山口康寿の名言 一覧

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山口康寿のプロフィール

山口康寿、やまぐち・こうじゅ。日本の経営者。百貨店や駅などで靴・鞄の修理、合鍵制作などを行うミスターミニットを展開するミニット・アジア・パシフィック社長。東京出身。慶應義塾大学経済学部卒業後、ユニーに入社。その後、南カリフォルニア大学経営学部大学院でMBA取得、イブ・サンローラン・パルファン社長、ゴディバ日本法人代表、カルバン・クライン日本法人代表などを経て、ミニット・ジャパン(のちのミニット・アジア・パシフィック)に移り、社長を務めた経営者。経営不振の同社の経営再建を成し遂げた。

社長に就任した年、当社は業績低下が何年も続き、ついには赤字に陥っていました。不採算店のリストラを含む大改革が必要でした。リストラ対象を決める際、本来なら利益を基準にすべきですが、複雑になりがちです。私は誰にでもわかりやすい基準を設けることにしました。年商4000万円、2000万円、1000万円を区切りとして、直接指導する店、改装などの手を加える店、閉店もしくは業務委託に切り替える店に分類しました。それにより社員の納得を得ることができ、業績は急回復しました。


部下に指示を出すとき、結論を先に伝えるのが大前提です。表現もできるだけ平易にし、盛り込む要素も3つまでに絞る。さらに私の場合、3つのうち2つは、現場の従業員が見聞きしたことのある事柄と決めています。人は理解できないことには拒否反応を示します。号令、命令、訓令を届けるには、受け手の共感を得られるかどうかも計算に入れなくてはなりません。


社長に就任して間もないころ、英国本社から2か月ごとに上司が来日していました。上司は私に問題点と解決策の提示を求め、私の報告を聞いては内容をメモに書きつけました。次回の来日時に、メモをもとに一点ずつ確認するのです。それにいちいち「終わった」と答えていきました。半年ほどで口頭試験は終わり、チェーンストアの大事な戦略である出店に関しても事後承諾で済むようになりました。実力を認められたのです。


状況を見て勝てそうなときは攻めよというのが軍隊用語でいう「訓令」です。これは、訓令を与える相手に自主的な対応能力が必要で難しい。訓令を与える相手を見誤ると、組織に混乱をもたらしてしまいます。


百貨店や駅構内を中心に国内約300の靴修理スタンドを展開しています。各拠点の従業員は1から2名です。彼らを動かすために意識しているのは、軍隊用語でいう「号令」または「命令」型のコミュニケーションをとるということです。号令とは、準備を進めてきたことに対して最終的なゴーサインを与えることで、ある拠点を攻略せよというのが命令です。日常的に同じような仕事をこなしている人たちには、号令、命令がなじみます。


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