと判断して良いと思います。


「人材」という言葉を辞書で引いてみると「才能があり、役に立つ人」と書いてあります。また、「人材育成」とは「将来のために、有用な人物、専門的な知識を持った人物を育てること」。つまり、人材育成には、「将来のため」という視点が必要だというわけです。


ルールを強制するのではなく、あくまでも、その人なりのルールづくりをフォローする、という姿勢が人材育成のためには必要。絶対的なルールに従わせることは一時的によい結果が出たとしても、それは他律によってもたらされたものであり、そこに留まっていては社員の自立や自走は促せません。あくまでも、自律のためのルールでなければ意味がなく、育てるべきは、状況に応じた自分なりの大小さまざまなルールづくりができる力なのです。


遊んだおもちゃを自分でキチンと片付けるというのもひとつの自律であり、子どもにそれを指導することがしつけです。そのとき、車のおもちゃはいちばん上の引き出し、クレヨンは真ん中の引き出し……というふうにルールを決めておけば、子どもはひとりでもスムーズに片付けられるようになります。つまり、ルールの存在によって、自律が促されるのです。なんのルールも与えずに「さっさと片付けなさい!」とガミガミ文句を言うだけでは、なかなかうまくいきません。こういうルールの力を借りながら、きちんと片付ける経験を積んでいると、そのうち、他人からルールを与えられなくても自分なりのルールを自ずと考えられるようになります。


「自立」のためには、「自律」が必要であり、自分が失敗しがちなことや、苦手なことを克服したいとき、また逆に何かをやりきらなくてはいけないというときに、自分なりのルールをつくることができる人こそが、自立した人なのだと言えるでしょう。


「計画性」に欠ける人は、計画を書いたらそれで満足してしまうケースも多いので、毎日内容を見直すよう助言し、定期的にその内容をチェックし、仕事の進行具合も丁寧に確認しましょう。これが徹底されれば、おのずと結果も伴ってくるはずです。


「計画性」の習慣が身に付いていないのであれば、何よりもまず、ある目的のために、いつ、何をするか、を考えるトレーニングが必要。そのために、効果的な指導法は、スケジュール帳の活用の仕方を教えること。


計画性というのは、一種の習慣です。ですから、それが習慣として身に付いていない人にとっては、「目的を達成するためにまずは計画を立てる」という行為が決して当たり前のことではないのです。


指導を怠っているのに、「できない」ことを責めても、できない人をパニックに陥れるだけ。できないことを怒り続けるだけでは社員の成長はあり得ないことを、経営者の方にはぜひ肝に銘じていただきたい。


仕事がステップアップすれば、タスクも増える一方なのですから、しっかりとしたタスク管理能力の育成は、新人研修のひとつにぜひ組み込んでいただきたいテーマです。


私は子育ての専門家として、周囲の大人が「結果」ばかりを褒めることで、子どもたちの伸びしろを摘み取ってしまうケースをたくさん見てきました。人育ては成長を期待しながらも、「結果」だけではなくそのプロセスを見てあげることの必要性を感じます。


子どもにかかわる周囲全体が子どもを極端に甘やかしたり、その逆であったりするのも問題です。周囲が子どもを甘やかし過ぎると、子どもは社会性に欠けた性格になります。逆に全員が厳しいと、青年期におけるアイデンティティーの確立に悪影響を及ぼしかねないので注意が必要です。


チームを任せた相手を信じ、一切、横から口出しをしないというのは、簡単なようで難しいことです。ですが、経営においても、子育てにおいても、チームリーダーを信頼し、リーダーの頭越しに指示を出さないようにするのが良策です。


管理職としての資質が高い人は上司からの指示を理解しつつも、部下の実情や気持ちへの配慮を欠かしません。それゆえに、そういう人は経営者であるあなたに「物を申す」ことも少なくないでしょう。けれども、彼らの言葉には現場の真実があります。そこに耳を貸さないのは、経営者として決してフェアではありません。


「得意なこと、好きなことを伸ばすことが大事」という考え方にももちろん一理あるとは思うのですが、「別の欲求への興味や関心を育てること」こそが、人を育てるということではないかと思っています。


子どもの世界でも、外で鬼ごっこをするのが大好きな子どももいれば、部屋の中で折り紙を折ったり、パズルをしたりすることに夢中になる子どももいます。その違いこそが、「欲求の種類」。そして、それぞれの欲求の種類にあった役割を与えてやると、自信たっぷりに、その役割を全うするようになります。大人も同様に、それぞれの欲求の種類を見極めた上で人材を配置すれば、つまり適材適所によってそれぞれが大いにやる気を持って職務を全うしてくれるはずです。


若い20代の社員などはとくに、自分には向かないと思っていたことでも、その環境が与えられたことで、視野が広がり、新しい欲求が生まれる可能性は十分にある。ひとつのことしかできない社員よりも、たくさんの選択肢を持った社員を育てる方が、会社の可能性も広がっていく。


社員に仕事のやりがいを感じてほしい、楽しさを感じてほしいと願っているのであれば、まずは、当事者意識を育てること。そのためには、ある程度の責任を負ったうえでの達成感や成功体験を積ませるミッションを積極的に与えることが大切。


「そういう選択肢があったのに選ばなかった、もしくは違う選択をしたのは、ほかでもない自分である」ということに気付かせる必要があります。それによって、すべての責任がいつも自分以外にあるという発想を矯正し、仕事に対する当事者意識、ひいては責任感を育みます。


本人に言い訳の自覚がないのは、彼らにとってそれこそが事実だからです。「言い訳」を聞く側は、そこで本当は何か起こっていたのかを丁寧に見極める必要があります。


大人の場合、言い訳のコアにあるのは、「他責」であり、それは当事者意識の欠如の表れとも言えます。大人たちの間違った対応によって子どものころに備えた自己防衛本能が、やがて「常に自分に非はない」と思い込むメンタリティーに形を変えるのではないかと私は考えます。


子どもの場合、言い訳はまさに日常茶飯事。なぜかと言うと、彼らが、「大人に依存して生きている」というゆるぎない事実の前で、自己防衛本能を働かせているからにほかなりません。そんな彼らに対し、例えば「イタズラしたからおやつはなし!」などという生活を脅かすような対応を続けていると、自分を守るためのさらに巧妙な言い訳を重ねるようになります。そういう意味では大人の場合も「ミスをしたら減給」などといった厳しいルールは言い訳を助長することになりかねませんから注意が必要です。


自分自身が創業者である場合や、会社の規模が小さいうちは、経営者のリーダーシップに多少問題があったとしても、それなりに会社は回っていきます。ただ、会社としてのステージが上がるにつれて、長期的に会社の経営を安定させるためには、誰がどうリーダーシップを発揮するかは重要な鍵となってきます。


人名ランダムピックアップ


経営・ビジネス・投資・仕事・お金・経済的な分野で成功を収めた人たちの名言を収録しています。

ページの先頭へ