山本徳次の名言 一覧

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山本徳次のプロフィール

山本徳次、やまもと・とくじ。日本の経営者。和菓子メーカー「たねや」社長。滋賀県出身。八幡商業高校卒業後、家業を継いで菓子職人となることを決意。東京進出を成功させるなど、同社を滋賀県を代表する菓子メーカーへと成長させた。著書に『たねやの心』『商いはたねやに訊け』『たねやのあんこ 二世経営者に捧げる100の小言』など。

変わっていくというのは前に進んでいくことです。優等生ばかりがいつまでも前に出てたら、進歩はありません。たとえ間違うてたとしても、間違いに気づくことができれば、それによってもっと前に進んでいける。それが大切なんやと思います。


今回、お菓子のパッケージを季節ごとに統一されたイメージに一新して、個装も箱も、紙まで全部変えた。これは大きな投資です。無駄がたくさん出ることを考えると私らの頃はできなかった。ただ現状を大きく変えていくことは私らもやってきましたから、今、新しい流儀でやってるのを見てて感じたんです。ああそうやな、常に変わっていなければお菓子も店も後退していくのやと。


うちのカフェの店に行ったらお客さんと一緒に行列に並びます。待っている間に周りでお客さんが話をされてます。そういうところにヒントがありますね。中でも一番気になるのは待ち時間が長いことです。スタッフは皆必死にやってくれていますが、いつまで待たせるのや、と1人でイライラしてます。後はひたすら現場を見ますね。見たらだいたい良し悪しが分かる。


私が社長のときは、商品自体の開発からパッケージの意匠、工場の機械化と、それこそ隅から隅まで自分が見てましたが、いまの社長は、より大きな方向性を掲げて進めていくというのが流儀ですね。


この3月に名誉会長になりました。30代の初めから会社をやってきましたので、もう代わらなあかんなと。ただ、もう代わったんだからやかましいこと言うなと言われますけど、工場や店などの現場に顔を出すのは相変わらずですね。これは変わりません。ちょっとでも時間があったら現場に行かないと気が済まんのです。


和菓子は人の手をくぐって作っていくので完全な自動化は難しいのですが、それからは設備投資のピッチを上げて、できる部分は徹底的に機械化しました。時にはちょっとやり過ぎたかなとも思いますが、まだまだ機械化は手を抜いたらあかんとも思います。


お菓子はあまり手を加えすぎたり余計なものを入れたりせずにシンプルに作った方が、かえって新鮮な味や食感が出ることがありますね。寒天を使ったものなんかは特にそうやね。


菓子の世界は、商品も店も常に変化し続けています。回り続けている時計みたいなものですが、そのサイクルに慣れてしまってもダメです。お客さんには、常に何を見ても新鮮味と魅力を感じてもらわないといけませんから。


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