山岡荘八の名言 一覧

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山岡荘八のプロフィール

山岡荘八、やまおか・そうはち。日本の歴史小説家。新潟県出身。無線電信講習所本科電機学校卒業。印刷所の文選工、雑誌編集者などを経て小説を執筆。代表作に『徳川家康(全26巻)』『海底戦記』。

家康は、自分の財産というものはない、そういう考え方をしていた。徹底した仏教信者でもあったので、一切の財産は預かりもの、必ず国民の生活にプラスになるように使わなければならない。そういうことから、この金はお前に渡すけれど、お前のものではないのだから、自分のために使ってはいけないということを、いつも3度繰り返すのが常であったということです。ですから貯蓄をすることは自分のためであると同時に、いつでも国の繁栄のため、家の繁栄のため、ということにつながっていたわけです。それがかなり徹底していたと思うんです。


家康はケチンボといわれるほどの倹約化で、これは貯蓄だけでなく、モノも非常に大事にした人なんですよ。ご存じのように、戦国時代、百何十年も戦争が続き国民すべてが貧乏の限りを尽くして、すべてのものが足りない時に武士はまだ行政官として生産面にたずさわらない。ために倹約を第一の美徳とし、自分も率先垂範の実を上げるため、麦飯を食い、1枚の着物も1枚の小判も大事にした。


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