山口勉(経営者)の名言 一覧

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山口勉(経営者)のプロフィール

山口勉、やまぐち・つとむ。日本の経営者。「でんかのヤマグチ」社長。東京出身。松下通信工業(のちのパナソニック モバイルコミュニケーションズ)勤務後、「でんかのヤマグチ」を創業。著書に『なぜこの店では、テレビが2倍の値段で売れるのか?』。

会社を成長させるのには10年、20年という長い時間がかかりますが、潰れるのは一瞬です。ちょっと油断すれば、会社は倒産し、社員を路頭に迷わせてしまう。


大企業になることがヤマグチの目的ではありません。小さな会社であっても、小さな会社なりの商売や幸せというものがあるはず。


ヤマグチのやっている商売と量販店の商売は違うもの。ヤマグチはヤマグチなりに自分たちの商売をきちんとやっていけばいい。


「お客様のために働く社員のためのお店」と考えて社員を守り、社員たちとともにお客様の満足を追求したことが今につながっています。


商品の価値は、その値段だけで決まるものではない。素晴らしい付加価値があれば、高い商品でも買ってもらえる。


資金力がまるで違う量販店と商品の値段で争っても、小さな販売店が勝てるわけがない。


社員がたった50名という規模であっても、始めたからには長く続けるべきでしょう。それが商売というものです。


不安を抱いているだけでは何もよくなりません。


会社の状態を常に把握しておくことが日次決算の導入理由でしたが、社員にとってもいい影響を与えてくれました。日次決算だと、担当者ごとの成績が毎日分かります。「きのうの自分の粗利率は○○パーセントだけど、あの人のほうが××パーセントも高い」。そう、お客様への対応をしっかりやっている社員は、その働きぶりが粗利率に反映されています。粗利率が低い社員は、毎日の数字を見ながらもっと頑張ろうと思うことができるのです。


人間だと、調子が悪いとか、風邪ぎみで熱があるときには自分でも分かりますし、人に伝えることもできます。しかし、会社は放っておくと何もしゃべってはくれません。気づいたときには手遅れという事態を防ぐためにも日次決算は重要です。


掛け売りをやっていたころは、契約をして、商品を届けた時点で、会社にはまだ一銭も入ってきていないにもかかわらず、「よーし、売れたぞ」なんて喜んでいましたが、掛け売りを続けていると経営体質に甘さが残ります。


「これをやったら喜んでいただけるだろうな」と思うことを社員がみずから考えて実行しよう。お客様が困っていることがあれば、ヤマグチの商品でなくとも家電全般のトラブルを解決しよう。いや、家電に限らず、どんなことでもやろう。


ただ単に売り上げを上げるだとか、お客様の数を増やすということが目標であれば、それはとてもつらいことかもしれません。しかし、ヤマグチにおいては、粗利率の高さはお客様の満足の証。社員は、お客様に満足していただくためにも精一杯働こうと考えてくれるのです。


どうするべきか悩んだ結果、私は粗利率を上げるという答えを見つけました。売り上げが減少しても、その分粗利率を上げれば、同じだけの利益を確保することができます。


近隣に大型家電量販店が続々と進出してきたことで経営難に陥ったとき、頭の中は、社員を守るということでいっぱいでした。彼らを路頭に迷わすことはできません。それに、社員一人を採用するのに、だいたい100万円以上のお金をかけていました。せっかく来てくれた優秀な人材をリストラすることになれば取り返しがつかない。そもそも規模の小さな会社ですから、うちに来たいと思ってくれる人が大勢いるわけではないという事情もあります。


一目見て分かるように営業車をシマウマ柄にしたのは35年ぐらい前のこと。また、お客様がお店に立ち寄る機会をつくるため、毎週末のイベントを30年以上続けています。小さな工夫を積み重ねた結果、ありがたいことに今年の5月、ヤマグチは創業50周年を迎えました。


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