山本俊之の名言 一覧

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山本俊之のプロフィール

山本俊之、やまもと・としゆき。日本の経営者。ペットフードのロイヤルカナン日本法人社長。P&G、ウォルト・ディズニー・ジャパン、日本コカコーラなどを経てロイヤルカナン・ジャポン社長に就任。

当社の戦略として、価格を下げて品質を落とすことは絶対せず、むしろ品質を追求します。その結果、製品の平均売上単価は確実に高まっており、不況に対する耐性があると考えています。こういう経済状況にあっても、とくに日本の生活者はストーリーのある高付加価値品にはお金を使っていただけるとあらためて実感しています。


当社は製品アイテムが非常に多く、細分化されています。なぜなら、品種、犬ならサイズ、齢、ライフスタイル、健康状態によって必要とされる栄養が異なるからです。それらの個々の栄養要求に応えるため、50種類余りの栄養素を最適なバランスで配合してフードを作っていった結果、製品数は全体で約175種類以上に上ります。決して効率がいいわけではありませんが、犬や猫の健康を最優先することが私たちのミッションだと思っています。


あえてペットオーナーに目を向けた製品開発しないことを心がけています。ロイヤルカナンの価値観は「Dog and Cat First――すべては犬と猫のために」であり、犬や猫考えます。例えば、当社のフードのにおいはオーナーには強く感じられるかもしれません。また、形も見た目に楽しいわけでもありません。でもそれは、栄養バランスや形、大きさ、においまで、すべては犬と猫のために作られているからです。結果的にペットが健康で長生きすることが、何よりもペットオーナーのためになります。


犬の一層の小型化が進んでいることもあり、ペット市場は出荷量、出荷金額ともに下落しています。ただ、ペットのオーナーはより品質の高いペットフードを食べさせたいという思いが強く、当社の製品は高価格でありながら、ここ数年売上が伸びています。


当社の特徴のひとつは販路です。動物病院、ペット専門店、ブリーダーという専門家を通して製品を販売しています。当社のフードは、個々の犬や猫に合った製品をお届けするために多品種で細分化されています。そのため、専門家に栄養学の見地から最適な製品を選択し推奨していただくことが必須です。特に、療法食は病気の犬や猫に合わせて栄養バランスが調整されているため、現在の健康状態を獣医師が診断し、症状に合った食事を選んでいただくことが重要なのです。


当社は、専門店の方々と共に考え、実践し、共有し、学び、売り上げを伸ばしていくネットワークができるようお手伝いしたいと考えています。店舗同士がつながってネットワーク化できれば、大きな力になります。


小規模のペット専門店が活性化していくには、お客様との関係が強まることが不可欠だと考えています。そのために、ペットの専門家として栄養学やペットの専門知識を伝えることで、お客様の「こ店から買いたい」という強い動機づけが生まれることを期待しています。


動物病院で販売されている製品が、当社販売数量の3分の2を占めています。当社の動物病院の営業は全員が獣医師の資格を持っており、入社後も犬や猫の最新の臨床栄養学をしっかり学びます。彼らは動物病院の診察時間が終わった後、獣医師や動物病院のスタッフの皆様を対象に、栄養学や食事療法に関するセミナーや勉強会を開催しています。会社全体で年間5000回を数えます。ペット専門店についても同様の活動をしています。専門家の皆様には「栄養学・食事療法食ならロイヤルカナン」という信頼をいただいています。


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